大河の一滴

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(160A)アズパートナーズ/東証ST/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:3305円(人々はスタートでふらついたものの見事ジャンプを決めている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
160A アズパートナーズ 東証ST/サービス 118.33 2026/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
238.63 14.6/6.12% #DIV/0! 11.1 2.38
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
19.97%/4年 21.78%/4年 35.23%/3年 25.59% -
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
31/4年 -59/4年 -27/4年 -6.83/4年 5.12%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
214.07 41.62 19.4% 1.97% 21.83%

 今日は分析。ある場所で手に入れた銘柄群からあんまりブログで取り上げてないなっておもったものから気になったものをチョイスして分析比較します。(許可済)忙しめになるので比較少なめで二週連続。アズパートナーズ。介護サービス。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2025年08月27日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげ」

こういうの。

介護と不動産、老人ホーム開発して運営でシナジーありそうで意外に実際やってるの少なさそうな印象でもありますが。不動産屋が介護もしてる感じでしょうか。CEOも介護よりは不動産畑。

セグメント。不動産も比較的大きい、利益は半分くらいは特徴かも。

(銘柄スカウターから)

 

 

GPTまとめ。

●事業概要
ざっくり概要:首都圏ドミナントで「アズハイム」シリーズ(介護付き有料老人ホーム/デイサービス/ショートステイ)を運営。併せて不動産事業(シニア住宅の開発=販売、老朽不動産の再生=ソリューション、収益不動産)を展開。2024年4月4日に東証スタンダード上場(証券コード160A)。株式会社アズパートナーズTDnet PDF
主なセグメント:①シニア事業、②不動産事業(シニア開発・ソリューション・収益不動産)。TDnet PDF
事業モデルが似ている著名上場企業:チャームケア(6062/有料老人ホーム運営)、ケア21(2373/総合介護)、アンビスHD(7071/医療施設型ホスピス)など。会社四季報オンライン総合福祉企業 ケア21 |アンビスホールディングス

●競争優位性
格付け:★★★☆☆(3/5)
理由:
・首都圏ドミナントと新規ホームの稼働上昇。既存ホーム稼働は94%超を維持し、25/3期・26/3期開設分の立ち上がりが売上寄与。TDnet PDF
・「開発×運営」の二層収益(開発売却益+運営利益)で、不動産サイクルの良い局面はレバレッジが乗る一方、開発偏重だと業績振れも増える。TDnet PDF
・介護DX(EGAO link/WINWORKS One等)で現場効率を高める取り組み。株式会社アズパートナーズ
自己資本比率は期首19.4%→1Q末25.8%へ改善。ただし投資負担が続く局面では財務余力のモニターが必要。TDnet PDF

●大きなトピックと注意点

  1. 26/3期1Q(2025/8/14):売上89.91億円(+125.5%)、営業益14.13億円で黒字転換。通期予想に対する進捗は売上37.7%、営業益96.8%。不動産(シニア開発)の大型案件販売が牽引。TDnet PDF

  2. セグメント動向:シニア事業は稼働上昇で増収増益(1Qセグ利益5.69億円、利益率15.2%)。不動産は販売で大幅増益(1Qセグ利益12.79億円、利益率24.2%)。TDnet PDF

  3. 設備・財務:販売用不動産の減少と借入返済でB/Sを圧縮、自己資本比率が25.8%へ。1Qで「アズハイム東浦和」の土地建物取得もトピック。TDnet PDF

  4. 通期見通し(修正なし):売上238.63億円/営業益14.60億円計画。26/3期に新規開設6拠点(ホーム4・デイ2)を予定。開設費用は2Q以降計上見込み。TDnet PDF

  5. 上場・株主還元:2024/4/4に上場、公開価格1,920円・初値2,923円。25/5/14に配当方針の変更と増配を開示。株式会社アズパートナーズ株探IR BANK

●バリュエーションの現在地(参考)
PER(予)約11倍、PBR約2.4倍、予想配当利回り約2%。成長投資を続けつつも、1Qで利益進捗が前倒し。以後は販売計画と新規開設の費用負担・稼働立ち上がりのバランスが焦点。IR BANKTDnet PDF

 

 

成長できてる。2020年増収が続いてますね。ただ伸び率は前後ありで、GPTが言うように不動産開発の調子で前後しそうな一方、介護は安定性ありそうな組み合わせ。

目先はかなりのびてる。

上場したてなので信用するのもですがBPS伸び率高く、高ROE

BPS成長率35.23%/3年/平均ROE-

 

原価率など。介護も不動産も原価率高めで原価率高め。

ROAは高くもなく(低くはない)高ROEレバレッジが故なところは。

老人ホーム。介護とCEO出身のマンション64社でフィルタROICソート。

成長性収益性上位ですし成長性と収益性が両立してるとも見れますが評価も進んでそう。

 

(銘柄スカウターから)

 

従業員はデータ少なめも一人あたりで改善。不動産の出来で左右されそうですけど。

 

 

四半期。ぶれますね。直近1Qで大きく増収+125%増益(黒字化)ですが、「前年1Q同期比のプラスは不動産事業(シニア開発事業)の販売が大きく影響」なんで不動産の一発感でこういうのでブレると。でもシニアも増収増益で堅調。

(株探から)

資料。

株式会社アズパートナーズ |決算説明資料

直近1Q。シニアの稼働率あたりも改善感。

もっと長期。シニアはずっと伸びてる感。目先は不動産がかなり積んでてこのへんの出来で後退はありそうですけど。


と、順調ですねってことで以下気になった点とか。私設よりは住居推しでこのへん不動産出身感。

わりとDX志向。

それを他社販売も考えてそうですね。

 

財務

資産増。自己資本比率低め。


(IRBankから)

前期末総資産214億有形固定37億で増えてもいませんね。流動163億。

で転売不動産が70億ほどで転売不動産増えてますね。現金68億。売掛21億も伸びてます。

手持ち不動産がさほどないことで、売掛より商品大きくて、BS的には不動産販売ですね。売掛当たり伸びてて介護も堅調は読み取れますけど。

負債172億有利子負債93億に契約負債52億とかが主。

おおよそ有利子負債は商品、固定資産を賄う形ではありますね。現金とも水準が近く、不動産価格の決定的な低下とかないなら、自己資本比率ほど悪い財務ではなさそうな。

と、だからBS的には介護よりは不動産販売寄りだなとは。

 

CF

 

営業CFの水準は乱れがち。不動産販売で棚卸し資産の増減で上下するとかで同時に介護の契約資産などもありわりとややこしい構成。

まあでも不動産販売寄りで在庫増やしてる割に営業CFプラスナなので結構いいシナジーでてるのかも。2024年の大きな営業CFは棚卸資産減の影響大きめ。

 

還元。配当性向20%ほどではじめたみたい。

優待あります。老人ホームの割引。顧客ならおとくなやつ。顧客じゃないと意味なさそうだけど無評価。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてはね
週足でさげてもみあってあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2024年上場、月足ではまだ傾向も読み取れないかな。週足でちょうどいいくらい。週足で上場時急落しおおよそ2025年4月までもみあって、以降は上昇で、上場値を超えた形。

日足で順調感。日足の上昇に乗るという視点はあるかもしれない。その場合は7月2511とか決算後安値3010などが基準にできそう。

上昇起点の1550はさすがに遠いので使うのは難しそうですね。この辺みながら3450越えの上昇継続を窺う感じでしょうか。


ファンダ的には、介護と不動産開発販売。経営層がマンションデベ出身もありそうで介護も不動産色がでてます。介護よりも住宅より、DXも意識でPLBSも介護よりは不動産販売寄り。この辺をどうみるか。

介護としても不動産としてもまあまあ優秀。ただ上場したてでもあり今後は不明。目先は好調ぽい。ただ不動産が引っ張るかたちで不動産の状況で業績は前後しそうだし、不動産市況の悪化などくればダメージも大きそう。老人ホームの不動産には市況の悪化など来ないという見方をしてもいいかもですが。

評価。
PER11.1/PBR2.38ほど。好調ですが介護とみても不動産販売とみても安いと飛びつく評価ではないかなとは。このへんはPLよくてもPER5以下とかもつけられうるで根本的にはあまり業績に信用がないところにはなりそう。アズパートナーズとしてもPER8切りくらいはあります。ただわりと優秀だし好調で介護と不動産のシナジーを認められる・・つまりこの会社は他とは違うとみなされればもっと評価もありえるというか、優秀だとされた不動産とか介護はそういうこともありますね。そのへんどう見るかでしょうか。

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=160A

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=160A

IRBANK:https://irbank.net/160A

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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