大河の一滴

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(5803)フジクラ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年8月3日取得。

比較銘柄

フジクラとその他

株価

700円(人々は、山を登り来たけど崖から足を滑らし転げ落ちている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5803 5802 5805 1951
企業名 フジクラ 住友電気工業

昭和電線

ホールディングス

協和エクシオ
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 非鉄金属 非鉄金属 非鉄金属 建設
時価総額(億) 2071.0 14390.2 242.6 3552.0
株価 700 1812.5 787 3015
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/03予 2019/03予
予想売上(億) 7,500.0 32,000.0 1,750.0 3,350.0
予想営業利益(億) 390.0 1,800.0 54.0 275.0
営業利益率 5.20% 5.63% 3.09% 8.21%
予想純利益(億) 230.0 1,250.0 33.0 188.0
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 21.9%/10年 #NUM! 7.2%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 2.2%/9年 6.7%/9年 -1.3%/9年 7%/9年
PER 8.68 11.31 7.11 15.28
PBR 0.92 0.93 0.71 1.64
ROE 10.6% 8.2% 10.0% 10.7%
ROA 3.6% 4.1% 2.7% 7.1%
配当利回り 2.29 2.65 0.64 2.12
配当性向 19.8% 29.9% 4.5% 32.4%
総資産(億) 6380.6 30173.0 1238.9 2636.3
自己資本(億) 2193.1 15394.5 328.6 1755.7
自己資本比率(%) 34.40 51.00 26.50 66.60
一言感想 びあげ びあげ 増益 あげ

 今週は比較。日経平均採用銘柄から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。フジクラ。電線。比較に電線。ゲストに電気通信工事。

フジクラ。電線とは言うけど電子基板用の線とか機器とか不動産とか副業も多め。近年は成長風味。全体として好調な模様ですが電子用コネクタとかが特に好調な模様。半導体好調と関連があるかもしれません。一方自動車電装は赤字で足を引っ張る形。コスト圧力が厳しいのかもしれません。過去を見ればシクリカル色が強めです。2009年とかしっかり売上利益を減らしていると言うか利益なら赤字スレスレまで。近年は好調もそんなに油断すべきではない感。今は好調です。財務。財務自体は横ばい感あります。売上利益を伸ばしているのでROEなども上昇、効率化が進んだとは言えますが借入金なども増えておりここでも油断は禁物。好調だけどリスクも取ってきてる。・・環境はいいとも言えますし、危険度も増しているとも言えます。CF。営業CFはしっかり出ているタイプ。ただ設備投資が嵩みFCFはわりと厳し目か。好調も現金が増えるわけでもなく借入金は増えとなかなか厳しいのではないか。増配は一応。配当自体はCF水準からはあまり大きくないので意外に増配してもなんとかなっているようです。

住友電気。長期には成長。も、やっぱりシクリカルで節目節目で業績後退をしているかんじ。それを乗り越えて成長みたいな感じですね。フジクラよりは安定感も感じます。BPSは結構順調に伸びてますし。財務。こんなもん感のある財務。各数字伸びてます。借入金も。でも自己資本比率などは維持となりますので、最適資本を踏まえてこれくらいにしている疑い。CF。安定的な営業CF。その中で設備投資大きめ。電線事業は設備に金がかかるということでしょう。ただ住友は余裕はありそうでFCFはプラス。現金は維持くらいでやはり制御した結果に思えます。利益増あるいは営業CFの増加を見て増配にも踏み切ってますね。赤字は流石に減配ですが減益くらいでは配当維持するという方針はありそうです。

昭和電線。成長感はより微妙。赤字や薄利も多くBPSが長期減少傾向となかなか苦しいのではないか。その中で近年は増益となり一息感。とは言っても絶対的には利益率低めで厳しそうですが。財務。余剰金マイナス。債務が重そうです。短期債務をなんとか返してる感があります。良化・・は良化ですが状態は悪いと言えましょう。CF。営業CFはだいたいでてますが、殆ど無かったり赤字も。このあたりで上記二社より厳し目。しかし事業維持の投資は必要で結構営業CF吸い取られている感。なんとかFCFは出てますが財務CFに出ている感。つまり銀行のために働いている感。それが申し訳ないのか配当とか自社株買いもしてますね。銀行に返すより慎ましい額ですが。余剰金マイナスでも配当はできなくもないのでそういう変則手も使ってとなかなか涙ぐましいですが厳しい状態にあるのは確かです。

評価。フジクラ。絶対的には高くもないPERPBRですが、シクリカルの疑いも強くCFを設備投資に吸い取られ好調にもかかわらず財務悪化となかなか厳しいと言うか、このくらいの評価ならもっといいのあるのではないかと思うところ。

住友。フジクラよりはなんぼもマシ。PERは高いもPBRも見るとROEが低いからで似たような評価と言えそうです。ROEはたしかに低いけどシクリカルで設備投資も多く必要とかの条件を踏まえると意図してこのくらいのレバレッジに抑えてる感はするところというか適正なんじゃない?とおもうところでやっぱり幾分マシ。あるいは長く持てばそれなりの結果になるかも。もっといいのあるだろうは同じくなんだけど。

昭和電線。明らかに状態悪い。状態悪いがゆえの伸びしろとちょっと低めのPBRは妙味になるとも言えなくもないけど、重めの債務抱えて銀行にお金吸い取られている状態で上がり目があるかと言えばとても厳しいんじゃないかと。

協和エクシオ。上記らに比べるとホッとする業績。常に右肩ではないけど赤字から遠い安定感はあるしBPSあたりなら右肩。時々減益も打ち込んできてるのでそのあたりは注意。財務もカチコチで健全。CFもかなり安定でFCF・・はそうでもないけど長期には普通にプラス。悪くはないと思います。が、評価見るとこの手の会社にしては高評価であんまりよくないと思います。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげるもさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期に上げてくるも見事に崩れた感。さすがに長期上昇継続と見るのは無理筋か。となると下落トレンドと見るべきで636を底に見て逆張りもあり得るけど、もうちょっと下落は続くかな?寄りのスタンスが良かろうと思います。
ファンダ的には、好調なはずなのに財務は悪化。厳しい目の環境の中頑張ってるとは思うけどあまりあまい評価はしないほうが。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にないですよ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表