大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4386)SIG/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年10月2日取得。

比較銘柄

SIGとその他

株価

612円(人々は、期待したフライトはこなせず最初から落下し続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4386 4832 4356 7713
企業名 SIG JFEシステムズ 応用技術 シグマ光機
市場 東証二部 東証二部 JQS JQS
業種 情報通信 情報通信 情報通信 精密機器
時価総額(億) 35.3 223.6 59.7 96.5
株価 612 2847 2088 1278
決算期 2020/03予 2020/03予 2019/12予 2020/05予
予想売上(億) 44.3 480.0 41.5 92.3
予想営業利益(億) 3.6 36.0 6.3 11.3
営業利益率 8.08% 7.50% 15.18% 12.24%
予想純利益(億) 2.5 23.5 4.4 8.4
EPS成長率(年複利/期間) 23.4%/4年 17.1%/13年 6.1%/12年 -0.7%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 53.4%/3年 5.4%/12年 4%/11年 1.3%/12年
PER 13.59 9.51 13.70 10.77
PBR 2.69 1.48 2.43 0.71
ROE 19.8% 15.6% 17.7% 6.6%
ROA 11.6% 8.2% 15.4% 5.3%
配当利回り 2.78 3.16 - 3.13
配当性向 37.8% 30.1% #VALUE! 33.7%
総資産(億) 21.9 285.3 28.2 157.6
自己資本(億) 13.5 152.3 20.7 127.3
自己資本比率(%) 61.80 53.40 73.30 80.80
一言感想 あげあ あげあ 変身? 近年好調も停滞

 今週は比較。市場統計推移記録表で18/12/28から19/10/1比較でPER,PBRで下回り純資産純利益は増加かつROE10%以上のものから気になったものをチョイスして比較します。トピックス転換点より状態が良くなったと言えるのに評価を落としてる地力のある企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。SIG。システム屋。比較に指標的に近い同業っぽい。ゲストにマをつけて発展したシグマ光機。

SIG

業績

 わりと最近上場したシステム屋さん。いろいろIT系のことをしてますがシステム屋さんはいまいち隣のシステム屋との違いが見えにくいのが難点で今回取り上げてはみるものの自分も他のシステム屋との違いはよくわかりません。自分は特に定量的な観点から違いを見出すスタイルですのでそこは了承をというか気にしてなくてだから扱うのですが。

上場前を含めて売上は上昇傾向です。利益も上場前から実績としても伸びてますが、計画で前年割れですね。1Q出てそのとおり増収減益の決算が出てきてます。ただ利益は後半重点的に出てそうで今の所なんとも言えないという感じにはなりそうです。

その他利益率はいろいろやりますみたいなシステム屋としては程々か少し高い程度、ROEはめっぽう高めですね。ROAも高めで平均よりは優秀さはでてる数字には感じます。まあレバレッジかかってるか回転率が高く効率的かもしれない・・・くらいは言えそうです。ただROEは下落傾向で上場して資金調達したというのもあって下がるのも普通ですしもうちょっと下がるかもしれないですね。そんな感じでわりと優秀さは数字に出てそうで特に上場して株価下がりっぱなしとかだと面白くなる局面も出てくるかもしれないですね。そしてそのようですね。

 

財務

儲かってるので自己資本比率は上げてきてますね。そして上場株式発行があったのでそこで自己資本積み増しの財務改善がもっと加速みたいな情勢です。 

固定資産を全然持ってないですね。固定資産は総資産の10分1よりちょっとあるかな程度で資産はだいたい現金、売掛ですね。システム屋さんって感じです。

手持ち現金>総負債も成立し財務はクソ健全ですね。

 

CF

CFも堅調なシステム屋さんですね。設備投資もあまりなく営業CF出てるのでFCF出てお金が積み上がる。配当はいきなり結構配当性向高いですね。もっと行けるか言うと行けそうですが。今の所お金をどうするか問題がありそうです。投資する気なのでしょうか。

JFEシステムズ

業績

ながらく平凡なシステム屋という感じ停滞感ある業績を続けてましたが近年ぐんぐん伸びてきてますね。震災以後は右肩の成長となりそうで特に2015年以降は躍進感あります。 

理由がないかな?と決算説明などからみてみましたがあまり良くわからないと言うか単純に順調で売上伸びてますね。鉄鋼向けと一般顧客向けの大きなカテゴリが2つと小さめなカテゴリ2つの計4部門ありますがどれも伸びてます。特にこれ!みたいなパンチはないですが普通に順調と言えます。

もちろん売上伸びてくるなら固定比率が下がり利益率は伸びるということになりそういうことですね。

その中で計画で大きな増収で利益は微増くらいですね。「鉄鋼向けの売上増を中心に、基盤部門・ソリューション新子会社での増収などにより」ということでの計画ですね。部門別の利益率など開示してませんのでわかりませんが今の所増収するとそれ以上に増益するという傾向があり、過去の計画見ても保守的かなあというところでこれ利益は上振れじゃないかな?とか思って1Q見ると増収7.5%はいいとして増益+55.3%とか弾けた数字出てきてますね。いや1Qだし通期はわからんですけどね。

 

財務

 財務はほどほど。自己資本比率は53.4%ほど。けど借り入れなどなさそうですね。

主な負債は買掛や未払費用や退職給付に係る負債とかなどですね。資産は有形固定は少なくだいたい金融資産っぽいですね。中でも預け金がぐんぐん伸びてます。なんでしょう。これ?少し気になります。その預け金が総資産の3分の1程度ですね。流動資産なので言うほど財務は心配ないというか実際相当健全となりそうです。

 

CF

 営業CF安定で設備投資はして常にFCF出てるような会社。現金増えてますね。ただこれは上の預け金がカウントされてそうでこの預け金が自由に使える種のお金かどうかでなかなか判断変わりそうです。

で、預け金聞きました

これ親会社に貸してるっぽいですね。儲けたそばから吸い取られてそうです。なのでそう簡単には還元などではでてこなくあまり自由に使える種のお金と思わないほうがいいかも。ただ使えなくてもFCFが潤沢となりそうで全く問題なさそうというかだからもってかれているところがありそうですが。

応用技術

業績

 建設系システムとなるのかな?過去は赤字を連発したり薄利であったりしたのですが、特に震災以後は売上を地味に伸ばしてきてだんだん利益も伸びてきたかなと思ったら売上を加速させると主に大きな増益を見せてきたという段階。

計画で倍くらい利益だすと景気のいい計画を出してますね。で、これは修正の結果のようですね。2Qですでに二回の上方修正が入ってます。短信など見てみると建設業界の好況を受けての関連商品が好調のようですね。建設は調子いいのありますが同時に人不足が深刻なところでもありますのでシステム化の引き合いも多くそういうことなのでしょう。

それで2Qで増収増益ですが増収31.9%増益112.0%と弾け飛んでるものが出てて目下絶好調となりそうです。

ただかなりシクリカル色が強い建設系ではあるし、潮目は引くときは早いかもしれません。そのあたりは考えないといけないかもですね。

財務

財務は借り入れなどもなく良好です。現在は全く問題ないですが過去には余剰金マイナスもあったようで、このあたりシクリカルな痕跡がつよくありそうです。まあ蓄積が進んでいるからもう大丈夫だと思いますがね。

ということもあって長らく無配で最近配当復活みたいな感じです。

CF

 営業CFは乱れる感じですね。資金繰りがスムーズでない建設相手だからか支払いはかなり待たされるのかもみたいな感じです。売上債権の変動が大きいですね。ないとは思いますが連鎖倒産貸し倒れみたいなのは頭の隅においていてもいいかもです。うんだから今のところ大丈夫そうですが。

そして設備投資はかからないのでだいたい営業CF=FCFですね。配当を始めした。まだクソみたいな水準でその気になればいくらでも上げられそうです。儲け続けるならその気になるかもしれませんね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足で上場ゴール
確認。

評価・売買判断

SIG

テクニカル的には、 株価的には上場ゴール。上場来底値を割り続け下落トレンド。いかにも冴えないですが反転すれば大きく伸びたりもすることもある上場ゴール。考えてみるのもいいかもしれない。とりあえず576を底にして逆張りはありえますが下落トレンドで逆張りとは認識しているべきでしょう。もしかしたら576が反転になるかもねで反転するなら美味しいよねくらいのスタンスがいいんじゃないかと。


ファンダ的には、普通に問題のない会社。そして結構いい会社に見えます。ただ上場して傾向もみえず成長力も含め未知数なところが多いですね。PER14ほどは企業状態を踏まえると反転しても不思議ないかなあというかあまり高くは見えないですね。減益などこないとそう下もないような気がします。あくまで気ですが。びっくりするほど安いかというとそれもそんなふうには見えなく、成長でもしないとほどほどな感じかもです。投資などして大きく成長したりするとなかなかおもしろそうですし、そうなる可能性もあるかもしれません。

 

JFEシステムズ

特にこれが!ってポイントはなさそうで普通に順調で過去のピークを突き抜け成長している感。ただ預け金がおそらく親のJFEのために活用されているっぽくこれがちょっと気に食いませんね。

それがいちおうPER10程度ですか。状態からすると安目に見えますが、これは預け金の推移からもあまり還元や投資などにお金を活用するとか期待されてなく評価が押さえつけられている感は感じます。実際に過去はもうちょっと下にも置かれてますね。

いや、わりとまじで評価は鉄鋼の子会社ということを勘案するか否かでめっぽう変わりそうです。親会社の影響が小さくなり独立性が高くなったりすると評価一変もありえそうですが・・。

ただ成長な並な結果を期待するならそれは可能性ありそうですね。

応用技術

目下弾けてる建設系システム屋。爆発力を踏まえればPER15程は十分見れる水準です。なのですがわりと浮き沈みの激しい建設業界。潮が引くとなれば一気に引くはありえそうです。よって建設業界は気にしてるのがよさそうです。その中で建設業界の効率化傾向が続くなら大化けしていくのも考えられます。 いろいろハイリスク・ハイリターン。いや、目下の調子が数年続くならハイリスクでもないと思いますが。続くならです。

 

シグマ光機

 シグマで光学商品を扱うとカメラのシグマかみたいに思いそうですが、カメラのシグマとは別会社でどうやらまったく関係ない会社みたいですね。

過去業績見るといかにもシクリカルという業績推移。売上も前年割れ多く利益も乱れます。ただ赤字はなくBPSがあまり変化ないので資本蓄積が厚い企業となりそうで実際借りいれも付き合い程度の自己資本比率80%ほどの会社ですね。FCFもだいたい出てBPSは伸ばしてるのでPBR当たり見ながら買うとわりとよろしいかもしれません。その意味でPBR0.7ほどは、あまり安くないよね?って感じますしシグマ光機としてももっと下だったときは結構あるみたいです。

ちなみにカメラのシグマは非上場。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

台風来てるけど自分の投資でも人生でもあまり台風は来てません。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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