大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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人間の投資

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ときどき聞きます。

投資でうまく行くには人間捨てる必要があるなんて。

情けや感情を捨てて容赦なく行動するのが大切だなんて意図につながることが多いような。

これって少し違う気がしてるんです。

そんな話。

 

ダイエットとは人間的な行為であろうか?

 

 何を言っている?と思うかもしれませんが考えてみましょう。

 

獣はダイエットをするのか?

獣が自然に生き本能のまま動くことがダイエットになると考えられなくもないけど、食べたいものを我慢したり、とりあえず生きるには必要がないのに走ったり筋トレしたりすることが一般的にはダイエットなるものかと思う。

そういう意味では獣はダイエットはしないと言っていいんじゃないかと思う。

 

 甘いものを食べたいなあという自然な想いを我慢したり、苦しいのや面倒なのはちょっと嫌だなあとありのままの感情を抑えながら仕方なく数キロ走ってくるかがよくあるダイエットというものなんじゃないんでしょうか?

そういう意味では押さえつけられるものがあり、その押さえつけられるものが人間的なものとみなせなくもないかもしれない。

 

しかしだ。ダイエットで、甘いものを我慢する程度には自然のありのままの自分を捨てる必要があるんでしょうけど、それをもってその行為が非人間的かと言うならどうでしょう?

というか、やるべきことを知り、自然、ありのままになる行動を制御することこそが人間的な行為と言えるのではないでしょうか?

程度はもちろんあるけど(犬とかも命令で餌を我慢くらいはできるでしょうし)基本的にはそういう行為を獣はしないのに対して、そういう行為を一番するのは人間だからです。

 

必要なことを知り、あるいは不要なもの知り、それらを求めたり排除するつまりは制御、コントロールすることこそ人間的なのではないでしょうか?

つまりは、甘いものを我慢したりあえて苦しく身体を虐める、自然にはありえない、ありのままでは望み様のない行為をすることこそが人間的な行為なのであり、故にダイエットは極めて人間的な行為と言えるんです。

 

そしておそらくは人間は、そういう行為をすることに向いている。

嬉々として辛い筋トレに励む人がいます。それは辛いその筋トレを喜んでいるのでなくその後の成果に繋がる事を理解するからこその嬉々だと思うわけです。

その行為が望ましい結果になるとわかるなら目の前の欲を我慢し、めんどくさい辛いことにも嬉々として取り組めるのが人間というものだと思うんです。

このような視点からもダイエットはとても人間的です。

 

じゃあ投資はどうだ?

投資も同じだ事だと思います。

制御するのが人間的といえるんじゃないでしょうか?

 

じゃあ投資で制御すべきなのは何?

 

ダイエットでは甘いものを制限する。

なんで甘いものを制限するのか?

ダイエットに甘いものが悪いと知っているからです。

ダイエットでは運動をする。

なんで運動をするのか?

ダイエットに運動がいいと知っているからです。

 

あなたは投資で制限するべきもの、必要なものを知っているのか?

知らないならそれらを排除する事も加える事もできません。

甘いものを食べてはいけないと知らないと甘いものを排除できない。

運動が必要だと知らないと運動ができない。

 

甘いものを排除せず、運動もしない投資が成功するとおもいますか?

 

それは獣の投資です。

それが何も制御しないもの、いわば人間になれない獣の投資であるなら良い結果を求めるのは難しいでしょう。

 

投資は言うまでもなく人間的な行為です。

何故なら人間しか投資をしないからです。

人間的な行為をしてるのに人間でないものが勝てるわけないじゃん。がわたしの率直な意見です。

 

獣じゃ勝てない。自然のまま、ありのままでは勝てない。

だって投資は獣らしさ選手権大会ではないから。

その場所では獣は人間に下されるんじゃないかな?

ここで言う人間とは知るべきことを知りそれを制御なし得た人です。

 

ならば。

人間になるために知るべきは何なのか?

人間として自分は何を制御すべきなのか?

 

この発想が必要だと思うんです、

投資で負ける人が多い一つの理由はこのあたりの欠如にもありそうです。

だってこれ普通は教わらないでしょ?

大事だと言われもしないでしょ?

 故に無知のままにそこに放り投げられ、そこでは獣に落とされたままの人が多いんだと思うわけです。

その果てに何を知るべきか何を制御するべきか探る必要性があることもわからず獣は人間になれず、そのような人は知識をつけ制御するべきものを制御して人間になった人に敗れていくんだと思います。

それは敗れるというより自滅と言えるものかもしれない。

 

だから人間になりませんか?

 

ここでは何を制御するべきかなんて言わないけど(それを探す視点を持ちましょうって話だし)、それを探りそれを知りそれを制御する事が大事だと思いませんか?

そんな話でした。

 

 

人間になりましょう。

必要なことを知り、不必要なことを知り

自然のまま、ありのまま、獣のままの姿を捨て

理性による制御をもって人間の投資をするんです。

 

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実はこれとか近い話かもしれない。

kamomenotoushi.hatenablog.com


 

(5542)新報国製鉄/日記(比)

 投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績財務データはだいたい株探さん。株価は先週末終値

比較銘柄

新報国製鉄とその他 

株価

1249円(人々は、踊りながらも前に進んでいる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5542 5609 5607 5401
会社名 新報国製鉄 日本鋳造 中央可鍛工業 新日鐵住金
市場 JQS 東証二部 名証二部 東証一部
業種 鉄鋼 鉄鋼 鉄鋼 鉄鋼
株価 1249 128 518 2600.5
時価総額(億) 43.84 65.73 79.77 24713.11
予想売上(億) 50 110 243 56000
予想営業利益(億) 6.8 3.5 5.4 2100
予想営業利益率 13.6% 3.2% 2.2% 3.8%
予想純利益 10.8 2.4 10.4 1600
PER 3.83 27.35 7.25 15.45
ROE 36.6% 2.6% 6.1% 5.0%
時総/収益(独自) 5.58 20.38 9.50 11.77
成長印象 一応あげあげ 一応増益 停滞ぎみあげ 停滞
総資産 57.06 189.15 278.41 73126.24
自己資本(億) 29.46 94.24 171.2 29787.33
自己資本比率 51.6% 49.8% 61.5% 40.7%
PBR 1.4 0.7 0.44 0.77
配当利回り 1.6% 2.0% 1.9% 0.0%
配当性向 6.1% 53.4% 14.0% 27.6%

 今週は比較。今週は市場統計推移記録表で2016/6/24から2017/9/8比較でEPSを20%増やしかつPERを20%以上下げかつ2016/6/24時点でROE7%以上のものからチョイスして比較。2016年TOPIX最安値をつけた日から成長を見せたのに評価が下ったもののなかで2016年時点でそこそこ状態が良かったものを拾う意図。対象54銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。新報国製鉄。鋳鋼品中堅メーカー。比較に同業っぽい。ゲストに大株主の新日鉄住金

「当連結会計年度における売上高は、その80%を占める半導体露光装置、液晶露光装置の低膨張鋼、シリコンウエファ研磨用定盤の低膨張鋼の受注は実質的には、ほぼゼロと言う惨憺たる状況でありました。」と、なかなか強烈な文面が2009年の決算短信でありました。この年売上は前年の4分の一。こんな手酷いダメージを受けてるのはなかなか見れないかもしれません。(そこで大きなリストラもしたみたい)景気にはひたすらに弱いと見ておくべきでしょう。ただそこで痛烈に危機感を抱いたのかその後売上も回復し利益率をかなり改善する形で利益も伸ばしてきてます。(今期は計画では前年割れ)財務も2009年に大打撃を受けてから一生懸命に有利子負債を返してきてる感じで財務健全化が急速に進んでいます。CFも増えてるね。リーマン後からは順調そのものとは見れそうです。配当もそれどころではないという姿勢から大幅増配をこなすようになってきてるね。まだ絶対的にはとても小さい配当額のようだね。

リーマンでダメージを受けじり貧してるのが日本鋳造。利益率は地に落ち。BPSもジワジワきてるね。営業CFは出るも必要な投資も賄えるかなー?って感じです。そもそも利益余剰金が減ってるので極めて厳しい状況かもしれません。

リーマンのダメージをそこそこに抑えたのが中央可鍛。2009~2010年に追い詰められてますが、持ち直し停滞くらいでしょうか。ただ絶対の収益性は低めで有利子負債返したり自己資本積み上げはできてない感じ。それでも有利子負債<現金とかだったり営業CFではしぶとく黒字であり続けたりと堅実な尾張商人感は醸し出してます。なお営業CFは投資に消えてる模様。

評価。新報国製鉄のPERは3.83。これはまるで未来の利益は信じられてないという評価だと思います。実際に大赤ぶち込んできた戦犯だけどそろそろ許してあげてもいいんじゃないか?とは思わなくもないです。ただ力及ばずまた赤字が来るとPBR1.4ということもあって再度惨憺たる状況になりそうだけど。株価がね。

日本鋳造はPBR0.7でもどうですかね?って感じ。中央可鍛工業はまあ安いとは思います。株高するとか株安しないとか言ってないです。

新日鉄住金はこんなもんかと。厳しい環境の中衰退しないで頑張ってると思います。有利子負債はとても重そうだけど日本鋳造よりはいいんじゃないかと思います。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で吹いてさげてるね。
週足で一応1372のブレイクアウト感
月足でいちおあげ。
確認。

売買判断

テクニカル的には、乱高下するも長期では上げてる感。 1020とか見ながら長期の上昇トレンドを認める限り乗るとかはあってもいいかもしれないね。
ファンダ的には、未来にはまったく期待されてない感はあるけどひとまず順調です。

株探リンク

 新報国製鉄:http://kabutan.jp/stock/?code=5542

 日本鋳造:http://kabutan.jp/stock/?code=5609

 中央可鍛工業:http://kabutan.jp/stock/?code=5607

 新日鐵住金:http://kabutan.jp/stock/?code=5401

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 四季報とか出たりしているらしいけど、自分は特にない。

まあCDは買うつもりだけど。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

株探データで銘柄比較表