大河の一滴

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2つの試験

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投資で結果を出す為に

 

2つ問われてくる、試されてくる事があるんじゃないかってお話。

2つの試験があると思うんです。

 

ひとつめは試験で正しい答えがかけるかという試験

正しい答えにはいつか◯がつくように思えます。

しかし困ったことに正しくない答えににも◯が付きうる様にも思えます。

みんなが◯だと思ってしまえば☓が◯になる。

 

酷い試験だなあと思いますが、そうであるならしかたない。たまの話だと思うし☓が◯であり続けることもないと思うし仕方ない。

でも正しくもない答え、☓になるところが◯になってしまうはあると思うけど、花丸がつくことはないように思えます。 いや、たまにはあるかも。

 

花丸がつくのはふたつめの試験をめでたく通過した際。

時によっては花丸どころではない◯の大輪が花開く・・・様に思える事例もあります。

 

それは自分の書いた答えを正しいと主張し続けられるかという試験

 

みずから書いた答えをどんなときも正しいと言い張り続けた者に花丸さらには◯の大輪が咲きうるのではないででしょうか?

 

自分は実は正しい答えを書くこと自体はそんなに難しい試験ではないと考えてます。

といっても当てずっぽうに答えを書くのではやはり正解を出すのは難しいかなと思えるけど、ある程度学んで経験を積んでいくならそれは決して不可能ではないし振り返ってみるとそれは◯だと思ってたという人は結構いるように思えます。(嘘かもしれないですけど)

 

しかし自分の書いた答えをテスト採点中に◯だと言い張り続ける事は容易じゃない。

本当に容易じゃない。

 

思うにバフェットはこのふたつ目の試験が抜群に上手いように思えます。

自分が書いた◯を・・・

 

市場全体からそれは☓だと言われ続けても(かったものが株安になるってことです)

それが本当には実際には◯かどうかなんて保証はなくても(それが◯であるなんてどこにも書いてません)

◯であるものが◯と言ったあとに☓になる可能性があっても(長い時間の中では普通にありえます)

◯がでたとして花丸になったとしてもその後にやっぱりそれ間違いねとなることもあり得る中で

それが☓であれば☓に変わってしまうなら大きな罰を受けることになるにもかかわらず(バフェットの場合、数十数百億の単位になってそれは氏の一生の収入の何倍どころの話ではなく、かつそれは自分を信じた株主という他人のお金でもあったりします)

バフェットは、その◯を◯だと言い続けた。

 

自分はバフェットの一番すごいところはここだと思ってます。

正しい答えを出す能力もさることながら、その出した答えを信じ切れるそれもとてつもない大きい重みの中でそれを貫き通せるところ。

正直キチ◯イじみている(左の◯はまるじゃないよ)とすら思います。

この視点での評価あまり聞いたことないけど、自分的にはこここそがバフェットを偉大にしていると考えています。

 

そしてバフェットほどドデカイ◯の大輪ではなくても、花丸だよね?って思える水準ならこのふたつ目の試験を通過した者のみに与えられるような気がしてます。

 こっちも別の意味でとても意地悪で酷い試験だねって思います。

ちなみにこれは投資家もトレーダーも受けさせられる試験だと思うよ。

トレーダーだって自分が書いたルールをドローダウンという形で試されることになるし。

投資家もトレーダーも意地悪なふたつめの試験を通過しないと花丸はもらえないのです。

 

試験を受けるなら

優秀な受験者でありたいですよね?

正しい答えを書いて◯をもらう。

本気で◯だと信じられるならそれを◯だと貫き通し

◯を花丸に◯の大輪に変えていく

そんな受験者になってふたつの試験を通過してみませんか?

 

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