自分は投資家とトレーダーを分けて考えるようにしてます。
でもいろいろ考えている中で、自分は投機的行為をしているなあということになってきてます。
故に私は投機家でもあるよね?というようなお話。
ちなみにトレーダーでは無いと思う。
投機とは何でしょう?
機会に投ずる行為と言っていいんじゃないかと。
投資は資に投ずる行為でしょうね。
言い換えれば、
機会を選んで行うのが投機。
会社を選んで行うのが投資。
もっと言えば
PER(PBRでも)の変化を期待するのが株式投機。
こういいましょうか?
投資家心理を見て、期待するのが株式投機。
会社を見て、期待するのが株式投資。
そう考えていくと、PER(PBR)の変化を期待する行為は投機的です。
本質的にはPER(PBR)は投資家というか市場参加者が決めるものです。
財務諸表をいくら見てもPERが出てくることはありません。
それは投資家(市場でもいいけど)の方に目を向けないとわからないものです。
というと、それは違うぞとか思う方もいらっしゃるかもしれませんが、PERでもPBRでもそれを決定するのは会社ではなく投資家です。それは本質的には、投資家心理に目を向ける行為です。値動きその他からではなく、会社を見たり比較することからそれに迫るという違いこそあれど。
その投資行為は、会社に対してのみに期待する行為なのか?
そのように聞かれるなら、自分としてはNOであることが多い。(YESであることもあります。自分は投資家でもあります)
自分はそれを買う時のPERPBR配当利回りがどうでもいいということはまったくありません。それはもちろん選びます。そして選ぶからにはいつでもいいと言う事もありません。機を選びます。すなわちそれはもう投機です。
といいますか、自分を言うなら圧倒的に機会を選ぶやり方を好む投資家です。
投資より投機をしている方が多いんじゃないかというくらい、PERやPBRが高いところで買うことを嫌がります。(だいっきらいです)
機会を選んでいるんだから自分はもう投機家です。
自分が注目しているのは、資とその変化というより、機であり投資家心理の変化であることの方が多そうです。
トレーダーのように株価や出来高でそれを測るんじゃなくて、価値と価格の比較でそれを測るという違いはあれ、自分が見るのは資でく機であるとしか言いようが無いことを多くしています。
この意味において自分はトレーダーと正しく同じ穴のムジナです。見てるの同じ投資家心理だもん。違いはトレーダーはそれが熱くなっている機を狙うことが多いのに対し自分はそれが冷えている機を狙うことが多いことぐらいかな。
もちろん機ではなく資の変化にかけることもあります。端的にはグロースということになるね。でもグロースでもそれをPERの向上を狙うとするならもうそれは投機的行為です。見てるのが投資家心理であり機だからね。
端的には・・
それがいつでも買えるものではないと思ってるなら投機的行為をしているはずなんです。
そういうわけで私は投機家です。
しかたないじゃん。自分は100%投資家です。とか言いたいところだけど、自分が医者だと思ってる料理人に明るい未来はないと思うから。
キュウリを見ているのに、薬を見ていると思うことにも未来はないと思うから。
明るくない未来は欲しくない。
だから投機行為もする自分は、私は投機家です。と名乗ります。
投資家でもあるけど。
あなたがしている投資に投機要素はありますか?
もし無いとは言えないなら
しっかり自分のしていることを理解し自分は投機家であると言っちゃいませんか?