大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(6293)日精樹脂工業/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20180623011859j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年6月28日取得。

比較銘柄

日精樹脂工業とその他

株価

942円(人々は、より高い山への挑戦を続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6293 6284 6210 4215
企業名 日精樹脂工業

日精エー・エス・ビー

機械

東洋機械金属 タキロンシーアイ
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 機械 機械 機械 化学
時価総額(億) 209.8 395.5 121.9 656.2
株価 942 2577 589 673
決算期 2020/03予 2019/09予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 445.0 280.0 320.0 1,510.0
予想営業利益(億) 36.0 41.0 22.0 93.0
営業利益率 8.09% 14.64% 6.88% 6.16%
予想純利益(億) 28.0 30.0 13.5 135.0
EPS成長率(年複利/期間) 13.9%/13年 9.7%/12年 1.9%/13年 18.3%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 0.9%/12年 10.1%/11年 1.4%/12年 4.7%/12年
PER 6.72 12.88 8.24 4.85
PBR 0.56 1.41 0.66 0.9
ROE 8.3% 10.9% 8.0% 18.6%
ROA 4.9% 6.3% 4.6% 9.8%
配当利回り 3.18 2.33 4.24 4.01
配当性向 21.4% 30.0% 35.0% 19.5%
総資産(億) 568.4 477.0 290.8 1382.5
自己資本(億) 336.8 272.3 167.8 726.8
自己資本比率(%) 59.30 57.10 57.70 52.60
一言感想 あげ あげ まああげ 買収?

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。日精樹脂工業。射出成形機というプラスチック加工機械大手。比較にプラスチック加工関連。ゲストに顧客にもなりそうなメーカー。

日精樹脂工業

業績

 リーマンあたりに赤字を出しているシクリカル。も、その後は順調で成長となるね。よく見るタイプ。また赤字出すんじゃないの?って疑念は晴れないのだろうけど成長だし利益率もだんだんあげているね。状態は良くなっていると言えそうです。過去の計画は毎年上振れですね。保守的。

財務

 借り入れもほとんどないというか現金で一掃できる水準で財務は健全なのではないでしょうか。負債は大半支払手形と買掛金。

CF

 営業CFは他の卸資産や仕入債務で赤も出てくるタイプ。近年は利益も多くなってきてるので投資をしながらFCFも出てるね。増配しながら現金増えてる。

日精エー・エス・ビー機械

業績

 リーマンあたりに結構な減収減益も出てるけど赤字はずいぶんないね。2000年位まで遡らないとないみたいです。で。順々売上利益を伸ばして成長ですね。利益率も高くROEも高く滅法な優良企業に見えます。

ただ前期は減収減益。ここをどう考えるか。2Q終えて減収減益で下方修正付きとなっていて暗雲が出てきてる状況。さてはて。2Qでは売上減の中原価が上がってきてるのが原因っぽいね。「売上規模の減少に加え、第1四半期の戦略的先行投資費用の集中計上と大型機生産拠点である国内工場の操業度が低下した結果」と言ってるね。同時に「本業での調達・生産・出荷・販売プロセスにおける従来の高収益構造に変化はありません。」とも言ってるので会社では一時的だと言ってそうですがさて。 計画は強気であることも多いようです。

 

財務

 資産は順調に伸びまた自己資本比率なども悪化とかないです。その中で借入増やしてきてるね。戦略的先行投資ですかね?まあ危ないとか現状ないですね。

CF

 ずっと営業CF出てましたが前期マイナスになってますね。棚卸と有価証券売却損とかですね。で、前期有形固定資産を大きく取得の設備投資。貸借でも建物とか機械装置が相当増えてますね。生産力増強ですね。単純にほぼ倍の資産になってますので倍近く生産力アップしたとかなってるかも。気になる人は調べてもいいかもしれないね。還元より投資をしたいみたいで配当は控えめかな。

東洋機械金属

業績

 日精樹脂工業と似た業績傾向悪環境時にはしっかり赤字になると。長期で大枠成長です。計画は例年背伸び気味。あまりPERで判断しないほうがいいかもね。

 

財務

 借り入れもほとんどなく負債も半分弱くらい手形で仕事上必要というか財務問題ないとしか。普通にしてたら財産はふえるくらい。

CF

 営業CFはかなり安定。設備投資しながらも増配してきてるけど現金は十分確保してるね。

評価

日精樹脂工業

シクリカルはそうとなりそうで、業績悪化の懸念がされてそうだけどいまのところは順調という他。財務CFも問題なく還元余力も十分にありそうで。その中でたっぷり株価はさがりPBR0.6までこれはもっと低いときはあるにはあるけど自身としても絶対的にも低いような気がします。懸念が懸念で終わるなら見直されるのではないか。ほんとに業績悪化、赤字までとかなるならこれでも厳しいだろうけど。

日精エー・エス・ビー機械

直近の減収減益は気になりますがいい状態ではあるしリーマンなどで黒字抜けなど優秀さは感じます。減益と言ったって全然黒字です。ただ痛し痒し評価はPBRで 1.4ほど。これは減益、低ROEに向かってくるとなかなか以上に厳しい展開になりそう。それをどう考えるか。会社としては投資もしておそらく工場でも作ってやる気まんまんですね。

 

東洋機械金属

 状態はふつうに良いですね。シクリカルだけど。どちらかといえば安いくらいに見えます。シクリカルなことになるならこれでも怖そうですが。

タキロンシーアイ

 長期に地味に安定でかつ増益傾向だね。2018年に合併入ってるね。

樹脂加工のタキロン、シーアイ化成を吸収合併 17年4月 :日本経済新聞

これで規模がぐっと大きくなってます。とりあえず滑り出し好調。

わりと大型投資してます。建設仮勘定当たり増えてます。工場でも作りそうですね。あと今期は事業譲渡で特別利益出す予定のようです。PERでみるときは注意。新設される工場?がいいものならわりと面白いと思える株価水準にあるような気もします。ただ自身としてはわりと評価高めで投資家期待も乗ってそうですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で もみ合い
週足でさげ
月足でこれでもあげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 中期で偉い落ちてるけどこれでも長期に高値安値の切り上げしてる上昇トレンドとみなせます。これに乗ろうというのはありかもしれない。底は582あたりがよろしいかと。ここを切るならもう崩れたとするしかないかな。
ファンダ的には、現在の状態はよく株価もずいぶん下がりました。ほんとに業績悪化来るならまだまだ下はありそうだけどそうじゃなきゃ見直されをのんびり待つのはありかもしれないね。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

最近は平和です。良い意味でも悪い意味でも。 

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表