大河の一滴

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ソウバカン

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ソウバカンなる言葉があります。

ふと、ソウバカンなる言葉が色んな意味で使われているなあと思いましたので今回はちょっと整理してみようというお話。

なんでこんなこと思ったのかというとソウバカンがどうたらという話でそこで自分の考えるものと違うように使われていたからです。

 

ソウバはきっと相場なんでしょうね。というかそれ以外の漢字で使われているのを見たことがありません。

 これは株式投資なら株式相場、FXあたりなら為替相場。ともかくもまあ金融相場のことと考えて間違いないんじゃないかと思います。不動産相場でもいいかも知んないけど。

ならばソウバカンの解釈の違いはおそらくはカンを何とみなしているかによる違いと推察できそうです。

自分の場合はソウバカンとは例えば以下の様なものを指しているとみなしてました。

価値と価格はバランスするとは限らない。

価値と価格は常にバランスしている。

相場は繰り返す。

安くなったものは高くなる。

高くなったものはより高くなる。

(別に上記が正しいとか言ってません)

 

しかし、あるひとは例えば日経平均は18000円で底をつき21000を越える方向になる。とかの考えをソウバカンと言っているようなんです。

それであれ?と思って今回に至る。

そこでちょっと調べてみました。

相場観、相場感、相場勘なんてものが見当たりました。他はあるでしょうか?間寒幹とかしっくりきませんしきっとないんでしょう。

人によって微妙に違いそうですがFPかもめが区別するなら以下のようになりそうです。

繰り返しますが例は正しいとは言ってない。

 

・相場観

相場やそれに関わる人を観察すること調べることを通して養われた考えられたいわば原則的なもの。ルール。哲学。拠り所。あの本でいうところのシステム2が出す答え。

例:業績と株価は常にはバランスしないが長期的にはバランスする。

予想をベースにしては儲からない。

 

・相場感

相場やそれに関わる人を観察する、実体験して得られた感想、実感。

例:FX怖い。

株で儲けるのなんて楽勝だ。

 

・相場勘

経験や知識からあるいは当てずっぽうで得られる勘。あの本でいうところのシステム1が出す答え。

例:日本郵政は今が底。これからあがるだろう。

今株価は高い。いずれ下がるだろう。

 

補足しますが相場勘って言うと馬鹿にしている感もありそうですが、熟練すれば勘も養われるかもしれないとは思います。

熟練した漁師は、おそらくは様々な要因(天気、潮の流れ、昨日までの実績等々)を統合して即座に見込みのある漁場を見抜きますし、経験を積んだ弁護士は美味しい顧客を第一印象で察するとかもしてそうです。

そしてそれらは馬鹿にならないほど正確だったりします。

案外、ぱっと相場や銘柄を見るとこれからあがるかどうか分かるようになるかもしれません。とても楽そうでいいなと思います。

そうなったとするなら相場観を通じて相場勘を発揮しているなんて事は言えるかもしれませんね。

自分はあまり信じてないというか、アテにするべきでないと思いますけど。と、考えるのはおそらくは自分の相場観故なんだと思います。

という感じです。

自分は相場勘を言っていた人を見て、あれ自分の相場観と概念が違うみたいだぞ?と感じたのでしょう。

でも他人のソウバカンはソウバカン。

自分は相場観を磨き、相場感などに流されず、熟練して相場勘も養えるならもうけものくらいで。勘も観でチェックするぐらいには慎重でありたいものですが。

 

あなたのソウバカンはなんですか?

観?感?勘?

あなたは何を磨きたいですか?何を身につけたいですか?

 

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あの本ってこれ。