大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

未来と株価の話

スポンサーリンク
米国なんぞで長期に持てば儲かるよねなんて話があったりします。

でも日本で過去の株価推移を見ると長期に持っても駄目じゃんなんて話になったりするとかあります。

 

でも自分には思うことがあって例えば持ちっぱのインデックス投信なんてものも今後は、未来には機能していくんじゃないかと思っているわけです。

 

何馬鹿なことを言っている?と思われる方もいるでしょう?

 

でも自分としてはそれなりの根拠もあります。

探しましたがデータとして示せないことは残念ですが、大きくは2つの理由。

 

・企業純資産(BPS)は基本増えるものだから

リーマン・ショックあるいはバブル崩壊後に日本企業の評価は地にに落ちてファンダメンタルズからみて無理のない価格になりそこからさして上がってないから

 

過去においてバブルとされている時期あるいは、バブル以前の高度成長期において市場全体のPBRをとってそれが1台前半なんてことはないだろうし、企業純資産が横ばいあるいは微減の時期こそあろうけどほぼ一貫してそれは増えているはずです。(ここがデータなくて厳しいところなんですが)

過去においては、日本企業は大いに期待され実情以上の値段が付けられてきたが自分としての結論です。あと、持ち合い文化によって需給が壊れていたという理由もありそうです。そしていまを言うならどちらでもないと考えています。 

 

バブル崩壊、デフレ(継続中だと思うけど)、リーマン・ショックを経て

人々の期待は完全に壊されました。そしていま人々は日本企業に過剰な期待を寄せ実情以上の価格をつけることに怯えるばかりに見えます。(個別は別、これは全体の話)

ITバブルを最後に日経平均のPBRなんて0.8〜1.5程度です。(ITバブルは2.5程度で本物のバブルは5程度と記憶してます。)

感傷的には人々はバブル崩壊の痛みの記憶をまだ忘れられないでいるとか言っちゃいそうです。

 

そして純資産は利益が減る程度では増えるものです。

赤字を連発しなければなかなか減るもんじゃありません。

いろいろ会社見てますがBPSを減らすような会社はリーマン・ショック時に微減とかあるものの普通の普通に利益が出る会社は普通にそれは伸びているわけです。

見ている限りBPSを継続的に減らしていく企業はまれなんです。 

上場企業だしね。元々優秀な会社群だし。

 

だから・・

自分は今後は純資産の増加に底上げされる形で全体としては企業価値向上が図られ株高が進むと考えているわけです。

実際リーマン・ショック後そのような株価形成がされているように見える会社がちらほら見られます。

これとかね。

 

kamomenotoushi.hatenablog.com

利益という面でも決してダメダメってわけでもないです。日本企業普通に利益出てますよ。そりゃ高度成長期みたいな数字は出せないけど。

 

人々は容易には実情以上の価格をつけないけど実情にあわせて価格をつけてく。

その実情は地味に蓄積され伸びていく。

だから長期的には株高が進むことになる。 

そのような未来がある気がしています。

時々は強気になり実情より高く値段をつけてみたり、怯えて売ったりでアップダウンはあるでしょうけど。

 

ただこの進行はそんなに速くないはずです。

自分の知っているデータだと今年1月から9月までで上場企業純資産は約1割増えているなんてものがあります。上場企業数とか停滞衰退の時期もあるとかあるので毎年1割とはいかないでしょうけど銀行定期金利よりはマシな結果になるんじゃないかなとか思っているわけです。全体としては。  

 

まあ戯れ言です。

未来の予測など当たるも八卦当たらぬも八卦

そんなものはみんな自由に考えればいいのです。

その中で僕はそう思う程度のエントリーでした。 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。