大河の一滴

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(9829)ながの東急百貨店/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年12月7日取得。

比較銘柄

ながの東急百貨店とその他

株価

1955円(人々は、人々は、並に乗ってサーフィン中。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9829 8257 8244 9631
企業名 ながの東急百貨店 山陽百貨店 近鉄百貨店 東急レクリエーション
市場 JQS JQS 東証一部 東証二部
業種 小売 小売 小売 サービス
時価総額(億) 18.9 24.0 1471.9 322.6
株価 1955 - 3640 5050
決算期 2019/01予 2019/02予 2019/02予 2018/12予
予想売上(億) 184.6 199.0 2,811.0 335.7
予想営業利益(億) 2.8 2.7 51.0 14.7
営業利益率 1.50% 1.35% 1.81% 4.36%
予想純利益(億) 0.9 2.5 38.0 9.0
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 9.5%/10年 30.6%/10年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) -9.1%/9年 18.1%/9年 6.9%/9年 2%/9年
PER 21.26 9.61 38.68 35.71
PBR 0.61 1.2 4.31 1.17
ROE 2.9% 12.5% 11.1% 3.3%
ROA 0.6% 1.8% 3.0% 1.9%
配当利回り - 0 0.55 0.59
配当性向 #VALUE! 0.0% 21.3% 21.2%
総資産(億) 138.0 139.7 1283.1 467.2
自己資本(億) 30.7 18.7 324.7 270.6
自己資本比率(%) 22.20 13.40 25.30 57.90
一言感想 後退 薄利停滞 あげ? びあげ

 今週は比較。5年平均営業CFマージン(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/05/20/210000)上位から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。ながの東急百貨店。百貨店。比較に百貨店。ゲストに東急仲間のレクリエーション。

 ながの東急。長野県で最大の百貨店。なのですが長期に売上現傾向。利益も薄利ですね。2016年に大型純損失。たぶんなにか処分してますね。処分というか「当社の保有する事業用資産等(土地)につきまして「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき将来の回収可能性を検討した結果、平成28年1月期において、減損損失3,768百万円を特別損失に計上する」だって。もってた土地で稼ぐ自信がなくなったから土地の価値下げます泣きながら。ぐらいになりそうです。キャッシュインもないということなりますね。とまあ基本冴えない感じです。財務。よろしくないです。借入金がおもそうで自己資本比率も低いです。もっとも地味に借入金は返してきてますね。CF。営業CFは出ています。地味に設備投資もしながら銀行にお金を返す日々のようです。銀行のために働く会社。ちなみに無配になりました。

山陽百貨店。姫路の百貨店。長期に売上減傾向。薄利。とながの東急に近い業績傾向。リーマン時くらいにここも大きめの純損失。も、ここはそうしたのが良かったのかその後は黒字は通してそうでBPSくらいは長期増加傾向。財務。ここも財務状態はよろしくなく。借入金重め。も、こちらは意図して今の水準においてるのかもしれない。手持ち現金は多めで増えてるけど借入金も増やしたりというかあまり返してない。百貨店は現金は入ってくるので資金繰りはたつし、一方設備は重くROEなどは低くなりがちなのでレバレッジを意図してかけてる的な意味で。ただリーマン時には利益余剰金もマイナスにつっこみ回復途上なのでまだ返す余裕はないって思ってるのかも。CF。CFは堅調。FCFもでてるかな?無配です。まだ余裕ないというセンが濃くなってきました。

近鉄百貨店。売上は現傾向薄利は同じなのですが、売上減に歯止めがかかっており利益反転を見せてきてます。リーマンあたりは赤字も出てますね。シクリカルっちゃあシクリカル。財務。上の2つよりは良いと出来る財務。総資産を減らしてますね。リストラが進んでいると言えそうです。というわけで自己資本比率向上の筋肉質化が見て取れます。借入金は重めですがCF比較だとその気になればかなり返せそうです。CF。2011年辺りまで営業CFは厳し目の推移。も、2014年程度から大型投資もこなしながら営業CFの水準が上がってきてます。FCFも投資をしながら余裕がでてくるように。低迷脱出感はあります。今年から長らく休んでいた配当をまた再開するようです。

評価。とうきゅうはPBR0.6と一応すぐには倒れそうもなく存続性のある小売としては高くはないかなという印象ですが、いろいろ還元もできない程度にしんどそうですし、特に売上減傾向が厳しいですね。この程度の評価なら他にもっといいのもきっとあるのではないか。

山陽百貨店。まだ立て直しの過程とみなすなら財務は健全化の方向も借入金は減らしてないし業績も薄利張り付きだしで厳しい目線になってくるかな。PBR1こえはちょっと高いのではないか。とうきゅうよりはマシには見えますが。

近鉄百貨店。状態の良化が見て取れます。も、評価が高いね。これは優待パワーっぽいです。現金決済10%引きのなかなか強力な優待が。上限300万円なのでマックス使えば30万円引きなので理論上は優待利回り80%とかにもなります。このあたりから評価はぶっ壊れてるとみなしたほうが。状態はいいのでそれでもいけちゃうかもしれないけど。あるいは近鉄百貨店で買い物しまくる気ならマストバイでいいとおもうけど。

レクリエーション。THE停滞と言えるような業績・・は言い過ぎか。微妙に増益傾向。も、過去に減益はあるし、2011年は赤字もあり。このあたりをどう考えるか。2011年の詳細はここでは調べません。財務は健全と言える状態にありそうです。2016年に大型投資。これは東急から借りていた不動産を買い取ったみたいですね。今後その影響がどうなるかなんて視点はあってもいいかもしれない。評価はROEを踏まえるとPBR高いかもしれないね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でなんだかよくわからない
週足でなんだかよくわからない
月足で長期もみ合い。
確認。

売買判断

テクニカル的には、 2015年辺りに上げているが基本方向性なしと見るか。時々吹いているしボックスも形成しているので1900台あたりで仕込んで吹くのを待つなんてのもあり得るかもしれない。たまにはそういう狙い方もいいかもしれない。底は1890で。
ファンダ的には、地方百貨店は苦しげな感じ。ながの山陽はお帰りいただくのがいい気がするところ。近鉄は面白そうだけどこれはこれで優待で評価が壊れてそう。優待の動向が株価推移の大枠を決めてそうな趣。この辺に根拠を見いだせるなら。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 主要口座のGMOにて信用口座が通りました。

早速損出し・・・と思いましたが今日は金曜で投資記録の日ですので投資記録が乱れるのは嫌だなあということで来週に回します。

複口座のマネックスはまだ審査中ですし。

とりあえず信用を十分に活用・・・する気はあまりなくて基本損出しのみ。と、もしかしたら反対売買のヘッジは考えるかもしれないくらい。優待狙いのクロスは手持ち現金なくてたぶんできません。くらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表