大河の一滴

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(6464)ツバキ・ナカシマ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年9月14日取得。

比較銘柄

ツバキ・ナカシマとその他

株価

2050円(人々は、山を制覇し慎重に下山しようとするも崖から転落したところ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6464 7726 6471 9818
企業名 ツバキ・ナカシマ 黒田精工 日本精工 大丸エナウィン
市場 東証一部 東証二部 東証一部 東証二部
業種 機械 機械 機械 卸売
時価総額(億) 829.1 114.7 6879.8 81.4
株価 2050 2037 1248 1011
決算期 2018/12予 I 2019/03予 2019/03予 I 2019/03予
予想売上(億) 750.0 176.0 10,200.0 169.5
予想営業利益(億) 115.0 8.4 980.0 9.0
営業利益率 15.33% 4.77% 9.61% 5.31%
予想純利益(億) 77.9 4.8 690.0 5.7
EPS成長率(年複利/期間) 26.4%/7年 #NUM! 31.3%/10年 6%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 9%/6年 1.6%/9年 9.7%/9年 4.6%/9年
PER 10.47 23.82 9.56 13.52
PBR 1.85 1.34 1.21 0.71
ROE 17.7% 5.6% 12.7% 5.3%
ROA 5.7% 2.5% 6.3% 3.9%
配当利回り 3.85 0.98 3.21 1.48
配当性向 40.4% 23.4% 30.6% 20.1%
総資産(億) 1377.8 195.7 10923.1 145.2
自己資本(億) 451.2 85.4 5371.8 107.6
自己資本比率(%) 32.80 43.60 49.20 74.10
一言感想 成長加速 低迷脱出? あげ 停滞

 今週は比較。直近決算連結投資キャッシュフロー増加比率(対過去二期三期)(四季報CDスクリーニング)(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/11/22/000000)の上位みて気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。ツバキ・ナカシマ。ベアリング製造。比較に同業っぽい。ゲストにベアリングは丸っぽいので大きな丸の大丸エナウィン

ツバキ・ナカシマ。過去には上場してて、リーマン前くらいに上場廃止。で、カーライルに渡りまたそこから2015年に再上場してるという流れで会社自体は結構昔から。2014年には社長も変わっているようで気になることもありますが、米国企業買収なども絡めてここに来て急成長を見せてくる感じに。利益率やROEも高水準なのも目を引きます。ただ2016年などは減収減益などもあり環境や要因次第では後退は普通に有り得そうなので注意は必要か。売上が跳ねている2016年ですがこれは米NN社から精密ベアリング部品(PBC)事業を取得した関連で複数の会社が連けるかに入った感じで売上伸びてコストがかかり利益横ばいくらいとなってそうで、今期は買収成果がまるまる出ているという感じか。2Q終えてとりあえず計画通りかな?くらいのペース。買収を除くと成長はどうかなあ?感もあり買収による効率化がどこまで進むか?がポイントになりそうな。財務。総資産が2017年に跳ねてます。米国企業買収が425億円だそうでだいたいそれのせいっぽく。長期借入金が跳ねてますね。財務は悪化のような。CF。とりあえず営業CFは安定よりで買収してこれがさらに伸びるか?というところ2Q終えて伸びはしそう。でかい投資CF。だから買収。だいたい銀行から借りてそうです。というわけで財務CFは大きなプラス。営業CFが伸びなければ借入金の返済は重そうだね。

黒田精工。直近低迷脱出感はあるも過去にはちょくちょく低迷してるので会社は変わったと見るのはどうか。リーマンのときはてひどくやられてもいて普通にシクリカルですねって感じ。成長は厳し目に見ていたほうが。財務。株主資本をあまり伸ばせない程度。赤字もあるし利益率などみても現状維持でいっぱいとなりそう。CF。営業CFはわりと安定。でも必要な投資をするとお金残らない・・みたいなタイプ。

日本精工。シクリカルではある。でも長期に成長だしリーマンなどの悪環境時も黒字は出すという安定性も。はい、大幅減益はやってきてます。だからシクリカル。今の好調がどれだけ続くかだね。財務。基本堅調できてましたが2016年に余剰金減らしてなにかやってる感。で、CF見るとIFRSに変えてるね。たぶんこの影響。となると、営業CFも潤沢にでてそうで投資をこなしてFCF出てるし順調なんじゃないかと。また2016年から手元にお金余ってるのを見たのか借入金をガンガン返済してきてます。借入金自体は大きいので返し切るのはまだ時間がかかりそうだけどいずれは返しきり他のお金の使いみちを考えないと行けないときもくるかもね?今の所増配などは熱心じゃないようです。

 評価。ツバキ・ナカシマ。シクリカルということにはなりそうだし、上場廃止再上場絡みはどちらかといえば汚点になりそうな気もするところだけど、借入金をしてリスクをとり規模拡大にきていることは好みの人は好みなんじゃないかと下落か調整かでわりと見れるPER10程度まで来てます。配当も維持ならなかなかいい水準。そろそろは考えても良さそうな。

 黒田精工。現状維持でいっぱいかなという印象。その中で事業性踏まえて高PERのPBR1越えは厳しいのではないか。

日本精工。会計方法変更が見え難くしている感はあるけど企業が順調としか。高い成長性は期待し難そうもわりと高めな収益性から財務改善はもっと進みそう。いずれは面白い展開もあり得るかも。数年先以上に。

大丸エナウィン。LPガス販売で近畿3位だって。ガス販売は安定性ありそうってことでながく停滞チックな業績っぽく。実際財務とかCFみるに安定感は抜群みたいな。優待銘柄でクオカードとか選択ギフトとか。こーいうのは利回りが高ければ・・クオカードでいうほど高くない1.9%程度。評価が進んでいるようで。残念でした。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、上場して おちたあとは伸びて3240ほど、そこから下げというか調整になりそうだけど下落に転じ。この下げどこまで。とりあえずほぼ直近の2004は流石に近すぎて当てにし難いか。2004を底にして逆張りするとかはありだと思うけどここを切るなら基準にするところがなさそうだね。そうなるなら様子見しながら転換の機会を伺うとかがよさそう。
ファンダ的には、シクリカルは怖いし買収が悪い方向に出るのも怖いが規模拡大がいい方に転ぶなら妙味ある水準にあるとは思える感じ。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないのでございます。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表

投資家と財テク

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最初に言っておきますが

自分は以下に言うことはあまり実践してないです。

が、事実としては有効な考え方だし、それを実践したり工夫していくことには十分価値もあろうかと思うところで自戒もこめたようなお話。

また知っておくとちょっと楽になるというか投資の選択肢をふやしまた敷居をさげるかも?みたいなお話。

 

多くの財テクと聞いて浮かべるイメージとは違う気がするも、自分はこれはまさにテクニックだと思うところでそういう意味で財務テクニック。すなわち財テクというタイトルにしました。

 

言ってることよくわからないよね?

だから最初にバーンと事例を見せてしまいます。

以下は株価は上がらなかったけど儲かったという事例です。

すなわり財テクで儲からなかったものを儲かるようにしたという事例だね。

はい。

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株価さがってもとに戻ったというもの(それこそなんでもいい)があるとしてそれを毎回同じ額追加投資してどうなったかの結果。

ていうかドルコスト平均法だね。

(くわしくはググってください。この記事は実はドルコスト平均法を説明するという趣旨じゃなかったりします。)

 

ここをみるような人でドルコスト平均法を知らない人は皆無だと思うところで、特に自らの選定眼に磨きをかけいい会社を安く買うぞなんて目指すような人はある意味ドルコストみたいな財テクを軽視しているのかな?とも感じるので(まあ自分はそのようなところがある)小手先のテクニックも大いに結果になりうるとは改めて確認しておいたほうがいいかな?というのが本記事の趣旨で御座います。

 

投資なんて誰にでも扱えるようなテクニックで有利になったりするんです。

 

下手したら上がる株式あてより財テクの方が投資結果により大きく影響するかもしれない。上がる株式当ては人に差をつけるのがとっても大変だし、財テクは能力関係なしにやるかやらないかで差がつくし。 

 

株価があがることを引き当てなくてもいいのです。

このあたりは算数の問題で株価下がってもとに戻るならドルコストで利益になる。

正しく算数の問題です。

もしかしたら時にはしくじって損になるものを算数程度でカバーしちゃうかもしれないし、目標を下げるなら投資は算数でいいのかもしれない。

 

そんな可能性もしっておくともうちょっと投資が怖くなくなると思うんです。

それに個別株でもしてもいいというか応用も出来るわけです。

例えば、保有株が下がってナンピンしようなんてときにその資金を分けてもっと下がるならいくらずつ投入とかでトータルの成績は安定そして上向くかもしれません。この辺はだからテクニックに類するものかと。

 

また実際やらなくても(もちろんやってもいい)、別に投資なんて上がる株をあてなくてもいいしそれでも儲かるもんだって思っておくことも幾ばくかの余裕を生むと思うんです。

投資において余裕はとても大事よ? 

 

そしてこれは選択肢でもあるんです。

投資にはいろんな選択肢があって、厳しいものとか優しいものとかがあるんです。

たいていは厳しいものほど儲かりうるって感じだと思いますが、選択肢を広げておけばいろいろ有益だと思うんですよね。

自分も複数の考え方ややり方を選べるし。他の人がどういうスタンスなのかの違いもわかるようになるし。

 選択肢と選択肢がまざるならもしかしてもっといい選択肢が生まれるかもしれないし。

 

ね?

そういうわけでその一つの選択に財テクもとどめておくのもいいんじゃないかと思うわけです。

 

投資なんて株価が上がらなくても

算数の力で財テクでも利益が出てきてしまうものです。

それを知って利用しませんか?

 

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