大河の一滴

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期限のないゲーム

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 世の中にある多くのゲームや他にもギャンブルといった類のもの

 多くは決まった終わりや定期的な仕切り直しがあるように思えます。

もちろん続きのゲームをしてもいいんだけど、競馬でもマリオカートの対戦でもこのレースはいつまでも続けたいんだ!と言っても数分で終わってしまいますし、もうこのレースしたくないとレース途中で投げ出すのは基本できません。無理やりするとするならそのレースはそこまでの経過はどうであれ多くは負けになります。

パチンコみたいなものはいつでも降りれるなんこともありそうですが、続けるに関してはお店の閉店ということでそこでひとまず1ゲームが終了で次の日やるかはわかりませんが仕切り直しとなりいやまだこの台を続けるのだ!と言っても通らないでしょうね。

 

その中で投資というのはかなり特殊なゲームだと思うんです。

決まった終わり、定期的な仕切り直しのない・・

期限のないゲーム。

 

期限のないゲーム

それは基本的にはいつでも参加できます。

市場がおやすみのときは買えませんが、やってるときはいつでも新たなゲームに参加できます。ポーカーみたいに今からみんなで始めましょうで始めないしゲームの途中でやっぱりこのゲーム入いりたいけど入れないとかではない。(値幅制限はありますが、これも取引が成立しない間だけです)

 

それには定められたゲームの始まりとか終わりが基本的にない。

参加してしまえば人によっては買ったその日に勝負を降りるというマイルールを課し(デイトレード)それを忠実に守るような人もいますし、投資した企業が倒産とか上場廃止とかで強制的に終了となる場合も時にはありますが、原則としてその始まりも終わりも参加者がそうしたいと思ったときです。それは今日でも明日でも一年後でも三十年後でも100年後だってあるいは永遠にやめなくたっていいし、始める時にしたって同様にいつ始めてもいいものです。

 

いつでも始めれて、いつでもやめられる、何だったら永遠に参加していられる。

こんなゲームは滅多にありません。

 

投資以外には。

 

投資、多くの金融投資はこの性質を備えてるね。あと不動産とかは流動性的にいつでもはじめやめられるが結構微妙かもしれない。また家が朽ちる時もとりあえずそのゲームは終わりかもしれない。

 

というようにこのようなゲームは滅多にないんです。

 

投資って特異な性質を備えてるゲームなんです。

だからその性質を理解してないと戸惑う事になると思うんです。

だいたい投資やる前から類似的なものなんてしたことないだろうし。

だから普通の人は慣れてない。 

 

もしかしてそれがどうしたんだ?って思ってます?

 

これって相当に厄介な性質なんです。

 

もし株式投資が期限が定められたゲームなら。

例えば、一年後までは売れないけど、一年後には損でも得でも精算するとかなら。

 

期限が定められたゲームなら。

相当に悲劇が減るはずなんです。

おそらくは例えば競馬と同じような悲喜劇になるんじゃないかな? 

でもそうじゃない。

いつでも始められていつでも降りられる。

 

そして大抵の場合、始めた投資は勝ってるときと負けてるときがある。

 と、すると不思議。多くの人は負けてる間に降りてしまうし、ちよっと勝つだけでも降りてしまう。

多くは損が大きいときに、利が小さいときにつまり損大利小で降りてしまうんです。

みずから期限をコントロールして負けてしまうのです。 

 

 期限をコントロールできると自ら負けてしまう人が出てくるんです。

だから自ら負けてしまうようなコントロールをしないように注意しないといけないんだと思うんです。

自分は期限の決定をプレイヤーに委ねるとゼロサム度が加速するんじゃないかと考えています。うまく使ったものがうまく使えなかったものから奪う面が強くなる。

 

なんでだろうね?

 なんでだろうね?

以前以下のような視点もあるかなーとか考えてみたんですけど他にもあるかも。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

それは期限をコントロールできる。

でも、人に見えているのは今だけだからということもありそうです。

人は今しか見えない。今しか感じられない。

 

損になるなら基本的には損してる今しか感じられない。

株価が下がっている今しか感じられない。

 

投資は未来に賭ける行為です。

しかしその未来を人は感じるようには出来てない。

未来に賭けてその未来を待つ行為は基本的には難しいことなんです。

 

その中で未来を待つとするなら。

しっかりとした根拠と強い意志が必要だと思うんです。

 

今は損してる。今は株価は下がっている。(トレーダーならあるルールでドローダウンが続いているでも)

その中で、このような根拠があるからいずれそれとは違う世界が見えてくる。

と強い意志を持って待ち続けられること。

待ち続けるという選択も取れて初めて期限をコントロールできたと言えます。

 

根拠はしっかりしてないと駄目だと思います。

なぜならいい加減な根拠を信じ続けることは難しいからです。

信じている間にいくらでもそれを裏切ることが出てくるはずです。

(も、あるし同時にいい加減な根拠だとといくら待っても結果が出ないかもしれない)

 

投資は未来に賭ける行為です。

そして投資の未来は、感じるものでも与えられるものでもなく根拠を用意して意思を持ってつくるものなのです。 

 

期限がないゲーム。

期限を決めるゲームマスターはあなたです。

あなたはどんな根拠を持って今に屈せずその期限をコントロールしていきますか?

 

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これも関連。 

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