環境認識って言葉があります。
あまり投資界隈ではあまり聞きません。
どうやらトレード用語のようです。
トレーダーは環境認識してトレードするようですよ?
じゃあ投資家も真似してもいいんじゃないかという話になりそう。
環境認識って何よ?
よく聞かない言葉ですからね。
でも文字の通りの意味になると思います。
(トレード)環境を認識する。
環境って何よ?
もっぱら値動きになるでしょう。
ほら、トレーダーって値動きの専門家だからね。
そのトレード対象はこれまでにどんな値動きをしているのか?
上昇トレンドだね?とかこの辺りから持ち合いかな?とか
日足でここからトレンドが変わったっぽい?うんじゃあ週足は?
よし、環境はこうだな。
として、トレードするわけです。(もちろん環境によって行動が変わるはずです)
日経平均が下がっているのを理解してトレードするのとしないのは意味が違うでしょう。今はこういうステージなんだな?というのが理解することが環境認識です。
よくわかりませんが、自分はそれをしたほうがトレードの結果良くなると思います。
じゃあ、投資家もしましょうよ?
環境認識。
投資家の環境認識ってなんでしょうね?
自分としては投資家、株式投資家なら会社を見ることとその価格あるいは評価を考えることの専門家だと思います。(異論認めます。)
であるなら会社や価格や評価がどうなのか?が環境認識すべきことなのではないでしょうか?
ちなみに、トレーダーもですが株価予想の専門家じゃないと思ってます。アナリストあたりはそうかもしれない。実績見る限り難儀な専門家だね。
その会社の利益は増えている。減っている。
その会社の売上は増えている。減っている。
その会社の株価、評価は上がっている。下がっている。
その会社の過去は何がどうしてどうなった?
同業他社のそれらはどうだ?
市場全体の状態(利益やその他)は好調か?どれくらいの調子だ?
市場全体での株価、評価はどうだ?どう変化してきている?
ついでに為替や石油の値動きあたりも知っておく?
投資をする前に確認すべきだと思うのです。
トレーダーがトレードする前に環境認識するように。
知っていればいろいろ準備もできるわけです。
例えば・・・
今市場の株価は下げている。ならばこの利益が伸びているとはいえないこの会社の株価は下がる可能性も高そうだから、まずは様子見。少なめの量にしよう。
業績予想で他社に変化があるとは言えない中、ある会社から下方修正が出てきた。以前の不景気時は他社も含めてこれぐらい利益が減っているのか。では慎重に行こう。
市場の利益は伸びている。業種全体でみても以前より利益がでていそうだ。株価は停滞だ。今は良い環境になってきてるのかも。良い環境であるなら業績は下げにくいだろうし、リスクは控えめになるかもしれないしこれを買ってみるか。
などなどなど。
強調しますが、未来はどうなる?を考えろなんて言ってません。
そんなのものは実績の伴わないアナリストに任せておけばいい。
過去から今ままでどうだったを確認しろと言ってます。
どんな木か、そしてその木が生えている森はどんな状態か確認しろと言ってます。
木を切るなら
その木を見て、またその木が生える森も確認するでしょう。
それを怠る木こりは罰を受けると思いませんか?
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だから自分は森の状態をみるために以下のものを作ったんだってば。
すごく役に立つと思ってますが、あまり受けてないみたいでちょっと残念です。