才能ってなんだろう?
こういう曖昧でそして示す意味の範囲が広い概念は、色んな人が色んな意味で言ったりするもので、そういう意味では正しいよね?って出来る範囲も広く正しいと思ったものを正しいとしてればいいじゃないか。みたいなところはあると思います。
その中で自分はこういうのが才能であるよねって思うところがあって、要するに広い範囲の中にある一つの回答だね。
それを話しながら投資の才能ってこういうことなんじゃないか?という一つの答えを提案してみようという話。
ひとつの提案なんで別にこれを採用しなくてもいいと思うけど、興味があるならまあお付き合いくださいませ。
だから自分の考えるところでの才能だよ。
ちなみにそれはわりとこの手の話が得意な作家の本田健ちゃんの影響が大きそうです。
書いたら結果的にこれの焼き直しになった感。
以下のほうがまとまりいい気がするけど
今回と補完しあうような面もあるしアップと。
才能ってなんだろう?
例えば野球の才能。歌手の才能。商売の才能。
こういう才能を持つ人は確かに世の中に居て、なんだか世の中に野球の才能なんてものがあるなんて思っている人も多いんじゃないかと思うけど自分的にはそんなものはないんです。
例えば世の中に歌手の才能なんてものはない。
じゃあ何があるんだと言えば・・
例えば・・
歌うことが好き。(世の中に歌を歌うのが苦痛な人もいる)
人前に立つことが苦痛じゃなかったり楽しい。(とてもそんなことはできない人もいる)
一つの場所に居続けるのではなく多くの場所に出かけるのが好き。(これだってできない人がいる)
人にサービスするのが好き。(スターみたいなのはむしろ突き放すほうがいいときもあるかもしれないけど。)
なにかを無から創造するのが好き。(作詞作曲とかだね)
レッスンとかを地道に続けられる。
これら個別の事柄が才能であって、ある程度向いてる才能を複数持ってるとそれは歌手の才能となる。みたいに考えています。
自分が思う才能というのは要するに好きとか興味あるというレベルなんだ。
才能というのは特別なものじゃなくてありふれたもの。誰でももっているような。
もっと言えば何かができないというのすら才能だったりすると思ってます。
例えば人と触れ合ってる事が苦痛とかだって、実は才能なんです。
だって一人で何かをする事が苦痛でたまらない人だっている。
そういう人は一人で突き詰めるような事が難しくなりそれを要求するようなもので能力を発揮することが難くなる。
そして世の中には一人で突き詰める事ができないと成果を残せないことだってある。
重度なコミュ障だったとしても一人でずっと積み上げていくような事には才能があるかもしれないといえるんです。
そして才能は磨くものなんだ。
球を投げるのが苦痛じゃないは才能。
でもそれは、最初から速い球を投げられる才能じゃない。
球を投げるのが苦痛じゃない、もっと言えば楽しいから続けることができる。
続けていく内にそれは球を投げるのが苦痛じゃないから、速い球を投げられるに変化していく。
そういうものだと思ってます。
いや、もしかしたら最初から速い球を投げられる才能を持つ人はいるかもしれないよ。
でもその人がそれを磨くことをしないのでいるのなら、いつか球を投げるのが楽しい人に追い抜かれていくものです。
そーいうものだと思ってます。
で、投資の話だったよね。
投資の才能ってなんだろうね?
上記の話を踏まえれば、投資の才能も誰でももってるような何かが好きとか興味あるとかの複合体であるしそれを磨き続けたものとなる。
そして才能でもセンスでもいいけどそれがある人とない人がいるってところは認めざるを得ないかな。
例えば業績や財務の数字を好んで見られる人は、そうでない人と比べ投資に有利な才能の欠片を持ってるといえそうです。同じ努力なら数字を好んで見られない人はなかなか敵わないと思う。
実は投資において何がそれになるか?は、かなり間口が広いと思うんだ。
株式なら、いろんな着目点からのいろんなそれこそ呆れるほどいろんな手法があるし、その投資の対象となり得る会社も本当に多種多様だから。
さらにそれは広がりうるものなんだ。
例えば、自動車に強い興味がある人は自動車を作る会社にも興味が広がる事は多いし、その会社を知りたいという動機に発展するなら、その会社がつくる自動車の強みとかその会社の歴史や状態をしりたいになって、社歴を調べたり状態を知るために財務諸表の読み方が必要と思うかもしれない。
そこに動機があった場合人のスキルがあがるのはあっという間だと思うところです。
例えば会社を知りたいと思ったときに財務諸表の読み方を会得するなんてあっという間。
そして断言していい、自動車会社なら、それを嫌々やってる人に好きや興味の果てに自動車会社まで知ろうとした人がその自動車会社をみること、その変化に気づくことに関して負けるはずがないんです。
だから才能。言い換えると好きとか興味があるということ。もっと言い換えると動機とか関心と言えるもの。
投資と言うかその他もだけど、動機や関心が大切なんです。
だから自分自身に聞いて考えなきゃいけないんです。
自分の才能、興味や好きなことは何なのか?
それらと結びつく投資のテーマはなんなのか?
あとはそれに向かうだけ。広げるだけ。というか広がるはず。
あなたの才能・・興味や好き・・つまり動機や関心を探し当ててあるいは見つけときには作り出し、それにリンクする投資を題材にして、その興味や好きの任せて突き詰めていけばいいと思うわけです。
それが何なのかは過去記事でも言ったけど、自分に聞かないでね。だからあなたが何を好きで何に興味あるかなんて僕にわかるわけ無いでしょ?それがわかれば関連する投資テーマは少しは思いつくかも。
でもひとつ。簡単に判別するなら・・
なにか新しい知識を知ってそれを楽しいとか面白いとか感じないんだとしたらその方向性は間違ってるから。
間違っていてもそれは必ずしも悪いことじゃないけど、でもそうならいずれそれを楽しみながらやる人に劣後して行くことになると思うよ?だって突き詰められないでしょ?
そいうことだと思ってますよ?
あなたはどうですか?
考えてみませんか?
あなたの才能・・好きや興味はどこに向かってますか?
それを満たす投資の題材はありますか?
それを突き詰め広げませんか?