自分はあまり他人が何を買ってるかって興味なかったりします。
というのも語弊があって、銘柄単品では興味ないのは確かに。
でも、でもなんでそれを買ったのか?とかもっと言えばたとえばそれが割安だからだとしてなんでそれを割安とするのか?もっと言えばなんで割安を買うのが正解だと思うのか?とかは興味あったりするのです。
そのような話。
何を買っているのか?
それってつまりは答えだと思うんです。
その答え自体にどれだけの価値があるのでしょうか?
もしかしたらその答えはすこぶるいい結果が出てくる答えなのかもしれません。
それはあり得るでしょう。
でも株安する場合も当然ありえます。
そのときに答えだけだとその答えは間違いであったとする他ないでしょう。
でもその答えを出した人にとってはまだ正解の範疇にあるかもしれません。
例えば2割株安してそこから二倍になる事もありえます。
それを狙っていたならまだその答えは正解かもしれません。
配当狙いだったら二割下がったのはラッキーで買い増しすべきと答えを出した人は考えているのに、答えだけ知った人は間違いだったと損切りしてるかもしれません。
答えだけじゃ、その答えをどう扱っていいのかわからないはずなんです。
どう扱っていいのか考えるためには答えだけじゃ足りないのです。
だから答えそれだけにはあまり価値がないと思うのです。
その答えはその答えを出す方程式とセットでないと価値がない。
方程式とは要するに狙う理由とその根拠、あるいはそれの揃え方出し方。
方程式と答えが揃ったなら、その答えがその後うまくいってるか?を考えることもできるし、なんだったらその方程式を用いて他の答え・・自分だけの答えをまた導くこともできるかもしれません。
と私は思うので、答えだけには興味がないのです。
むしろ方程式のほうが興味あるのです。(も、あまり方程式を詳しく説明する人は少ない気がしてます。)
まあ、ある程度方程式になれると答えを聞けばその答えを出した方程式を推察することもできるかもしれない。
というところなのですが、もっと思うところがあります。
答えよりその答えを導く方程式(狙う理由とその根拠)が大事だ。
なんですが、もっと大きな背景・・
いわばなんでその方程式なのか?なんでその方程式にたどり着いたのか?も同様に(あるいはもっと)重要だと思うんです。
背景とは例えば、・・
世の中騙し合いだと思っているのか?とか
いや協力するものだよと思っているのか?とか。
成長を捨てて銘柄を選ぶのは過去に成長株で痛い目にあったからとか。
うまく伝わるか難しいと思えるところですが一言で言えば・・
その人の経験と価値観です。
自分は自分の価値観や経験に沿った方程式でないとうまく正解にならないきがしているのです。
例えば世の中騙し合いだ!企業の財務諸表は信用できない!という価値観を持ってる人は配当利回りを見て配当をもらい続けるという方程式で出された例えばサンセイを買っても正解にならないと思うんです。
配当利回りを軸にすることを信用できないはずなんです。
世の中にはテクニカルは信用ならんとかPERは意味がないという人はたくさんいますが、それって結局は方程式と価値観のミスマッチが起きていると思えるところなんです。
もっと言えば市場は効率的だという価値観でいるひとは、PERがここまで下がったから有利であるという方程式はうまく扱えないし、その方程式で出された答えもきっとうまく扱えない。
そうなんだと思うわけです。
というわけで自分は答えより方程式の方が大事だし、どうやってその方程式に辿り着いたのかという背景とかその人の世界観が大事だし、これがないとか矛盾してるとその答えをうまく扱えなくなる。そう考えているわけです。
そんなんで答えを聞いても時々は、それはどういう方程式で出したんだ?とかその方程式を使う人にはどういう背景があるんだ?って推察して矛盾がないか考えているわけです。
答えは答えだけではうまく扱えないかもしれません。
その答えを導いた方程式はなんですか?
その方程式が導びかれた背景はなんですか?
そこに矛盾はありませんか?
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かんれん。