大河の一滴

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(6920)レーザーテック 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

レーザーテック

(東証一部/電気機器)

株価

7450円(人々は、過去に目的を達せられなかったのを反省し準備し見事過去の壁を破ってみせた。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。ROIC変則三年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位336位を抽出し直近年初来高値から5%圏内にある銘柄からチョイスして比較します。質がよく業績も好調で株価も上昇しているものを拾う意図。レーザーテック。液晶・半導体検査装置が主力。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年10月9日に取得。

業績

高度な技術を使っての検査装置など作ってますね。特に半導体などすごく細かいものを検査する機械などに強い模様。 

利益率など高く堅実味は高いのだけれども言うほど成長性は高くない会社・・・だったと思うのだけれども直近大きく業績を伸ばしてきてます。2019年で売上35%の利益39%増、今期計画でさらに伸びが加速と大変なことに。半導体特需に乗ったということになりそうだけど、半導体業界は衰えを見せてそうなのに勢いは加速みたいなかんじでしょうか。

2018年くらいから「主要販売先である半導体業界では、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)やIoT(様々なものがインターネットにつながる)などの技術革新に伴う半導体需要の裾野の広がりから、半導体および半導体製造装置市場は堅調な拡大が続き~FPD(フラットパネルディスプレイ)業界において、中国におけるG10.5と呼ばれる大型パネル向け投資が本格化しましたが、OLED(有機EL)を用いた中小型パネル向け投資は減速」

やはり外部環境が良さそうで、売上は計画通り利益は上振れして・・

2019年「半導体業界では、メモリーメーカーは設備投資を抑制しましたが、ロジックメーカーは微細化を進めた先端ライン向けに設備投資を行いました。大手ファウンドリでは次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィに対応する投資を開始~FPD(フラットパネルディスプレイ)業界において、中国メーカーの10.5世代大型パネル向けを中心に投資が行われ、FPD用マスクメーカーも10.5世代に対応したマスク用設備投資を行い」という感じであちらが投資を減らしても他は増やすでトータルで勢いづく感じで。

今期も強気な計画ですね。6月決算もありまだ1Qも出ていません。株価も急騰気味ということで好業績期待を織り込んできていると言えそうですがさてはて。

財務

 借り入れなどないですね。しかし急激に自己資本比率悪化してきてます。何が伸びたかと言うと負債の前受金が強烈に伸びてますね。資産では仕掛品が増えてる。ということでお客から前金もらって商品をせっせと作ってる状態となりますね。

固定資産などはあまり水準が変わってませんでしたが2019年に建物や運搬具を増やしてます。仕事多すぎになったので生産力を向上したってことになりそうですね。

というわけで自己資本比率悪化は一時に仕事が増えすぎたせい。

ちなみに現金も積み上がってきてるよ。

CF

 リーマンあたりは営業CF赤字があるね。ここは営業利益から赤。その意味では売れなきゃ赤字になりますし売れないこともあると。でもその他は営業CF及びFCFずっと黒字にしてきてますね。儲けからしてもあまり設備投資は必要そうな感じじゃないかな。高い技術力ありそうだね。

で、お金すごく貯まるし還元くらいしかすることないって感じですね。還元は利益なみでお金溜まってきてるけど。どうするんですかね。このお金。

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、どっかからみてもあげ。週足月足だと典型的な調整をこなして高値破って伸びるみたいな形。目下好調だけど好調な故に底が遠いね。週足の直近底値も3605で遥か下。となるともし入るなら移動平均あたりでみるのがいいんでしょうね。

勢いあるものほど底を見るのが難しい。覚えておこうね。


ファンダ的には、半導体関連でシクリカルな部分はありそうだけど高い技術でもあるのか基本的に高収益でとても優秀な企業。それがここにきて外部環境にも助けられてそうだが業績が加速中。まずはこれが永続するかだね。

PER33程は安いとは言えないけど特に近年はこんなもの。勢いづく目下なら許されるのではないか。ただ業績が期待ほどでないと許されないかもねとは思いますがやはり勢いはすごいように思えます。

で、今の所計画は保守的で毎年上振れしてる感じですが。まあそんな感じ。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6920

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6920

IRBANK:https://irbank.net/6920

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

株式市場調子いいみたいですね。

自分はその中でルックスルーの持ち株数×EPSとかで計算する予想利益、純資産、予想配当において過去最高値をマークしました。

まぁこれは、PER高い銘柄から低い銘柄に乗り換えたりすると増える数字なんですが。

資産評価額?

さあ?内緒です。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)