株式投資トレードをするにあたってよく論争ネタにあげられるものがあります。
株式市場は効率的か非効率的か?
です。
言い換えると、それが持つ価値に対して株価はやたら高くなったり安くなったりするか?とか
ぐらいですかね?
結論から言うなら
FPかもめの結論になりますが・・
どちらでもよろしい。
というよりなんだってよろしい。
に、なります。
なんだっていいと思ってますのでFPかもめは株式市場はだいたい効率的だけど非効率になることもある。というのを採用しています。
大切なのは、実際それがどうであるかより採用した何かの延長線上でどういう意図で何を狙って投資、トレードするかなんじゃないかと思ってます。
確かに権威ある本とか統計とかで見るなら
株式市場はほとんど効率的だよねーって結論されることは多いようです。拾って利益になる非効率なんてないじゃないかと。あるいは非効率など拾えないでもいいです。
それがどうしたというのです。
そうなった人は、ファンダ使えねーとかになってテクニカルトレーダーになったりインデックス投資家になったりするようです。
それでそのような人が利益出しましたか?
もちろん出した人もいるでしょう。
そんなの嘘だ!俺は自分が思った通りに市場の非効率を探すと、安い株式を探し続けた人は損し続けましたか?
もちろん損を出し続けた人もいるでしょう。
しかしですね。
ファンダ見て非効率を探し求めた人も
効率の中で投資家心理を見て株価の変化を測ることに取り組んだ人も
いずれも出来ないとインデックスを買うことにした人も
損する人と利益を出す人がいます。(おそらくは全ての項目において損した人のほうが多そうです)
株式市場をどのように捉えるか?という相場観の違いは損益の違いにはならない。
故に、株式市場が効率的であるか非効率的であるか?という命題は損失と利益を分けるものではない。
と、FPかもめは考えています。それはおそらく他の事により決定される。
故にどっちでもよろしい。好きなの選べばいいと思います。
ただし選んだものは喰らわねばなりません。
例えばそれは非効率だ。というものを選んだ人は市場から非効率を探すことになるでしょう。つまりは安いと言えるもの。ある人は高いものがさらに高くなる非効率も狙う人がいるかもしれません。(たぶんモメンタム)
その際に自分が選んだ非効率からさらに自分が不利になる形での非効率は御免だなんて通りません。
それは非効率なんでしょ?なにをもって自分が買ったあとに非効率が訂正されると言えるの?自分が買ったところからさらに非効率化が進むなんてありえないと言えるの?
すくなくとも自分には言えません。言えば自己否定です。
例えば非効率を選ぶって事はそういうことだと思います。
非効率の旨味を選ぶんだから非効率の苦味も喰らわなければなりません。
何を選んでもいいけど、イイトコどりは許されません。
何を選んでもそれはあなたを常に儲けさせてくれる万能の考え方にも手法にも道具にもなりません。というよりそんなものなどありません。
自分はそれだけではないっぽいですが非効率を選んで敗北した人は非効率じゃなかった故にというよりは非効率を喰らおうとしてさらなる非効率に食われた人の方が多いんじゃないかと睨んでいます。
それは価値より安い。不効率だとして買った。しかしそれはさらに安く不効率となりその人は大損した。あると思います。
証拠も根拠も出せないけど、トレードだろうがインデックスだろうが同じだろうと思ってます。
世界は悪いことには目を背け美味しいところだけ頂こうなんて行為を許さない。
間違いかも知んないけどこれがFPかもめの相場観なんです。
なので美味しいものを頂こうとして一緒に苦いものも出てくるなら頑張って全部食べようと思ってます。場合によっては泣きながら食べることになるかもしれません。 たまにはもうこんな苦いの食べられないと投げ出しちゃうかもしれないけど頑張ろうと思います。
それが効率的か非効率的かなんてどうでもいい
どうでもよくないのはあなたが選んだ答えを信じきれるかどうか
苦いものが出てきた時にも信じきれるかどうか
そうなんじゃないかと思ってます