投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年5月11日取得。
比較銘柄
東京ボード工業とその他
株価
1900円(人々は、奈落に落ちるも谷から這い上がってきた。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7815 | 7822 | 7897 | 9896 |
---|---|---|---|---|
企業名 | 東京ボード工業 | 永大産業 | ホクシン | JKホールディングス |
市場 | 東証二部 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | その他製品 | その他製品 | その他製品 | 卸売 |
時価総額(億) | 69.6 | 260.1 | 49.7 | 290.1 |
株価 | 1900 | 556 | 175 | 911 |
決算期 | 2019/03予 | 2019/03予 | 2019/3 | 2019/03予 |
予想売上(億) | 111.1 | 680.0 | 117.0 | 3,500.0 |
予想営業利益(億) | (14.1) | 27.0 | 5.3 | 52.0 |
営業利益率 | -12.67% | 3.97% | 4.53% | 1.49% |
予想純利益(億) | (16.5) | 20.0 | 3.1 | 30.0 |
EPS成長率(年複利/期間) | #NUM! | #NUM! | 19.7%/10年 | #NUM! |
BPS成長率(年複利/期間) | 4%/5年 | 3%/9年 | 3.2%/9年 | 9.9%/9年 |
PER | -4.21 | 19.99 | 16.01 | 10.02 |
PBR | 1.03 | 0.51 | 1.01 | 0.72 |
ROE | -24.4% | 2.6% | 6.3% | 7.2% |
ROA | -6.6% | 2.8% | 2.4% | 1.6% |
配当利回り | 1.05 | 3.06 | 2.86 | 1.87 |
配当性向 | -4.1% | 61.1% | 45.7% | 18.7% |
総資産(億) | 249.5 | 708.0 | 130.4 | 1902.8 |
自己資本(億) | 52.0 | 482.2 | 49.2 | 356.1 |
自己資本比率(%) | 20.80 | 68.10 | 37.70 | 18.70 |
一言感想 | 増収も赤字 | 停滞 | いちおあげ | びあげ |
今週は比較。先週に引き続き5年平均営業CFマージン(四季報CDスクリーニング)から目についたものをチョイスして今度は比較します。比較の会社と数字は上記の通り。東京ボード工業。5年営業CFマージン22.3%。建材ボード。比較に住宅建材。ゲストにジャパン建材。
東京ボード。上場したものの売上は停滞という感じに来てたけど、2018年赤字。で、そこで大きな増収そして赤字拡大の計画。投資の予感がする感じですが、2017年は、「素板及び加工品の販売が堅調に推移したものの、佐倉工場への人員及び製造機器の移管に伴う稼働の一時停止などが影響し、売上高は5,921,658千円(前年同期比0.5%減)とり、佐倉工場の稼働開始にともなう減価償却の開始により、営業損失は877,164千円(前年同期は、653,274千円の利益)、経常損失は972,821千円(前年同期は、485,938千円の利益)となりました。」とか言ってます。で2018年の見通しで「住宅市場においては、平成29年度の新設住宅着工戸数が3年ぶりに減少となり、戸建て住宅は増加したもののマンションが2年連続で減少したため、分譲住宅全体は減少となり依然として厳しい状況が続いております。このような経営環境のもと、当社グループでは、床板を中心とする製造から構造材を中心とした幅広い商品戦略を展開するため、最新鋭のパーティクルボード製造設備を設置する佐倉工場を千葉県佐倉市に建築いたしました。」と言ってるね。つまり市場が冷える疑いのある中大きい設備投資をして商材を広げてきている段階と言えそうです。で、新しい商材が売れる見込みで売上は跳ねる。でもまだコストが掛かりそうでまだ赤字計画という感じでしょうか。売上増を見込みどおり出せるのか?そしてコストを回収し利益を出せるのか?まだ半信半疑で見てたほうが無難かもしれないね。財務。跳ねる総資産。純資産減少。借入金も跳ねてるね。ということで事業改変で規模は増すも、かけたコストはまだ回収できてない段階と。CF。営業CF堅調で来てたも工場停止か、市場の影響か直近マイナスの営業CF。一方大きく設備投資。工場新設分となりそうだね。で、投資分は銀行から引っ張ってきた模様です。還元する段階じゃないような気もするけど配当は出してますね。今の配当水準は過去の営業CFとか市場が冷え込むも等を踏まえても出せそうな水準には思えます。
永大産業。シクリカルということになりそうだね。リーマン前後に赤字。売上は停滞という感じで利益も上げ下げあるけどこれも長期には停滞かなあ。ROEが低めだね。BPSもあまり増やせてないね。ということで現状維持がやっとくらいには見えます。財務。横ばい程度。借入金なく財務はわりと健全。その他特には。CF。営業CFはだいたいの年で出てますね。設備投資がかかるね。FCFは出てるけど配当配ると現状維持感。自社株買いも直近してるので株主のことは考えたいことは考えたいようです。
ホクシン。これも景気悪い時は赤字も出て長期停滞くらいか。で、収益性も低く利益率が低空飛行で冴えない感は。財務。2011年位には落ち込むも自己資本は伸ばせて入るね。一方債務はわりと重そうでかつ返せてない感じで自己資本比率はわりと低め。これは返してないのかもしれないけど。CF。一応毎年営業CFは出てます。設備投資がかかるようでFCFはプラスが多いけど時々大きくマイナス入るみたいな。現金増やしてきてます。前の大型投資から時間もたってるので設備投資のためかも。
評価。東京ボード。他の二社と比べ営業CFの水準は傑出と言えて強みはあるとは数字面からは言えそうです。直近の赤字も大型投資からの変革期でワケありでコストが掛かっていると理由もありそうです。一方大きく商材も広げているのでここらへんの影響も不透明。そういうところもありますが大型投資で強みを持ちながら規模を増し利益がついてくるなら化けるかもしれないと思えるPBR1程度。注目しててもいいかも。もっとももうちょっと時間がかかりそうでもあるし営業CFとか営業利益見ながらタイミングは見計らうなんてのが良いかもしれない。
永大産業ホクシンまとめて。収益性の低いシクリカル。どっちも現状維持に汲々感。評価はそれなりとなりそうなので、なにか突破してくれるなら化けるかもはそーかもしれない。その一点突破すると出来る根拠が用意できるならえんじゃない?とは思います。そう簡単には用意できないようには思えるけど。
JKホールディングス。シクリカルはシクリカルなんだけど営業では赤字は出してないし長くは成長していると意外と堅調というか順調。商材はシクリカルだけどメーカーじゃなく意外にリスクコントロールが効くということになりそうです。PBRみるとけっこう低い水準。もっとも商社なのでメーカーと同じものさしで見るべきじゃないしPBR0.7程度も自身としては安くはないだろうね。で、間違っても堀はないだろうし。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足であげ
月足で上場ゴールであげ
確認。
売買判断
テクニカル的には、 わかりやすく上場ゴールで、そのあと酷い変わり身でするする上昇。も、上場時の株価は上回ってないね。まずここを越えるか。長くは急騰になると思うので調整も留意か。1420あたりがいい底になるかもね。そこをみながら上場高値の2060あたりを見てればいいんじゃにないかと。
ファンダ的には、変革期にありそう。規模を増しあるいは大化け?の可能性もありそうで見ててても損は無いかもね。実際買うなら企業状態見ながらタイミング測るのが良い気はします。その前に織り込んで高くなったら諦めてください的な。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にないですね。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。