大河の一滴

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(8439)東京センチュリー/日記(比)

 投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績財務データはだいたい株探さん。株価は先週末終値

比較銘柄

東京センチュリーとその他 

株価

4880円(人々は、砦を突破しまだ進撃は続く。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 8439 8593 8591 1898
会社名 東京センチュリー 三菱UFJリース オリックス 世紀東急工業
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 その他金融 その他金融 その他金融 建設
株価 4880 582 1812 603
時価総額(億) 5203.28 5213.75 23992.82 243.7
予想売上(億) 9800 8300 28000 885
予想営業利益(億) 740 790 3500 63
予想営業利益率 7.6% 9.5% 12.5% 7.1%
予想純利益 450 535 3000 55
PER 11.45 9.68 7.76 4.43
ROE 12.6% 8.1% 11.9% 21.7%
時総/収益(独自) 7.74 7.13 6.62 4.01
成長印象 あげ びあげ あげ あげ
総資産 35721.43 35798.82 113179.46 649.98
自己資本(億) 3568.2 3547.01 25253.34 254.07
自己資本比率 10.0% 9.9% 22.3% 39.1%
PBR 1.44 0.78 0.92 0.96
配当利回り 2.2% 2.6% #VALUE! 2.8%
配当性向 24.6% 24.9% 23.1% 12.5%

 今週は比較。今週は長期BPS(EPS)成長企業(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2017/03/20/210000)に見て営業利益伸ばしてんなあと思ったものをチョイスして比較。比較の会社と数字は上記の通り。東京センチュリー。リース屋。比較にリースな方々。ゲストにセンチュリー仲間の世紀東急。

東京。2010年に業績が跳ねているね。たぶん買収かな・・・と調べると合併みたい。2010年に生まれたぐらいに見るのが正しいか。

リースは見た目自己資本比率低めだし営業CFがマイナス連打したりして危なさそうに見えるけど堅い業績のものが多めな印象。ここもそう。見た目の悪さはあまり気にしなくていいかも。もっともあまり評価が高くなるは期待しがたいかも。PERとかは相当低めに見ておいた方が。成長はあまり早くないけどちょっとしてる感じね。いろいろ悪くない印象だよ。

財務を見ると2010年に総資産が増えていると。株主資本と有利子負債が順調に増えてます。リースに限ってはいい傾向と見るべきでしょう。CFも同等。営業がマイナスで財務でお金がどんどん借りてる感じ。リースだから多分大丈夫。

三菱UFJ。長期で微妙に成長。業績傾向は利益を堅実に出す感じで堅く。財務もリースとしてこんなもんか感。CF傾向も東京と違いがよくわかんない感じ。

オリックス。これは利益が安定しない感じです。2010年とかは結構追い詰められてます。ただ利益は死守でそこはリースとしての堅め感がでてるかと。成長傾向ではありますね。財務を見ると会計方法が違って有利子負債とか見れませんが上記2社と傾向は近そうです。自己資本比率がより高めですので若干安全かもしれません。CFみると営業CFプラスですね。傾向が違いますがたぶん会計基準のせい。ここでは違いは詳しく見ません。

評価ですがUFJとの比較では東京のほうが評価は高めと言えそうですがROEとか見せている成長とかで東京高評価はそうだろうなあってところでこんなもんか感あります。迷うのがオリックス。成長もあり自己資本比率も高くROEも優秀といえるところで、その中でPBRPER低めは目を引くところだけど過去には大幅減益もしていたり会計基準も違いそうで比較し難いなど見えにくいところがありそうです。この辺をどう考えるか。優待もあるので少し持つのは普通に悪くなさそうですが・・さてはて。

リース自体の低評価傾向が覆されるのはどうだろうね?今のところあまり期待しないほうが。

東急は並べただけ。評価は低いけど建設っぽく利益は乱高下気味で成長もどうだろう?感。近年は調子いい。これが続くと思われたら見直されるはありそうだけどね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ。
週足でもちあいからブレイクアウトか。
月足であげ。
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期で順調。そして中期での持ち合いを4670突破でブレイクアウト。勢いはありそうです。ただ勢いがあるがゆえに底定めが難しそうだね。 近いけど4550しかないかな。ここを切るならひとまず諦めると。
ファンダ的には、順調で見た目より堅実なリース屋さん。順調が続くなら良さそうだし、まさかのリースの評価見直しとか来たら面白いかもね。

株探リンク

 東京センチュリー:http://kabutan.jp/stock/?code=8439

 三菱UFJリース:http://kabutan.jp/stock/?code=8593

 オリックス:http://kabutan.jp/stock/?code=8591

 世紀東急工業:http://kabutan.jp/stock/?code=1898

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 暴落っぽいの来ると思ったらそうでもなくがっかりです。

ということで何もなし。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

株探データで銘柄比較表

値幅(期間)の因果

f:id:kamomenotoushi:20170515195113j:plain
アスクルが火事が起こしたわけでありまして

2017年の2月だね。

世間の注目を集めたのか、友人がアスクルに注目していたのです。

最近友人の株式投資熱が高まっているのか、自分は本を貸したりよくいろいろ聞かれるようになったりして。(自分も調子がいいことを匂わせてるし本を貸したりもしてるのでその高まりにも自分の影響はあるのかも)

火事の影響かアスクルの株価は今時点で下げているので「これは・・!?」って思ったんだろうね。それでアスクルに随分注目しているようでした。

 

そんな中友人と話したり見たりして思ったことの話。

 

そんなアスクルですが

 火事によって株価は下がりました。

というのは嘘というか、ホントか嘘かわからない。と思うんです。

 

株探で見るとアスクルは2017年2月16日に3630円初値でこの日出火だね。で、4月5日までに2953円まで。およそ18%の下落。

鎮火は2月28日だね。

なんですがこの下落の因はたぶん火事なんでしょう。とまでしか言えないんだよね。

何故かと言うと、株価変動を決める要因は火事だけじゃないからです。

 

この二割の下落にはたぶん何かの原因があるんでしょう。

ただそれを決める要因が多すぎて特定できないはずなんです。

 

火事かもしれない。

日経平均の動きかもしれない。

NYダウの値動きかもしれない。

アスクルの別のニュースかもしれない。

石油か為替あたりかもしれない。

競合他社のニュースかもしれない。

政治のニュースかもしれない。

機関投資家のファンド状況のせいかもしれない。

 

火事は確かにアスクルの株価に影響したかもしれない。

しかし、それだからといって火事だからアスクルの株価はあがるあるいはさがるという結論、その因だからその結果が出る出たと言うのは難しいはずなんです。

 

なぜなら、株価を動かす要因のうちひとつにしか注目せず他の要因に対して無配慮だからです。

故に自分はアスクルの株価は火事によって下がったとかこれからあがるとか下がるとか言うのは避けたい(当たると思えないし、なにより証明しようがない)わけなんです。

 

株価を因から、果を導くことは難しいと考えているわけです。

因となることが多すぎるからです。

 

2割以下、二ヶ月程度の株価推移であるなら。

 

一応追記しておきますが・・

これはわからないとしておくことが重要だと考えています。(実際に当たってそうなときがあるとしても。)

なぜならそれをやっていくといずれ因から果を導くことが危険な場合が来るように思えるからです。

 

ただしこれが倍(数年)なら結構話が違ってくる。

条件にもよりますが、より値幅が大きくなる事例だとそれほど困難でない事例も出てくるように思えます。

2割の結果を因から導き出すのは難しいけど、それが10割であるなら因から導き出すことがかなり現実的になると考えています。

ちなみにその因を導き出すのは簡単だとかは言ってないよ。

ある果からそれの因となったものを導くのが容易くなることもあるって言ってます。

 

その因は会社の変化です。

 

株価を決定づける要因は様々、本当に様々ありますが、すべての因が均等に作用するわけではありません。

圧倒的にその中では会社の状態が大きくなります。

EPSが倍になる因を想定し実際にそうなるなら(そのPER次第ではありますが)実際の株価上昇を引き当てている事がほとんどでしょう。

 

会社が大きな変化を伴う場合は、因から行けるという面が出てくるわけです。

会社が倍ほど変化するなら、日経とか為替とか火事だって上記の諸々すべてひっくるめて影響が相対的に小さくなる。ということです。(さすがに高PER帯では難しいところがあるけど)

 

整理するとこう

自分の考えている傾向だね。

3割程度までの値幅(半年くらいまでの短期):因となる要因の特定が難しい。故に因から果を導くのは難しい。

5割以上くらいの値幅(半年以上の長期):因を大きく占める会社の状態 を予測できるなら他の因は相対的に無視できる。(条件にもよるが)因から果を導くやり方も可能。

 

実際周りを見るとこれを踏まえた戦い方されてる人多いと思います。

短期ほど因を考えてないように思えるところで、因は軽視あるいは無視して結果の積み重ね(統計)から有利な結果が繰り返し出る条件を探しているように思えるし、

長期になってくると、いかにして会社の変化見極めようみたいな・・つまり因(ビジネスモデルや財務諸表等)から大きな変化を求めるような戦い方になる人が多いように思えます。で、周辺の影響の小さい因は軽視、無視する。

 

こんな感じなことを考えてみましたがいかがでしょうか?

自分がどうやって因と果を考えているのか整理してみるとおもしろいかもですね。

自分はこのように考えたであって、それぞれの方の答えは違ってもいいと思うんです。

 別に短期からでも因からいけるでもいいと思いますよ?

材料追いかける事になりそうですけど、それが向いている人もいるかもしれないし。

まあ、自分の道具を考え整理するってことが大切だと思うんです。

 

 

値幅と期間の因果。

あなたはどうそれを考え扱いますか?

 

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