大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2371)カカクコム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年1月11日取得。

比較銘柄

カカクコムとその他

株価

1921円(人々は、スターダムに登りつめるもそこでも波乱万丈にしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2371 3930 2454 9433
企業名 カカクコム はてな オールアバウト KDDI
市場 東証一部 東証マザ JQS 東証一部
業種 サービス 情報通信 サービス 情報通信
時価総額(億) 4045.7 79.5 69.6 67477.9
株価 1921 2780 513 2665
決算期 2019/03予 I 2019/07予 2019/03予 2019/03予 I
予想売上(億) 520.0 25.2 154.0 51,500.0
予想営業利益(億) 252.0 3.5 3.8 10,200.0
営業利益率 48.46% 14.04% 2.47% 19.81%
予想純利益(億) 170.9 2.4 2.2 6,200.0
EPS成長率(年複利/期間) 22.4%/10年 #N/A #NUM! 10.8%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 19.1%/9年 #N/A 1.6%/9年 8.3%/9年
PER 23.59 32.69 30.52 10.32
PBR 10.51 4.83 1.91 1.53
ROE 44.6% 14.8% 6.3% 14.8%
ROA 40.0% 13.3% 4.0% 9.4%
配当利回り 1.87 0 - 3.75
配当性向 44.2% 0.0% #VALUE! 38.7%
総資産(億) 427.7 18.3 55.5 65745.6
自己資本(億) 335.7 15.3 35.8 37737.0
自己資本比率(%) 78.50 84.00 64.40 57.40
一言感想 あげあ あげあ 増収足踏み あげ

 今週は比較。継続高ROE企業(

http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/02/28/000000

)上位で2016/2/12日比較でPERが低くなっているものからチョイスして比較。安定していいけど結構安くなっていそうなものを意図。比較の会社と数字は上記の通り。カカクコム。価格比較サイトと食べログ。比較に有名WEBサイト。ゲストに最近親っぽくなってるKDDI

カカクコム。完全無欠のWEBサイトとか言いたくなりますが懸念点もありまして、成長性鈍化が見て取れます。2017、2018と今まで見せてた利益成長から物足りないとみれなくもなく今年も10%増益程度で推移してますので2016年以前の15%20%の成長率が出るとはあまり見ないほうがいい気がするところだし、もっと成長鈍化も想定シナリオに入れておくのがよろしかろうと思います。とはいえ10%程度の増益でも利益率ROEなど市場でも屈指の優良企業というのは変わらないところであとは評価かな?って思うところです。財務。極めて健全で規模を拡大している財務。も、2018年にはおそらく初めてかも。純資産の前年割れを見せてますね。たぶん配当あたりかと思うけど。一方で増益でROE向上となってるとなりそうで別に悪くないですが。CF。右肩上がりで来てた営業CFが2018年で前年割れ。まずはこれをどう考えるか。一方で2018年に大型投資。これは買収のようですね。どれとは言ってないみたいですが複数の会社を買っているようです。成長力をが落ちたのを買収に活路を見出しているみたいなところかもしれません。同時に株主還元に熱心です。自社株買いも多く還元性向は相当高い水準。同時に現金を増やしてますので自社株買いはしばらくゆるやかになるかもしれない。

はてな。ネット企業としては古参の方になると思うけど上場で何かを掴んだのか売上が加速してきてます。決算説明など聞くと法人向け事業がすこぶる順調なようです。一方で利益は足踏みが続いてますね。まずはこれが売上に追いつくか。追いつくなら面白い展開になりそうでもあります。財務。財務は盤石な方。そして規模拡大が急速に進んでますね。自己資本比率も改善となるので規模を求めて財務体質が悪化というものでもなさそうです。CF。営業CFは横ばい程度。2018年には投資をかなりしてそうですが有価証券買ってる面が大きそうですね。設備投資という意味では比較的マイルドです。事業的には規模拡大にあまり投資は必要なさそうで、FCFと現金見るに余裕有りとなりそうですね。お金は結構持ってますが無配が続いてます。そろそろかもしれません。

オールアバウト。売上も減らしてきたりずっと薄利が続いてきたのですがここ近年は大きく売上を伸ばしてきてます。また利益はここ数年は足踏みでも過去の低迷時よりは大きく伸びと明らかに何かを掴んだ感じの業績です。決算説明見るとコンシューマ向け事業が大いに伸びているようです。サンプル百貨店だって。オールアバウトなどのマーケティング部門も峠を越えた感もありこちらも順調と規模拡大ができてきて利益が出始めたみたいなところがありそうです。もっと伸びてくるなら非常に面白いかもしれません。なのですが2Q出て売上の伸びも物足りなく赤字で通過となかなか難しい決算。もうちょっと細かく見るとゲーム部門を切り離していたり人件費などの高騰に理由があるようです。コンシューマ事業自体はまだまだ売上が伸びているようでまた会社としては今季は投資期としているようでそのあたりも踏まえるとまだ見捨てるには早いかな?感はするところです。

評価。カカクコムは成長性に陰りは見えてきてる懸念もありますが、その他各数字ケチのつけようのない優秀な会社。やっぱり。FCFは潤沢だし還元も熱心。買収で成長も諦めてるわけでもなく。PER23ほどはカカクコムにつけられてきたものとしては平均的な水準もじゃあ成長がなくなったとしてPER10とかになるというのも想像し難く。そう考えると妥当とも思える水準で普通に妙味あるんじゃないかと思うところ。

はてな。法人向けの成長は目を引くところがあります。利益も売上についてくるなら目覚ましい躍進もあるにはあるかもと思います。ただ株価が利益期待を織り込んでいるような水準にも思えます。法人向けが繁栄していくという根拠があるなら結構いいかもです。利益伸びないといずれ厳しくなりそうです。

オールアバウト。売上伸びるも利益はあまり伸びないとなかなか見た目も悪いですが理由もありそうで会社も投資期としているのでまだまだ未来はありそうな気もするところ。株価的には見捨てられたとなりそうですね。このあたりをどう考えるか。PER30保持は全然高い気もしますが売上がもっと伸び2018年あたりの利益も破って売上が利益についてくるとするならこのPER30も基準にならないかなって気もします。もちろんこれはいいシナリオになります。利益が今の水準で落ち着くならやはりまだまだ高いとされそうにも思えます。

KDDI。携帯電話が国にちょっかい出されたりもう成長しないだろ?なんて思われてそうですが、今の所増収増益が続いてますし2Qも堅調に通過。財務も悪いことないし営業CFあたりも伸ばしてきてるし設備投資こなしてFCFも出て最近はカカクコムの大株主になってたりと大きな手も打ってきてるとわりと順調だしアクティブです。PER10程度ですね。もちろん高成長とかはないと思いますが今現在及び今までの会社の状態と評価からは妙味あるんじゃないかと思います。今後はどうか?はそうなんですけどね。なんですが毎年カカクコムも買いかねないCFもありそうでそう簡単にはむざむざ何もできずにってのはどうですかね?

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い
週足であげてさげ
月足であげてもみ合ってる感。
確認。

売買判断

テクニカル的には、 2013年辺りに大いに伸びるもそこからもみ合い色強く。も、一応高値は2354、2497、2664と高値は切り上げているので上げとも言えなくもない。一方1286まで来てるのでやっぱりもみ合いの色が強そう。当面は1286を底抜けするか2664を破るかというところですが、今のところは1286を見ながら2664突破を考えてみるのがいいんだと思います。1286に近づくなら買うとか。
ファンダ的には、成長鈍化懸念ありも様々やっぱりとても優秀。PER23程度なら悪くもないと思えるところ。短期的にはもうちょっと売られるはあるかもしれない。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 連休明けでまだ通常モードになってません。

なのであまりいろいろみれてません。

とりあえず今日は増えたみたいと言うか評価損益が高くなるを増えたと言えるのか疑問に思ってるけど。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表

含み損になったものの処遇(投資Q&A)

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なにか投資に関する質問があったらかもめが答えてみるという企画

たぱぞうさんがやられていることのパクリです。

www.americakabu.com

 

答えられない、答えたくない質問には答えませんがそうでなければできれば答えたいと思ってます。

今回の質問Q&Aは以下です。

まとめて2つ

 

こんにちは。 長期投資の方に聞いてみたいことがあります。 僕は投資初心者なのですが長期投資で買った株が現在すごく下がってしまいました。 もしこのままずっと下がるのかと思うと損切したほうがいいかもですが、怖くてできません・・・。 長期投資の方は思った以上に下がるときはどうしていますか? 我慢したほうがいいのでしょうか?

 

その場の回答はこちら 

 

含み損のNISA口座の処遇について悩んでます。 NISAでも損切りすべきだと思いますか? 5年後と言われても先のことすぎて、含み損がなくなる可能性とさらに拡大する可能性を測りかねてます…

 

その場の回答はこちら 

 

どちらもマシュマロ経由ですね。

marshmallow-qa.com

似たような質問です。より多くの人が直面しやすい問題と言えるんじゃないかと思います。特に2018年末は大きな株安もあり含み損になって持て余している方も多いんじゃないかと思います。

かもめ曰く

含み損が出た場合ですよね。NISAは損益合算ができない分より厳しい部分もありますが、それを踏まえてもそれを損切る切らないは以下の視点が大切かと思います。

 

ひとつ、その投資、取引に優位性が残っているのか?狙うべき優位性があるのか?という点。

ふたつ、その選択よりいい選択肢はないのか?

みっつ、期待を裏切られた場合出てきうる損失は許容できるのか?

よっつ、利確とのバランスはどうか?

 

ひとつめの優位性ですが、これはその人の投資スタンスによって違うと思います。

株価が上がっているという値動きの優位性(端的には順張り)を見ている人は株価下がってるとなった場合はその優位性は失われたとみなすべきことで損切るべきです。

またどの時間軸で優位性を確認するかというのも意識してあるべきです。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 自分の場合、その企業を再度確認し成長しているか?割安と言えるのか?株価が上がらなくても配当でカバーできれば十分とできる利回りにあるのか?を考えます。

 

自分としては重要な部分は、今の損益は考慮外としてその投資をしたいと思える優位性あるかないかだと思います。

優位性はあると判断するなら保有続行ですし、ないなら損益にかかわらず撤退です。損なら損切り

 

ふたつめのその選択よりいい選択肢はないのか?ということですが、これも1つ目の延長線上にあると思います。

だから今の損益は考慮外として、別の投資先と比較して、よりいい、よりマシだとできるならそれに乗り換えます。ただちょっとうまくいかないとすぐ乗り換えるというのもまずいと思うので迷うくらいなら乗り換えないのがいいと思います。

 

みっつめは、その後に最悪のシナリオはどうかと考えてそのときに出てきそうな被害額を考えてそれが許容できそうにないなら許容できる範囲にまで量を抑えるのが良いと思います。言い換えれば最悪でもここまでだという部分を確認し、また最悪でもなんとかなるというラインまで量を抑えます。

最悪の引き方ですがこれは難しい部分がありますが、自分は例えばリーマン・ショック時最安値時のPBRなどに置いたりそれがゼロになることも想定したりします。つまりそうなってもいいとできる量にします。あるいは覚悟する

これは実際に最悪が来ると言ってるわけではなく 、最悪でもここまでだとできるなら案外人は冷静でいられると思うんですよね。それをはっきりしないとどこまで悪化するかわからなく不安にやられてしまう。そういうところがあると思います。

 

よっつめは3つめと絡みますが、利確とのバランスがどうなってるか?が問題です。端的には利益を十分に伸ばしてから利確するようなスタイルだと損切も利確より小さい範囲であるならあまり急がなくてもいいかもしれません。その含み損が問題なのではなく利益より小さくて損大利小になるのが問題なんです。利確が時間をかけて大きく伸ばして行くスタイルならば損切もすぐではなくじっくり回復するのをまってもいいかもしれません。逆に利確をすぐにするようなスタイルなら利確より早く損切もしていかないと損大利小になっていくでしょう。これをさけ投資全体では損小利大にするために利確とのバランスも踏まえて損切は考える必要があると思います。

 

以上に思うところですが、損切の扱いは様々な要因が絡む部分もあって難しいですね。

あとは、買う前から悪いシナリオ及びその被害額も想定しておくのが大切だと思います。

その悪いシナリオに事前に準備してるかしてないか?

結構大事だと思いますよ?

 

以下の記事とかが参考になればと思います。

kamomenotoushi.hatenablog.comkamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

 

今回は以上です。

ご参考になるならば。

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ちなみに個別銘柄が良いとか悪いとか上がる上がらないはご遠慮くださいというかわかりません。

 その中の一部・・特に有益なやり取りになったと思った時はこのブログで記事としたいと思います。

Q&Aが記事になるかどうかまた記事なるまでの時期は当方の独断と偏見で決めさせていただきます。

ちなみに質問者は伏せて記事にします。(希望がありましたら公開します)

自分のキャパが対応できる程度にやりたいと思ってます。

 以上よろしくおねがいします。

なんかいただけるとモチベーション上がります。

 

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