（6301）小松製作所　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

小松製作所

(東証一部/機械)

株価

2570.5円(人々は、ずっと喧嘩してがやっと仲直りして先に進むもまた喧嘩を始めてる）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。今週は某所と某所で銘柄が並んでいたのでその中からチョイスしてみます。小松製作所。KOMATSU。機械いろいろ。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年3月29日に取得。

シクリカルです。2008年～2010年に営業利益5分の一くらいはやってます。も、リーマンでも黒字通しだった優秀なシクリカルとは言えそう。その他機械メーカーとしては利益率やROEも高めかつ安定感もありやはり優秀な企業だなーという印象。デカイのは意外に数字良かったりします。ファナックとか。系統違いますがなにげにトヨタも悪い数字じゃないし。で、2016，2017で足踏みも2018年で大きく伸ばしてきています。2018年短信「買収した米国の大手鉱山機械メーカーであるジョイ・グローバル社（新社名「コマツマイニング（株）」）の新規連結の効果」によるところが大きそうとのことで、実際コマツマイニングを除くと順調というか売上増にはなりますが2012～2015年くらいの売上に準ずるくらい。コマツ自体では規模拡大が足踏みなところを買収で伸ばしたとなりそうですね。で、それだと計画は強気に思えますが、3Qでそれも普通にこなせそうな絶好調な決算で通過してますね。コマツの事業地域はまさに世界で日本はそうでもないんですが全世界で伸びている感じです。半ばIT企業化しててドローンと連携して測量を大きく短時間化したり｢もっと安全で、もっと生産性の高い、もっとスマートな未来の現場」みたいな方向性が世界でウケてるのかもしれません。といいつつ、2016，2017年で後退したのでその反動感はあります。相対的にはシクリカルなので年レベルでは減収減益はあり得るとしてたほうが無難でしょう。

財務。2018年に総資産増。これがジョイグローバル社の買収でしょうね。自己資本比率も落ちてます。そういう事がなければ自己資本比率も50から60前後で安定的と言えそうでおそらくは適切な財務を意識してそうです。借り入れはわりとありそうです。財務は普通くらいになりそうです。

CF。営業で安定。も、2018年は結構減ってますね。買収も絡んでコスト増になったが言い分でその他投資CFが大きくマイナスでFCFは久しぶりに大型マイナス。それは財務CF、借り入れで賄った形ですね。でもそういう事がなければ基本FCFは出てくるということになりそうですし、また業績では買収成果も大きく出ていてわるいことでは全く無いですね。というか買収でもしないと営業CFマージンも相当な水準でシクリカルではあるけど堀らしいものがありそうな印象。配当は利益連動な感じ。お金も返したいところですしまた、言うほど現金を溜め込んでいることもないので大増配は大増益でもなければ。

評価。シクリカルではあるけど、いろいろ優秀。2018年の株安もうけてPER10ほどはコマツとしては明らかに低水準ともみれて安いとできそう。も、シクリカルでもあり減益には注意。PBRを踏まえると減益以上のインパクトにもなってきそうでそういうところがシクリカル。そういう部分もあるけどなんというかこれくらい状態をみてまた評価水準をみて狙っていくのは王道感ある。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ感
週足であげてさげ
月足でもみ合い突き抜けたが戻るか調整感
確認。

売買判断

テクニカル的には、ながらくというか10年くらいのスパンでもみ合ってるところから突き抜けるもより戻しきている感。長期上昇が始まったと見て入るのはありかもしれない。底はひとまず2240が良さそう。これを切るならまたもみ合いに戻るとしたほうがいいんじゃないかくらい。
ファンダ的には、素直にずっと伸びるという感じではないけど今は状態もよく勢いもありそうでその中で評価も低い方といえる。良いのではないかと言うか王道感。シクリカル注意。