大河の一滴

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投資で大切な情報

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投資で情報は大切です。

よくそうおっしゃる人がいますし、字のまま「投資に情報は大切だ」なら自分もそうだねという他ありません。

 ただ自分の思う情報の大切さというのは、多くの人が言う情報が大切だというのとちょっとニュアンスが違うのかな?という気がしているのです。

というわけで自分の思う大切な情報とはなんなのか?

そんな話。

 

よく言われる「情報が大切だ」

これはどんな情報を指すのでしょう?

 

自分は要するにそれは、誰でも簡単に入手できない特別なもの。あるいは、ニュースが出た一日後、いやもっと一時間後にはもう用をなさないような極めて新しいもの。

どうやら何とかして特別な珍しい情報を手に入れることとか、新しい情報をいち早くそれこそ秒単位で早く手に入れるみたいな新規情報早取り競争みたいな事を言ってるのかな?って気がするところです。

それも情報の一つのあり方だし、それも投資に役立つかもしれないとは思います。同時にそれってなんかとても疲れそうだなあとも思えるところですけど。

 

そしてこのあり方って自分の思う「情報は大切だ」とは違う形なんです。

 

例えばなんですが

自分は2016年の6月にJPX(日本取引所G)を配当優待利回り高いよね?って買ったわけですが、これが一年ちょいで1.8倍くらいになっています。望む成果は人それぞれかと思いますし、100発100中でそうなるかと言えば全然そうでもないんですけど、うまく行けば一年で1.8倍ってのはとても上出来な結果だと思います。

でもこの判断に要した情報ならヤフーファイナンスで全部揃うわけです。自分はこのとき四季報CDとかでも会社の状態も確認したけどね。

 

ヤフーファイナンスならインターネットに繋げる人なら誰でも見れる情報だし、四季報CDにしたって誰でも買えるものだし、東洋経済に貢ぐのが気に入らないなら企業HPにでも行けば大抵は決算短信でもあってもっと詳しい情報が誰にでも無料で手にはいります。情報の鮮度で言っても自分は四季報決算短信が出た途端急いで確認して急いで注文したわけでもなく、もっと数年前とか数か月前からある情報を確認して(優待内容なら数年前から変わってないはず)うん分かった。じゃあ買おうかなってわりとのんびり買ったわけです。

誰でも確認できる出たばかりでもないずっと前からある情報をもとにJPXを買ってそれがおよそ一年で1.8倍と相当に上出来な結果になった。です。

 

自分も「情報は大切だ」と思います。

でも自分が思う大切な情報とは、珍しかったり特別なものでも早いものというか、だれでも入手できるものではないものではなくて・・

基本的なことを教えてくれる情報なんです。

 

誰でも簡単に手に入れられる新しくもない情報が大切なんです。

むしろ大切な情報だから誰でも手に入るんじゃないですかね?

投資に情報は大切です。

でも自分の言うそれは、投資に対する判断は当てずっぽうや根拠なしに行うことじゃなくてちゃんとした情報をもとに根拠をもってやるべきだよね?って事で、しっかりとした基本的な情報で判断することが大事だよね?って話であってその情報がなんか手に入れることが困難な珍しい特別なものであるかとか、世の中に出てすぐの新しい情報を誰かより素早く手にいれることではないんです。

 

個人が敵いっこない(そうかな?)機関とか、よくわからないけどやたら情報を早く集めるスゴイ人(例えば岡三マンさんとか?)と情報戦争して勝つ必要なんてないし、そもそも争う必要もなくて、誰でも手に入る新しくもない情報でも投資は普通に戦えるし利益も出せるのです。

 

違いますか?

自分は投資に情報戦争で誰かと争って勝つ必要なんてないと思いますよ。

 誰にでも手に入る当たり前で新しくもないしかし基本的な情報でしっかりかんがえてゆっくり判断してもいいしそれで十分結果も出うるんです。

そうだと思いませんか?

 

ここでだいたい言いたい事はおわりだけど。 

情報をもっと使いこなしたいなら、もっといいアプローチもあると思うんだ。

自分はそれは”古い情報”だと思ってる。

 

古い情報。

そういわれると価値がないと感じる人も多いんじゃないかと思います。

でも自分はそれは違うんじゃないかなあって思います。

というか自分は断言するけど投資でものを言うのは新しい情報なんかじゃなくて古い情報です。

 

古い情報とは例えば・・

こういうことをしているある会社は不景気時にここまで業績が下ってここまで評価が下ったとか。

昔の人は市況が盛り上がったり盛り下がったりした時にどういう行動をしたのか?とか。

偉大な投資家ウォーレン・バフェットが30年前にこういうことを言ったとか。

他にもある会社は過去に自社株買いを繰り返しているぐらいでも結構役に立つかもしれない。

 

そういう古い情報のほうがよっぽど役に立つと思うんです。

難儀なのは、古い情報はあまり他の人が注目してないからか探し出すのが新しいものより手間だったり、やっぱり過去の情報も量は膨大で全部は知りえないし知り得ても労力も無限ではないし重要と思えるものだけをチョイスするとか工夫も必要そうなところですかね?

こういう情報の中にはもしかしたら手に入れるのに苦労する珍しい特別な、それでいて大いに役に立つ情報もあるかもしれないね。

 

情報は大切です。

しかし大切なのは珍しいものですか?当たり前のものですか?

新しいものですか?古いものですか?

あなたはどんな情報を大切とし役立てますか?

 

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