大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(8053)住友商事/日記(比)

 投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績財務データはだいたい株探さん。株価は先週末終値

比較銘柄

住友商事とその他 

株価

1530円(人々は、反撃のチャンスを掴み突撃してる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 8053 8002 8015 1911
会社名 住友商事 丸紅 豊田通商 住友林業
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 卸売 卸売 卸売 建設
株価 1530 717.2 3670 1732
時価総額(億) 19134.22 12464.51 12993.87 3072.75
予想売上(億) 45500 73000 82000 12410
予想営業利益(億) 1230 1200 1600 505
予想営業利益率 2.7% 1.6% 2.0% 4.1%
予想純利益 2300 1700 1100 330
PER 8.30 7.32 11.74 10.58
ROE 9.8% 11.7% 11.2% 12.1%
時総/収益(独自) 10.95 7.98 8.52 6.59
成長印象 びあげ 停滞? あげ あげ
総資産 77617.94 68967.33 40968.43 7936.17
自己資本(億) 23664.85 16837.23 9832.41 2749.11
自己資本比率 30.5% 24.4% 24.0% 34.6%
PBR 0.81 0.86 1.31 1.28
配当利回り 3.3% 3.5% 2.1% 1.7%
配当性向 27.1% 25.5% 25.0% 18.3%

 今週は比較。今週は、市場統計推移記録業で17/4/3と5/12を比較EPSを1.2倍以上でPER90%以下かつPER10以下かつPBR1以下のものからチョイスして比較。決算良好で成長予想となりかつ株価が成長に追いついてなく絶対的に低めな評価にあるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。ではなくて予想出ててない数字は四季報で穴埋め。データが古いので結構ずれてて純利益しかあてにならないかも。住友商事。比較は大手総合商社。ゲストは住友様から林業

総合商社が評価低いというのは、業績傾向が掴みづらいからという理由もあると思うんだ。今回も予想は出しても純利益のみ。かつ事業が多岐にわたり各々の影響が測り難い。時々大赤ぶち込んでもくる。これらに対する防衛として”高く買わない”ってのはわたしならそうすると思いますって感じ。

今回は予想出てないところは四季報のデータで穴埋めしたので各社営業より純の方が大きく出てるよ。

ここで言えるのは、四季報予測より直近の各社計画のほうが強気傾向があるってこと。最近の環境は良いということを示す一つの事例何じゃないかな。そして総合が良いと言うことにも意味はあるだろうね。

それを踏まえて。

 住友は、長期的には利益横這いというか成長性は微妙です。BPSのみわりと伸ばしているね。財務的にも現金は維持しながら株主資本を積みますことで自己資本比率の改善が見られるね。IFRS企業だとIRバンクで有利子負債推移見れないけどたぶん有利子負債も減少かと。

丸紅も近い傾向。

豊田が実は成長傾向見れるね。利益が大きく伸び縮みしたりもするけど財務も悪化させず長期伸びてるのでこれ悪くないかも。(貯金より)

で、評価。

この中では豊田が良さそうに思えるけど豊田は高評価。PERPBRで高く配当利回りでも低いね。住友丸紅はどっちもどっち感。これ配当利回りあたりで高い方でいいんじゃないかと。利益減ると減配もしてくるようなのであまり配当利回りもあてにならないかもだけど。もっとも四季報より強い予測だし財務基盤も強化されてるのでいまのところリーマン以上ダメージは想像し難い所。

さてどうしましょう?

ちなみに林業も調子いい。長期だと成長も見れるね。赤字を出さない程度には安定もしてる。不景気時には利益減らしてるけど。ついでに商社より評価も高い。仕方ないね。商社よりよく見えるしちゃんと計画も出してくれるし。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でブレイクアウトか。
週足でさげてあげてブレイクアウト。
月足でゆるくあげ。
確認。

売買判断

テクニカル的には、短期中期で強い形。1616越えてくるならかなり。ここと975.5が基準になりそうだね。 ただ975.5は遠いので1398あたりを基準にしたほうが扱いやすそう。
ファンダ的には、いろいろ投資しづらい部分もあるけど環境は良さそうだし会社も基盤強化で可能性としては悪くならないような気もする所。大儲けはないと思います。

 

株探リンク

 住友商事:http://kabutan.jp/stock/?code=8053

 丸紅:http://kabutan.jp/stock/?code=8002

 豊田通商:http://kabutan.jp/stock/?code=8015

 住友林業:http://kabutan.jp/stock/?code=1911

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 だいたい今日くらいで決算ほぼ出揃いですかね?

個別は色々ありますが全体としては好調に見えますよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

株探データで銘柄比較表

1000発に当たりが一発のロシアンルーレット

f:id:kamomenotoushi:20161105122436j:plain

自慢ですが

なんでもかんでもではもちろんないですが、日々会社の数字を見てて、「あ。これとても見込みありそうな?」と感じるものが時折あってそんなものが数ヶ月経つと結構株高に振れているなんてことがあります。

クックパッドは見込みをおおいに外しましたけど

 

その時期とかどれくらい上がるかなんてことはまったくわかりませんし、こうかなとか予想もしてもその結果はスッカラカンなんて事が多いですが、「これは見込みがある。たくさん買うべきではないか?」と感じたものはこれを書いている2016年10月の話ですが、そう感じたときより三割以上上昇している、あるいはしていた期間があるような気がしてます。(バイアスもかかってるかもしれない)

 

例えばこれ。

kamomenotoushi.hatenablog.com


実のところこのデータを拾った時に決算前に見直される可能性はかなり高いだろうと思いました。結果としては10月19日の時点で3565円と1.7倍ほど。

たくさん買ってれば自分の今年のパフォーマンスは跳ね上がった事になりますね。

これは後付ですし、結果論でもあるし、だいたいこれほど早く大きく見直されるは思ってませんでしたけどね。

 

じゃあ自分は何故たくさん買わなかったのか?たくさん買えなかったのか?なんてところが今回のお話です。

 

つまりは、投資はロシアンルーレットなんです。

神戸物産でいえば、結果として株価は上がりました。

でも可能性はわからないけど例えば3%でいきなり下方の株価大打撃がないとは言い切れない・・。

もしたくさん買うそれこそ集中してたとしたら、その可能性を引き当てるのなら自分は死ぬことになる。

それを嫌った。

故にたくさんは買えないという感じでした。

 

見込みあると思える投資案件でも、それはあくまでもロシアンルーレット

それが1000発に当たりが一発のロシアンルーレットだったとしてもそれには実弾が含まれていてその実弾を引くなら、それに挑んだものは死んでしまう。

 

そんなイメージを抱いています。

そして実際には、そのロシアンルーレットの中にある実弾の個数はわかりません。

1000発に一発かもしれないし、100発かもしれない、もしかしたら999発かもしれない。

自分はさらっと、上で神戸物産で大打撃を受けるのは3%とか言ってますが、それは実は99%で今は幸運な1%を引いただけかもしれない。

 

そのロシアンルーレットの弾倉の実態は朧げなんです。

わかることは、自分は神戸物産の数字を見た時に決算前くらいまでに見直される可能性は高そうだと感じたことと、実際出てきた事実はそういう弾だったまでで、隣の弾倉に恐るべき実弾があったかどうかはなにをどうこねくり回そうがわからない。弾倉の実情は決して明らかにされない。

 

そんなロシアンルーレットに全力投球出来るわけないじゃないですか?

 

そして、それの明らかにされない実態は1000発に実弾は一発であったとしても

一回のロシアンルーレットに大枚かけるのは本質的にはギャンブル的行為なんだと思うんです。

確率がどんなに低いんだとしても運が悪けりゃ死ぬ目がある。

それがギャンブルでないとするなら何であるというのでしょうか?

 

投資は怖いです。

大きな成果を狙うときはそのロシアンルーレットに挑まねばならないという面がありそうだからです。

もっと怖いのは投資だと1000発に実弾が一発のロシアンルーレットに数倍のレートがついていることもありえるということです。(例えは極端であるけどね)

実際には有利かどうかはわからないのだけれども、明らかに有利に見えるロシアンルーレットがあることもあるように思えます。

繰り返せるとするならまず期待値が1を大きく上回るけど、一度しか挑めなくあるケースでは死にうるという事を怖い以外のどんな言葉で形容されるべきなのでしょうか?

 

有利だろうが極めて有利だろうがそれは、死ぬ目もある一度限りのロシアンルーレットなんです。

 

1000発中実弾一発ロシアンルーレットで死ぬ人はかなり不運な人でそれをやれば多くは資産を大きく伸ばせるんだろうけど、それをやり続けるならあまり不運でなくてもいつか死んでしまいます。

やり続けるロシアンルーレットはいつか1000発に一発の実弾を引き当てるでしょう。

そんなことを考えて やっぱりどんなに自信があっても集中は基準を設けて線引してやらないなきゃいけないよなあとか思うわけです。

 

弾倉の姿がわからぬロシアンルーレット

あなたはそれをどのように撃ちますか?

どのように撃つのがいいと思いますか?

 

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