大河の一滴

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安い高いとはなんなのかというお話

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世の中にはお金というものがあって、人類社会においてはそのお金を持っていればある一定の量を渡せば何かと交換してくれます。


ものを買うという行為ですね。
そして買うという行為にはお金をいくら出すという取引額、値札がついて回ります。
ものには買える額の大きさという値段があり値段の高い安いがあります。いやもしかしたら安い高いものなんて無いのかもしれません。

僕を含む投資家(トレーダーじゃなくて)は、それが安いか高いかを必死になって考えます。
投資家でなくても多かれ少なかれ経済社会に生きる人なら買おうとするものが安いか高いかは考えるでしょうが、例えば投資家はそれを特に必死になって考える類の人といえるでしょう。

しかしその安い高い、とはそもそもなんなのか?というお話です。


缶コーヒーというものがあります。
自動販売機とかコンビニとかで大抵税込み120円前後で売っているあれですね。
それはスーパーにいくと税抜き80円とか売っています。
富士山の頂上にでも向かえば200円とか300円にもなっていきます。
それは同じものでもすべての場所でそれを買う人がいます。同一人物でも違う値段で買ったりします。富士山の頂上のものは高いと言って諦める人もいるでしょうし、高いと言いつつ買う人もいます。富士山の頂上のものも安いと言って飲む人もいるでしょう。スーパーの値札を見て高いと言って買わない人もいるでしょう。

スプラトゥーンというゲームソフトがあります。
記事を書いてる今、アマゾンでそれは5200円ほどです。
高いという人がいます。安いという人がいます。
WIIUというゲーム機を持ってなければ遊べませんが、それは三万円とかします。それを合わせて買ってもなお安いと思う人もいるし、そりゃあ高いよと遊ぶのを諦める人もいます。

ある株式があります。
同じ値段のそれを高いという人がいます。安いという人もいます。安いも高いもないなんてことをいう人もいます。

高いってなんですか?安いってなんですか?

物の値段ってなんですか?
僕にはこれらをまとめて一つの基準で語ることなどできません。
だから以下のように言います。

高い安いなんてものは世の中にないんです。
それに正解は無いんです。あるいは全てが正解です。
その中で富士山の缶コーヒーは高いという人あるいは安いという人の首根っこを掴みいいや違うと言うことに何の意味がありましょう。
その株式は割安だ割高だと言っている人に対してもそうです。
そんなことに意味なんてありません。
安い高いなんてものは、人ぞれぞれの中にあるものなんだから。
安い高いはそれを目にしたその人が決めるものなんだからと。

ものが安いか高いかなんていうものは、それぞれの人の判断、置かれた状況でそれは変わるもので、それは決して統一をみないものなんです。
だから安い高いなんてものはあなたが決めていいものなんです。
というより、それはあなたが決めるしかない概念です。
ちなみに人の意見を聞き自分のそれに訂正を加えるのは普通にありだと思いますよ。

あなたはどういうものが安いものかどういうものが高いものかを決めることができます。
あなたが決めることなんだからあなたはそれをコントロールできます。
アタリマエのことです。そしてあなたのコントロール下にない他人の安い高いはコントロールできないのもアタリマエです。
そして僕は、その人を豊かにする高さ安さを決める基準とその人を貧乏にする高さ安さを決める基準があると考えています。
投資でいうなら利益を出せる高さ安さの基準と損をする高さ安さの基準もあるかもしれませんね。
そしてその人を豊かにする安さ高さを決める基準というものは、人が言うままにそれを決めることでも感情が言うままにそれを決めるというものではないと考えています

僕は、それは合理的な考えのもとに判断されるものではないかと考えています。

その判断は人に任せることができます。
マスコミやスーパーが安いと言ったものを安いとするのももちろんできます。
どこぞのブロガーでも僕でも割安と言った株式を割安としてもいいしょう。
感情が言うままにそれを決めることもできます。
欲しいけど高くて買えないと思ったものが1割引で売りだされたとき安い!と飛びつくのも構わないでしょう。
あなたにはどんなものを安いと考えるか高いと考えるかという権利を持っているんだから。
でも・・・
合理的な考えからくる基準をもってそれを決めることもできそうです。
ものの高い安いを”自分の理性のもと”に置くこともできるんです。


あなたはあなたの高い安いをどのように決めていきますか?


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