去年に引き続きほぼ3月決算データ揃ったと思えるタイミングで振り返り記事。
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今回のデータは以下のテンプレで作成。
これの続きでもある。
ハイ。決算を通過しこんなんでました。
2018/5/30と2019/5/30とついでに2018/12/28に取得したデータで比較。日本市場全体の銘柄データから作った統計だよ。(詳しくは上記のエクセルテンプレでも見てくださいまし)
以下を御覧くださいませ。
だいたい予想データじゃなくて実績データと思ってください。
決算出てくる時期もばらばらで完全には正確ではないですけど、ごく一部それも規模の大きいところは無いので全体の傾向を見るなら十分と言えましょう。
特に気になったところは以下くらい。
2019年度決算は総合的には上々も懸念含みと言えそうです。
前年比で売上、営業利益は前年超えも利益率は低下でまた純利益は前年割れでの通過です。合ってるかは微妙ですが特損なども多かったのかもしれませんね。
資産に目を向けると総資産純資産は積み上げてますね。有利子負債やそれに対する営業利益比率も悪化ですが、同時に自己資本率は向上ですので総合的には財務的には進歩とみなせそうです。一方ROAROEは劣化となりここでもやはり業績としては陰りも見えてるとなりそうです。
予想と評価
計画の総和としては、前年の計画より弱気ですし、また今年の実績より弱気です。その意味で業績に陰り。
とはいえ純利益の43兆というのは日本市場では史上最高水準ですのでそこから10%程度の減益はそれでも史上最高水準です。計画通りなら日本市場は好調以上とはみれそうです。
で、評価は去年から年末までに落ち込みだいたいそれが回復してませんね。PER13台にしろPBR1.1台は歴史的には低水準とみなせるところです。
どう見るかは人によって違いそうですが、業績に陰りは出てるけどその陰りに対しては警戒がされてもいる株価水準とは自分はみなしたくなるところですね。
ちなみに配当でしたら一貫して増加傾向ですね。
そんな感じです。
そんな感じを踏まえて2019年後半戦も(まだ半分終わってないけど)頑張ってまいりましょう。