大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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いろんな会社のいろんな分類

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このタイトルは釣りっぽいですが

今回の話は、世の中海運とか情報通信とか倉庫業あるよね?しっかり分類しましょう。なんて話ではないです。それも意味はありそうというかそういうことも内包しそうな話になりそうです。

専門家というものは、いろんなものを細かく分類するんだよっていう話になりそうです。

某おじさん事ロバートキヨサキは

金持ち父さん貧乏父さんで金持ちは、お金の事をよく知り使う言葉がそうでない人と違うんだよと言います。(これあまり重要視してそうな人いなさそうだけど特に重要な事だと思うよ?)

 

専門家は専門分野のいろんなの事象を細かく分類し言葉を与え、その事象をより正確に認識する。

これはかなり重要な指摘だと思うよ。

生物学者は蟻の種類を事細かく分類認識し研究しています。

昔から米ばっかり作ってきた日本人は雨を事細かく言葉をわけ認識してます。

社員は利益といえば利益なことが多いでしょう。そして口から出る利益は営業利益(粗利もあるかも)くらいを指していることがほとんどのように思えますし利益自体を分類して認識することは少なさそうです。

しかし、より専門的な経営者、投資家なら利益と言ってもその利益はもっと分類するのは当たり前ですよね?

利益と言っても営業利益、経常利益、純利益、EPSなどを分けて認識し使い分けます。

なんでそうするか?

もちろん分けたほうが事象を正確に認識できるし正確に認識しなければ痛い目を見るからです。

 

何回か言ってますが

自分はテクニカルトレード講座も受けています。(そのくせファンダメンタルズ投資の講座とか受けてないんですけどね)

その先生は言います。

得意な値動きを見つけましょう。と。

 

なんと驚き。

株価はあがるか下がるかだけじゃないんです。(さすがに馬鹿にしすぎですかね?)

株価はあがるにしろさがるにしろそのあがり方さがり方には相違があり、それを市場観察を通じて認識分類し得意だと判断するものでトレードしましょう。と言うのです。

 

もう一度言いますよ。トレーダーという値動きの専門家にとっては株価はあがるか下がるかだけじゃないんです。あがるかさがるかに多様性を与えそれぞれ認識し分類するわけです。

株価1000円から1200円に上がったとしてもその過程によって違う分類をし違う意味を与えるのです。

だから値動きで利益が取れるんだと思うわけです。

 

そんな中、投資家たる自分もいま認識するその分け方分類の仕方(主に企業に大してでしょうね)で事足りるとしていいのでしょうか?

 

投資家も同じじゃないですかね?

必要な事象をもっと細かく観察し分類し認識していくべきなんじゃなかろうかと。

会社の成長と言っても、売上、営業利益、純利益、EPSがすべて伸びる成長と売上、営業利益のみがあがる成長は分類区別されるべきだし、EPSが同じ成長を見せたとしてもROEや有利子負債が増加したのか低下したのかも区別されるべきだし、同じ平均成長率でも毎年伸びる成長と、停滞と大きな成長を繰り返す成長は区別されるべきだし、海運業と電気ガス業の成長も区別されるべきでしょう。

 

この事象をどれだけ細かく分類し(あるいは命名し)事象をより正確に捉えていけるかどうかはかなりストレートに投資家の実力となると考えています。

なぜなら区別しないと違う判断対応をすることが出来ないからです。 

 

そこにある今ある数字が同じ会社はきっと違う意味が与えられるべきなんです。

例えばROEが15%の指し示す意味は一つじゃない。

その違いを見分け認識しどれだけ意味を与えられるか。

これって重要だと思うわけです。

 

そこにあるいろんな会社。

あなたは数字も近くて同じように見える会社の違いをどれだけ認識し違う意味を与えられますか?

事象をより細かく正確に捉えいろんな分類を使いこなせばそれは役に立ちそうじゃないですか?

 

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