大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3933)チエル/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

チエルとその他

株価

1257円(人々は、突破力はあるも守りは下手で領地を維持できてない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3933 3998 9471 4319
企業名 チエル すららネット 文溪堂 TAC
市場 JQS 東証マザ 名証二部 東証一部
業種 情報通信 情報通信 情報通信 サービス
時価総額(億) 98.9 155.1 86.5 45.0
株価 1257 2317 1310 243
決算期 2022/03予 2021/12予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 42.0 19.6 131.6 205.0
予想営業利益(億) 5.2 4.4 8.3 6.0
営業利益率 12.38% 22.56% 6.31% 2.93%
予想純利益(億) 3.6 3.2 5.5 3.8
売上成長率(年複利/期間) 13.7%/8年 25.6%/6年 1.6%/15年 0%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 17.2%/8年 51.2%/6年 3.3%/15年 -4.4%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 14.5%/7年 33.8%/5年 1.6%/14年 3.3%/14年
PER 27.13 47.43 15.03 11.83
PBR 4.72 10.24 0.59 0.72
ROE 17.4% 21.6% 3.9% 6.1%
ROA 6.4% 18.1% 2.9% 1.9%
配当利回り 0.2 0 2.9 2.47
配当性向 5.4% 0.0% 43.6% 29.2%
総資産(億) 55.9 17.8 187.4 204.2
自己資本(億) 19.9 12.8 134.3 58.1
自己資本比率(%) 35.6 72.1 71.7 28.4
一言感想 あげあ あげあげ びあげ 停滞蓄財

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上及び営業利益成長率10%以上及びROIC15%以上のもの(対象88銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17と2021/10/8比較でPERが115%以下になっているもの(対象25銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。順調に成長しているのにトピックスコロナ最安値日と目先あまり評価が変わらないあるいは落としているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年10月11日取得。チエル。学校向けサポートソフトとか教材とか。比較に教材っぽい。ゲストに資格学校のTAC。ちなみにすららもスクリーニング条件満たしてます。

チエル

業績

教育現場向けの様々なソフトと教材とか。

以下セグメント。

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成長してきてますが、期によって増収率に差がありますね。2019年は利益は減益ですね。

2019「Chromebook等の新しい環境に対応するための製品開発の推進及びソフトウエアの減価償却負担が増加しことにより、製品製造原価が前年同期比で増加」

2020年に大幅増収「新たに進路部門の売上が
計上されたほか、学習部門及び情報基盤部門も増収~株式会社昭栄広報及び株式会社エーアンドシーの業績を連結に含んでおりますが、進学相談会の開催及び進学情報誌の刊行」基本的には情報基盤が成長してますね。その他はあまり伸びてないところは留意。

その中で今期1Qは大幅増収増益ですね。学習と情報基盤が絶好調の部類ですかね。進路は減収の赤字。前期も赤字ですね。まだ1Qですが。

総合的には成長するパッケージソフトとしてはROAとかが比較低く原価率推移が不安定で、利益率は言うほど高くもないところはありますが、ROE自体は高水準でこれを維持できるならなかなか以上の水準です。

 

財務

目先1Qで総資産65億多くのうち流動54億の現金42億とか。負債は44億で大半が契約負債ですね。36億。これは前受金にあたるものですね。

これは事前にお金取れる強さを示してるくらいで基本的に財務は何も問題ないですね。

で、基本的に前受金の規模で好調さを測れそうですね。

 

CF

営業CFは安定。投資もさしていらないのでFCFも余裕で出そうですね。

というか前期で前受で今期1Qも契約負債でCFが飛んでる模様。

配当は配りだしてるけど全然余裕。お金凄く余りそうな雰囲気。

すららネット

業績

eラーニングの学習教材。チエルは学校向けでいろいろですがここは学習塾、学校、自宅など広範囲。

増収が続いてますね。ですが利益は不安定ですね。ですが中身をみると以下のようですね。

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原価率はさがり販管費は2019年にはねてこれは広告突っ込んだとかじゃないですかねと2019「業容の拡大とガバナンス体制の強化に向けて営業、開発及び管理の人員を増やし、WebマーケティングやTVコマーシャルなどの広告宣伝に積極的に取り組んで」ということで、2020年販管費率をさげながら大幅増収かつ利益率もかなり高いところにきていてこれは規模も出てるので高収益を維持していきそうな雰囲気も。

その中で今期2Qでハイペースな増収が続き増益もハイペースですね。計画では利益は控えめ。補助金が出るか出ないか未確定なので外して計画してそうです。

 

 

財務

目先2Qで総資産19億で流動14億で現金11億。有形固定660万とかですね。ソフトはそこそこあり4億で、だいたい現金とソフトで普通に極めてうまくいってるソフト会社という印象。

 

CF

みるまでもなく営業CF出てるよなあってみると出てる。コストかけた2019年はあまりでてないけどそれ以外は右肩の営業CF。投資もさして要らないからこれガンガンキャッシュ貯まるやつですね。

まだ無配。

文溪堂

業績

学習教材。デジタルのも少しあるようですね。成長性は微妙も長期にじわっと売上利益を伸ばしBPS奈良右肩ですね。ただ売上BPSで15年で1.5%程度の伸びは成長というよりは停滞だと思います。

というわけで停滞蓄財企業。

ただ目先好調ですね。過去になさそうな水準の1Q出てます。ちょっと好調なかんじでもありますが例年1Qに業績が集中するところがあり通期になるとどれだけ伸びるか?というと微妙かもしれないですね。

 

 

財務

蓄財という感じ。もうあまり中身も見る気も起きない。

現金くらいものびてるね。

CF

営業CFでてだいたいFCF出てますね。

配当も利益なみ。一応増益傾向なので増配傾向ですね。蓄積もたっぷりあるので大きな減配は考えにくいところはあります。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげですかね。
週足であげてさげかなあ。
月足でさげて一気にあげてまたさげ
確認。

評価・売買判断

チエル

テクニカル的には、2016に上場も当初は伸びるも以後は伸び悩み2019年に245まで下落。も、以後はそれまでの株価も突き抜けコロナを越えて2020年に2720まで。以後はまた下落気味に調整してる感じですね。

一応長期であげですが、上げるときは短期に一気で調整は長いみたいな傾向は。目先はやはり下落になりそうで1068を基準にできそうだけど、切れるとコロナ安値641ですかね。ここらまで見れるなら長期上昇継続みてどこかで入るのもいいかも。


ファンダ的には、好調な学校系支援あるいは学習ソフト。好調なのは情報基盤というか支援系。大枠好調ですが減益などもないわけでもなく。規模が出てきてるので安定してきそうではありますが。

ほかは自己資本比率は低いけどこれは前受とってるせいで、実際は前受け取れるということで強さの証明でむしろ下手なこう自己資本比率より強いと言える。CFも同様。

評価。

PER26は普通に高評価。でも高評価されるだけの強さもあり状態も極めていいです。目先も好調と言えます。ちょっと利益が不安定というか事業性及び成長性からは利益率が低そうなところは気になりますが、成長を維持してくれるなら十分見れるという印象。

ですが2019年に減益あったようにバランス崩れると減益はあるかもでそのあたりをどう考えるか。まあ規模もできてきたので可能性自体は低そうですね。成長鈍化はまずそうです。目先はそんなことないですね。あとは低いときはPER20切などはあるので市況次第ではそういうこともあるとは注意はしてたほうが。

 

すららネット

市場でピンのピンのほうのeラーニング会社。コストもかけるところもかけるなら成長も続き規模も出ていよいよ市場でも屈指の収益性を見せるようなところに。

CFも典型的なうまく言ってるネット企業で財務も悪くなるはずがないくくらい。

もうポイントは今見せてる高成長がどこまで続くか?ですかね。

評価。

PER50ほど。企業状態もピンですが評価もピン。株価もあがって随分さげたようですがこれでも非常に高評価な部類で下がないか?といえば微妙。とはいえすららとしてはもうPERは低いほうなのでもう反転も不思議じゃないところはあります。

あとはやはり成長がどこまで続くかですね。高校ぐらいまでなので高校出ると顧客じゃなくなるようなところもあり成長鈍化はずっとちらつきそうなところもあり考えどころというか考えてもわからないというか当てられない気はしますが。ただ懸念もないわけじゃなく警戒されるならもっと下はあるとは見てたほうがいいかもですね。

 

 

文溪堂

長期にじみーな成長は見られる教材屋。目先は好調かもしれない。とはいえ大枠は停滞蓄財企業と見てるのが正しそう。

安定的ですが低ROEなところはりBPS成長率としては低めですね。

こういうのは安ければ。

PBR0.6ほどはいかにもよくある水準。PBR0.4台くらいはありますね。そういうときならいくのもいいかもしれない。配当利回りそこそこあるのでそれ狙いでもわるくないかもしれんけど。

 

TAC

資格学校ですが成長感なし。2012年に赤字をだして有価証券損と拠点移転損失だして以降はBPSくらいは伸びてますね。上の文溪堂比較で安定性は微妙もROEは高めにでててBPS成長は上に出てますね。

それでここも目先1Qがいいですね。とはいえここも利益1Q偏重が見れるので通期に望みがあるかといえば微妙かも。

評価はPBR0.7ほどはいかにもこんなもん。定位置であるようです。上も下もあるので好調が続くという根拠があれば上をみるとかなにかの間違いでPBR0.4台とかみたら拾うのもいいかもしれませんね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転でございます。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

(4396)システムサポート/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

システムサポートとその他

株価

1319円(人々は、ギアを入れすぎてスピードを出しすぎて怖くなってスピードを落としてきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4396 9709 4481 7527
企業名 システムサポート NCS&A ベース システムソフト
市場 東証一部 東証二部 東証一部 東証一部
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 136.8 88.7 415.6 126.2
株価 1319 493 4630 150
決算期 2022/06予 2022/03予 2021/12予 2021/09予
予想売上(億) 159.6 200.0 130.0 45.0
予想営業利益(億) 10.8 8.5 29.3 3.5
営業利益率 6.77% 4.25% 22.53% 7.78%
予想純利益(億) 7.5 6.5 20.1 5.2
売上成長率(年複利/期間) 11.9%/6年 0.3%/15年 21.9%/4年 12%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 30.3%/6年 12%/15年 38.7%/4年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 97.6%/5年 0.8%/14年 36.1%/3年 0%/14年
PER 18.33 12.70 20.58 22.22
PBR 4.56 0.88 5.58 2.23
ROE 24.9% 6.9% 27.1% 10.0%
ROA 11.2% 3.9% 19.5% 10.4%
配当利回り 1.82 3.04 1.51 1.33
配当性向 33.3% 38.6% 31.1% 29.6%
総資産(億) 66.6 168.5 102.9 50.0
自己資本(億) 29.9 93.3 67.3 39.4
自己資本比率(%) 44.9 55.4 65.4 78.9
一言感想 あげあ 停滞 あげあげ いちおあげ

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上及び営業利益成長率10%以上及びROIC15%以上のもの(対象88銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17と2021/10/8比較でPERが115%以下になっているもの(対象25銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。順調に成長しているのにトピックスコロナ最安値日と目先あまり評価が変わらないあるいは落としているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年10月08日取得。システムサポート。システム開発会社。比較に同業っぽい。ゲストにシステム仲間でかつ同業っぽいソフト。

システムサポート

業績

システム開発会社。品揃え見ると受注開発というよりはパッケージとかクラウドみたいな色合いっぽいですが原価率などは75%とかで一応下がる傾向は認められるけどこれは受注開発に近く人が要りそうなしそうな数字の推移。

業績は普通に順調。売上11.9%/6年は普通に優秀ですし、EPSの30.3%/6年は普通に傑出。まあEPSは上場も挟んでおりもうちょっと下の水準にい落ち着きそうですが。

その他原価率販管費率が小さい範囲だけど良化傾向、ROEも高水準でROAじゃ10%超えでこれはなかなかなように思えます。かつこれらの良化傾向。

目先通期まで、増収8%ほどで増益23.3%好調以上と言えそうですがやはり成長率自体は鈍化感あるのは留意。とはいえ計画では10%以上ののびで計画自体は保守傾向あります。やはり順調なのではないでしょうか。

 

財務

総資産66億で流動が53億の固定が3.2億で流動よりですね。もちろん資産は伸びてて現金あたりも同様です。

負債自体はそこそこありますが多めは買掛未払いあたりで有利子負債<現金くらいは成立で別に問題があるような状況にも。というか普通に順調ですね。

 

CF

だいたい営業CFでて、投資もさほどないのでFCFでてますね。負債返しながら現金積んできてる感じ。

配当は普通に伸ばしてきてるね。はやくも予定配当性向でよくある程度の水準。

NCS&A

業績

システム開発会社。事業領域の柱は国内大手ベンダーのパートナーとして官需の大型案件(自治体・医療・官公庁・通信・メディア)、金融・ホテル・外食向けシステム開発、自社開発パッケージ商品をはじめとしたソリューション提供。とかなので受注して開発するタイプとなりそうですね。原価率も74~80%程度でそれっぽくあります。

業績は渋いと言うか「国内大手ベンダーのパートナー」ってことで下請けとなりそうで、長期に成長感もないのはいいとして2018年まで薄利が続き赤字も多いと言うかBPSなら増えると言うより減らすという推移ですね。しぶいのではないか。

ただ2019年からはわりとまとまもな利益がでてます。

2019「前期に計上したシステム開発事業における一過性損失によるマイナス影響が解消されたことに加え、増収による売上総利益の増加及び一般管理費抑制による利益率改善により」増収もありますが販管費抑制と言ってますね。実際販管費率2ポイント減ですね。以後は水準を維持してますね。大きめな減収はまずいかもしれません。

1Qで売上よこばいの大幅増益。進捗も有利ですが基本的にまだ薄利なのでどうとでも転ぶかな?感はあり成長だとみるのも危ういかな?というところ。

 

財務

資産はよこよこ感ある。資産増してないですね。これは2019年以降もそうでこれはがっかり感あります。有利子負債くらいは返してますが。

ただ資産は総資産170億のうち、流動144億の現金92億とかなので見た目の自己資本比率とかよりはるかに財務は良好。

CF

営業CFはでるけど弱いなあ感。マイナスもちらちら。

2017年以降は営業CFはわりと安定ですね。で、投資は要らない方なのでわりと営業CFがでればFCFは出る感じ。

増配傾向ではあるけど利益並みで、なかなか今後は安定するとも見難いかな。

ベース

業績

システム開発会社。ネットショップのBASEとは違います。高原価率などみるに普通の受注開発系のシステム会社かと。

ですが増収にしたがい原価率販管費率さげてきて計画で営業利益率20%超えでこれは受注系として屈指の方の良好な収益率ですね。

利益率だけじゃなく増収率やROEROAも高くいろいろかなり優秀ですね。

ただ目先成長鈍化感下方が入ってます。「2度に亘る緊急事態宣言の発出により、一部の案件に延期、縮小等の動き~新規案件の獲得、及び、進行案件の
延期・縮小等への対応を同時並行で行いながら案件の積上げを行いましたが、売上高、利益ともに前回予想を下回る見込み」

で、2Qで増収増益ですが、成長率は微妙になってきてますね。このあたりをどう考えるか。

 

財務

目先2Qで総資産96億のうち現金64億。有形固定とか3700万ほどで極めて流動よりと言うか、人をやとって仕事させてる会社感ある。ある意味というか普通に人が資産。

負債全部で20億。普通に現金がトリプルスコア。

 

CF

まあ営業CF出ないはずがないよねーってみると出てるし投資が居るはずがないとみるといらないですね。

よって増配しながら現金増える感。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

システムサポート

テクニカル的には、上場1000からおちtえ388までおちるも以後は下落も挟みながら2020年6月に2543まで。以後はずっと下落してる感じですね。あげすぎの調整感ありますね。それも週足とかでかなりおちいてきてるのでそろそろ感は。1251とかは底にできうそうですね。これ切るとなかなかむずかしい。752とかみれればいいですがちょっと遠いですね。なのでやはり1251あたりを見ながら。


ファンダ的には、順調なシステム開発会社。パッケージっぽい品揃えですが原価率などは人を雇っての過受託開発をすすめる感じて的な数字は出てるように思えます。ただ販管費率、原価率、ROEROAなどみな良化傾向がみれて普通に好調という感じです。

財務はそれほど良くないですがCFは安定で良化も進みそうです。そうじてやっぱり好調なシステム開発会社って感じ。

評価。

PER18のPBR4.5ほど。絶対的にはちょい評価高めなようには思えます。ただ状態はよりいいように思えて絶対的評価水準としては高いようにはちょっと。

ただ成長は織り込んでそうだし高ROEな部類なので、成長しないとか減益とかはめっぽうまずい気がします。そのあたりを踏まえて。まあ目先まで順調ですが。1Q注目しててもいいかもですね。

 

NCS&A

過去は赤字が多かったけど近年はわりと利益が安定してるシステム開発会社。近年利益は安定してるけどまだまだ薄利で成長とは。というかBPSものびてないということで現状維持でいっぱいいっぱいのように見える。

国内大手ベンダーのパートナーということで要するに下請け。叩かれていじめられてひーひーやってる下請けのイメージが被ります。さいわい、現金は持ってて財務は良好。でもCFは弱いところがある。近年は割と安定してますが。総じてまだギリギリ。もうちょっと利益取れると楽になりそうですけど。

評価。

PBR0.9とか。近年利益がでるようになって水準が上がってる印象ですが、BPSも伸ばせてないになりそうでこれでも過剰な気は。過去はPBR0.4切りとこもありますね。まあそのときはBPS減ってる感じだったのでまあそんなもんかもしれません。

あと配当利回り高めですがこれで見るのは危ういなあという印象です。

ベース

極めて優秀なシステム開発会社。極めて優秀。高い成長率とハイレベルっぽいコスト管理で市場同業みてもあまりない利益率と収益性の高さを見せてきた。

営業CFもでますし投資も必要ないのでBSもほぼ現金でそれが積み上がってる感じ。

・・ですが、目先成長鈍化感もあり、高成長維持に懸念も出てきてる局面か?というところ。

評価。

PER20ほど。絶対的には高評価な部類かと思うけどこれまでの状態をみれば十分に見れる水準。というか市場でもピンのピンの方の優秀な会社です。

成長鈍化をどうみるか?鈍化するのかしないのか?すると今見せてる高い収益性も落ちる可能性も出てくるでしょう。だからどうみるか。さすがにせいちょうするくらいならもういいかな?とも思えるけど、成長しない、減益するなどくると今の株価は維持できないかと。PBR5.5とかの超高評価企業ですので。

 

システムソフト

これも受注開発系のシステム会社かなあと。高い原価率。

業績が安定してない。2018年に大幅減収で赤字。また伸びたと思ったら特損で純赤字、で減収でまた赤字。今期3Qで大幅増収で黒字復帰ですが、これだけ赤字も多く売上も安定しないと見通し立て難いですね。

ただ、2018「利益率の低い案件からの撤退、仕掛案件の整理、一層のコスト低減等、より筋肉質な組織と事業構造への整備」からの特損も切りながらようやく掴んだ大幅増収の黒字化なのであるいは変身してる可能性は。

一方財務は特損もあり随分目減りしましたが自己資本比率も高く健全性は維持してます。普通に総負債<現金。なので戦える状態。利益剰余金はマイナス突っ込んだようですが。でもまだ営業CFはマイナス。今期はプラスで推移してるようです。

あと買収してるね。

システムソフト<7527>、APAMAN<8889>傘下でレンタルオフィス事業のfab - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

赤字企業ですね。うまく活用できるのでしょうか。ただ空室管理などはもともとアパマンのものをやってそうなのでシナジーはありそうですね。あるいはポイントになるかもしれない。

評価。なかなか以上に高評価水準のPER24とか。期待込みのものにはみえますね。今の利益水準から伸びないと厳しそうです。買収など含み伸びてくるなら面白いそうかもしれない。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにございません。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表