大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2286)林兼産業 日記(分)

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

林兼産業

(東証一部/食料品)

株価

579円(人々は、逃避行は続き新天地は見つからない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20201114115217p:plain今日は分析。11/13付でPBRでトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表にかけ2018/1/26と2020/11/13比較でROEをあげているものからチョイスして分析します。PBRでトリガーを満たしてるのにTOPIX最高値時よりROEをあげているもの・・つまり高い日より株安してるのに質はあげているものを拾う意図。対象12銘柄。林兼産業。食肉加工中堅。食肉、養魚用飼料が主力。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年11月13日に取得。

業績

食肉加工品メーカーで、セグメントは以下みたいな感じ。

畜産食品(ハムとかソーセージ)と飼料が中心で利益は飼料中心ですね。

f:id:kamomenotoushi:20201119211522p:plain

長期に減収感ある。ずっと後退感あるんだけど2005年位から薄利で純利益では赤字もちょくちょく。も、2016年以降は利益が安定してBPSも伸びだしてますね。

元々薄利なものもあり好調といっても営業利益率で1~2%の差で利益がかなり違う感じですね。原価率推移や販管費推移見ると原価率は下がってるですが実質横ばいに近いかな。

その意味で利益で状態測るのはしんどい気がしてBPS推移あたりで見るのが良さそう。

2Qで一応増益です。も、計画は減益ですしだいたい4Qは赤字で下半期赤字の計画くらいなのであまりいいと見るのもどうかみたいなところは。まあ通期では利益でBPS増えそうなのでまあいいのではないか。

 

財務

 財務は悪いけど良化してる。2013年からは剰余金マイナスも脱しその後も伸ばしてますね。とはいえ借り入れはまだまだ重く楽になるまで道のりは長そう。

固定資産なども大きく、そのへんはいかにもメーカーですね。2017年以降有形固定増やしてますね。投資を回わしてるとなりそう。リース資産とか増やしてそうですね。配当は復活しましたが返済が多そうで銀行のためにはたらく会社感は。

CF

 営業CFは乱高下ありますね。まあでも普通に出てますか。投資は必要ですね。も、FCFは出てるので回ってる感じです。余裕分は負債返済に回ってそうです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い
週足でさげ
月足でさげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2015年に1950円の高値まで急騰しその後は調整というよりは下落かな。764,1020、520、795、448と安値高値の切り下げで明確なる下落ですね。これが448で止まったと見るか否かですね。3月安値からは448、620、533、625、560と一応切り上げに転じてます。なので底は560とか453とか448あたりのうちで好みで。


ファンダ的には、冴える感じではない。減収傾向は拭えない感はある中で薄利の純赤字連発からは少し利益率をあげてBPSくらいは増えるようになってきたかな感。も、薄利なのでちょっと崩れると赤字になるのでそのあたりの注意は要しそう。

財務は悪いです。借り入れは重く現在は返済優先となりそうでかなり銀行のためにはたらく会社感。

・・・なところですが、よく言うなら財務などに改善余地伸びしろは豊富とは見れそうです。現在の水準から増配などに向かえば妙味にもなるのかなあとおもわないまでもないですが、まあでも還元に余裕が出るのは先になりそうですね。

で、評価ですがPERは「賃貸用不動産(大阪市港区)の売却益7億 81 百万円の計上」もあってあまり当てにならない感じですがPBR0.6ほどは意外に林兼産業としても低い水準にようです。財務悪いが故のレバレッジでわりと高いROEにも出ていて黒字が続くなら案外BPSなども伸びそうでそういう意味では手出しも悪くないかもです。一方低評価化は安定期に入って変化の速さが落ちるのでは?という警戒もあると見れなくもないですが。でも意外にありかも?とは少し。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2286

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2286

IRBANK:https://irbank.net/2286

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにない感じ。

モニターとMacBookAirほしいなぁとか思ってるけど両方買うと20万近く行くんですね。

モニターは選択でもっと安いのも選べますけど。

買えないことはないけど、ぐりぐり買うのはブレーキが掛かる感じです。

とはいえ以前より消費の自由には手を伸ばす感じにはなってきてるのでこのへんも将来は。

経済的自立の中の消費の自由をこの手に。なんて。

地位材という文脈には入らないなら手にできるという希望も持ててます。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)

(5185)フコク 日記(分)

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

フコク

(東証一部/ゴム製品)

株価

725円(人々は、破れ落ち延びた失意の底からもなんとか歩みを再開してきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20201114114852p:plain

今日は分析。11/13付でPBRでトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表にかけ2018/1/26と2020/11/13比較でROEをあげているものからチョイスして分析します。PBRでトリガーを満たしてるのにTOPIX最高値時よりROEをあげているもの・・つまり高い日より株安してるのに質はあげているものを拾う意図。対象12銘柄。フコク。自動車向けとかのゴム製品。ワイパーとかが強いって。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年11月13日に取得。

業績

 以下のセグメント。

・機能品(ワイパーブレードラバー、シール部品/ラジエータ用パッキン・等速ジョイント用樹脂ブーツ)
・防振製品(ダンパー、ロッド・ブッシュ、ビスカスマウント、鉄道車輌・鉄道軌道用製品)
・金属加工(燃料タンク、プロペラシャフト、コンパニオンフランジ)
・ホース(インタークーラーホース、ウォーターホース)
・産業機器(超音波モータ、細胞培養バッグ/組織培養培地、マイクロ流路チップ)

ワイパーブレードラバーのシェアでは圧倒的NO1みたいです。

が、それの属する機能品の利益率4.7%とかであるし、会社総体でも営業利益率5%行かない程度で、価格競争優位性があるのかは疑わしいというのが第一印象。

f:id:kamomenotoushi:20201117204849p:plain

 

でも、長期に売り上げは地味に伸びてる感じで利益も安定的ではありBPSは右肩感はあります。も、リーマンとかは利益はかなり押されて純では赤字。で、2018年以降は減収減益傾向を見せて今期2Qではリーマンでもなかった営業赤字まで。

「受注の回復がみられる地域もありますが、大幅に操業が低下しています。このような状況を受けて、当社グループの受注も大幅に減少し」

通期ではまだ黒字だとしてますね。計画通りにいけばリーマンよりはマシに通過になりそうな気配です。

現状はリーマンあたりをなぞるか否かくらいですね。その他原価率も販管費率も一定くらいに見えるところでいろんな意味で売り上げですね。その意味で今期はだめです。

 

財務

 大きな感じでは財務は横ばい。2018年まではゆるやかに純資産も伸びてましたが、それ以後は減少に転じてますね。というか純赤字が続いてますね。特別損失がらみ。

その中で借りれも増えてきて財務が悪化してる感じ。とはいえ現金自体は多めで業績後退局面でも倒産とかそういう危なさはなさそうに思えます。

 

CF

営業CFみると安定感を感じます。かなり安定的。さすがに2020年は規模が落ちて今年はより厳しそうですが、業績後退局面においても事業自体はかなりの底堅さを感じるところです。

ただ投資は継続的にかかる感じでFCFは余裕あるというほどでもなさそうで配当出して借り入れ返したら終わりくらいの感じもあり、現状維持感ありますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいからあげ
週足でさげ
月足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、目先もみあいから高値ブレイクし直近高値を抜いた感は。も、週足で見ると絶賛下落でそのなかで少し反発したくらいですね。月足でわりと下げ止まり反発感もでてるので、これを長期上昇トレンド転換とみるかどうかですね。

やはり3月安値491はみておきたい。よってここを底にみるのが。あとは7月安値の600とか10月635などを基準に見るのがいいのではないか。


ファンダ的には、低PBRなのでいい感じだったらある意味困るところはありますが、部品シェアNO1といってもそれほど収益性が高いというわけでもなく環境悪化時はしっかり業績も悪くなるし目先はその業績が悪くなってるときとなりそう。財務もよろしいわけでもなくかつ悪化傾向。まあ倒産懸念まではなさそうに思えるけど。

も、CFはかなり底堅くこのあたりはさすがにシェアNO1商品もあるという印象。まあ投資も必要で自由になるCFは少なさそうで借り入れ返して配当出したら終わりみたいなところはありそう。

安ければ。

PBR0.43とかはなにげにかなりフコクとしてもあるいは状態の絶対的視点でも見てもなかなかありなのではないかと思えるくらいは評価低い水準に見えたりします。まあ、ちょっと調子悪くて特損祭りしてるようなところもあるからこの辺が落ち着いたらわりとみなおされるやも?とかは。

まあ、落ち着くかはまだ不透明感あるし、それ以前に基本低評価定着でPBR0.8もほとんどマークしてないみたいなところがありますが。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=5185

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5185

IRBANK:https://irbank.net/5185

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないです。エクセルの無料のやつはちょくちょくダウンロードされてるのですがなかなか有料版にまではいかない傾向はいあって。

使い方が分からないというのがかなりありそう。

動画頑張って作ったので以下リンクなどみてくれると少しは分かるかもしれない。

kamome FP - YouTube

各テンプレの動画解説してるゆYouTubeチャンネル。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)