大河の一滴

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(1301)極洋/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年6月28日取得。

比較銘柄

極洋とその他

株価

2866円(人々は、高台でのイベントは盛り上がるもそれは終わり落ち着いてきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 1301 1333 1332 9006
企業名 極洋 マルハニチロ 日本水産 京浜急行電鉄
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 水産・農林 水産・農林 水産・農林 陸運
時価総額(億) 313.2 1666.6 2087.0 5115.4
株価 2866 3165 668 1855
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 2,860.0 9,400.0 7,100.0 3,250.0
予想営業利益(億) 55.0 255.0 240.0 285.0
営業利益率 1.92% 2.71% 3.38% 8.77%
予想純利益(億) 38.0 170.0 175.0 160.0
EPS成長率(年複利/期間) 5.1%/13年 18.7%/5年 5%/13年 1.9%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 4.4%/12年 9%/4年 1.2%/12年 4.3%/12年
PER 8.16 9.80 11.88 31.93
PBR 0.97 1.33 1.42 1.9
ROE 11.9% 13.6% 12.0% 6.0%
ROA 3.3% 3.3% 3.7% 1.8%
配当利回り 2.44 1.26 1.27 0.86
配当性向 19.9% 12.4% 15.1% 27.5%
総資産(億) 1146.7 5203.2 4779.1 8918.4
自己資本(億) 318.2 1253.5 1463.3 2688.5
自己資本比率(%) 27.80 24.10 30.60 30.10
一言感想 あげ びあげ びあげ 停滞

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。極洋四季報一番手。水産品。比較に水産。ゲストに油壺マリンパークで水族館もしてる京急

極洋

業績

 長期に成長。あまり成長性は高くないけど見る限り長期に赤字もなしとこのあたり食品の堅実感は出ています。食べ物は食べ続けるからね。ただ水産品は漁獲量にでも影響を受けるのか他に農産系に比べれば業績が不安定な面もありそうです。って感じにリーマンから震災にかけて減益も見られます。と2010年見ると足を引っ張っているのは冷蔵運搬で運賃低下で2011年はこれが赤字まで行ってるようです。とはいえやはり他の水産セグメントもわりと売上利益変動してますね。事業カテゴリ組んでブレを小さくしているところはありそうです。

本決算終えて成長の計画。過去を見ると利益は未達も多そうなので話半分くらいに見ておくのが良さそうです。

 

財務

 財務は良くないですが資産増ですし自己資本比率などは一定くらい。食品は自己資本比率低いところが多いけど資金繰りは問題ないところ多いのでこんなもんじゃないでしょうか。

CF

なのですが営業CFは乱高下ありますね。売上債権棚卸資産の増減が激しいですね。このあたりはやはり他の食材に比べ不安定あります。とはいえ長期には普通にプラス。投資もなにげに多くてFCFは長期でマイナスかなあ。このあたり飲料などの食品に比べ不安もありそう。まあ食べ物なので大丈夫だと思うけど。

マルハニチロ

業績

 水産最大手で水産以外の事業も多数。長期には成長って感じではないけど近年は利益率が伸びる感じで増益で好調とみなせる感じです。本決算通過して減益で計画増益ですが過去は売上はだいたい正確も利益は上振れしたり下振れしたり。まあ過去には赤字も殆ど無いようですし利益の20%くらいぶれるくらいは慌てず調子は売上あたりとバリュエーションを注視してればいいのではないかと。

 

財務

 財務はずいぶん悪いです。借入金しこたま。も、借り入れは近年は特に減らしてきてますね。

CF

 近年は営業CF安定。FCFも出てますね。だいたい借入返済に向かってるようです。あまり還元する気はないようですが、これは借金返したいでしょう。

日本水産

業績

 長期に成長。特に近年安定もリーマン~2013年位は利益は低迷し純赤字もちょくちょくで特にリーマンで大きくBPSをふっとばす赤字も。減損損失や投資有価証券評価損とか関係会社整理損などだね。その後も営業利益は持ち直してくるも2013年までは低迷リックで本格復調はそれ以後となります。

このあたりでやはり水産品は他の食品より安定性が劣るはそうかも知れません。とはいえ営業利益では赤字なしくらいはありますが。本決算出て計画は増益。過去はどちらかといえば増益。大きな不安材料でも来ないならわりと信じられそうです。

財務

 財務はわるめ。借入金も多いですね。

CF

 営業CFはかなり安定。設備投資も大きめもFCFは出る水準。だいたい返済に向かってるようです。

評価

極洋

 長期に成長。水産品は難しい面もあるのか業績も不安定で財務CFに難ありに見えます。このあたりで他の食材より低く見られるのも仕方なしか。とはいえ食品で赤字はない程度に安定。そのあたりをどう考えるか。評価はPBR1きりでこれは極洋として低い水準。長期の安定性を見ていずれ見直されると行くのはありとは思います。

マルハニチロ

 ホールディングス化してそれ以後のデータしかない感じですが極洋よりは財務CFの安定性に優れる感じです。ただ財務はより難ありで返済のターン。返していくならいずれは・・なんて見方はできるかも。マルハニチロとしてはわりとやすい水準のようです。

日本水産

業績は特に近年好調も財務に難ありでCFは返済に吸い取られる感じ。環境によっては厳しくもなりがちでやはり水産は他の食品に比べればそのあたり不利と見てたほうがよさそうです。評価は程々に思えます。利益率あたりからですかね。でもPBR1.5ほどなら水産にこだわりなければ他にもっといいのもありそうですが。

 

京浜急行電鉄

 盤石に近い安定性。も、成長性はないと見るべきか。長期にBPSを増やすくらいはしてます。2016年に大きめの減益。前期に不動産事業で大規模分譲マンション売上を計上した反動とか三浦市の宅地開発事業凍結などによる資産評価損とか言ってるね。他の事業は堅調ですしその後は利益水準挙げてるので必要な処理だったと見なすしか。計画は減益ですが例年保守的な計画出してるようですね。財務は悪いですが改善傾向ですしCFは安定の業績が可愛く見えるほど盤石感あって大手鉄道は盤石だよねって再び思うだけです。安ければ。

安くはないように見えます。というか高いように見えます。これでも京急としてはほどほどのようですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげてさげ
月足であげも近年のあげはリセット。
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期に伸びてますが2018年までのあげはリセットされ2013年以降の水準に戻ってきた感じ。超長期は上昇は崩れてないとして入るのはありかもしれない。2013年以降の底値、2360あたりが底をみるのにいいのではないか。
ファンダ的には、財務CFに難有りも業績は相当以上に安定。その中でわりと低いとできる水準でありはありだと思います。激安とかすぐに見直されるはなかなか難しいのではないか。市況次第じゃないですかね。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないっすね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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