大河の一滴

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(3387)クリエイト・レストランツ・ホールディングス/東証PR/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1177円(人々は急いて落ちかけたりもしたけどくらいつき、手はてっぺんに届き始めている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3387 クリエイト・レストランツ・ホールディングス 東証PR/小売 2504.82 2025/02予 I
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1560 93/5.96% 4.3%/17年 40.59 6.49
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
8.51%/17年 17.76%/17年 13.67%/16年 16.96% 16.7%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
1702/17年 -1068/17年 633/17年 37.24/17年 3.81%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1308.16 359.7 27.5% 0.68% 27.59%

 今日は分析。楽しい株主優待&配当(https://www.kabuyutai.com/)で12月、1月2月権利でおすすめ度5以上で抽出したもの(139銘柄)から気になったものをチョイスして分析。まだ分析。クリエイト・レストランツ・ホールディングス。磯丸水産。2月と8月権利。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年11月12日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「復活して成長?」

磯丸水産優待。磯丸水産以外にもいろいろある。ほんといろいろあるので実はユーザーで恩恵受けられそうって場合も多くありそう。

株主優待制度のご案内|投資家情報|クリエイト・レストランツ・ホールディングス|クリエイト・レストランツ・ホールディングス

レストランサーチ。優待利用可能店も検索できると。

https://www.create-restaurants.co.jp/

 

優待は400株が利回り高そうでも4.08%ですねというか100,200、400で利回り同等ですね。一方で配当を絞るスタイルでユーザーじゃないとまるでお得じゃない外食還元スタイル。

 

カジュアルレストランからファインダイニング、一括運営のフードコート等の開発、居酒屋・料理店、専門ブランド店舗を運営(約200ブランド、連結店舗数1105、2024年8月)って磯丸が主力というか磯丸をやってるSFPの親ですね。

ちなみにSFP(3198)も優待ありで、利回りならSFPのほうが上。これも2月8月ですね。ただしこちらは磯丸水産のみで利用可になりそうで、汎用性はクリレスのものが上ですね。利回りだけの話ですよ。

 

という感じで例えばSPFなども買収したりほかも買収とかも絡めながら長期に成長。

このへんは規模は違えどゼンショー味もありますね。

コロナでダメージをうけ目先復活中。2001年からみて赤字は2003年、2021年のみ。2003は微赤ですね。ということで元来わりと底堅いし、2021というかコロナは稀に見る外食産業の危機だったと。とりあえずリーマンよりずっと上の危機。

も、それを畳んで目先はコロナ前の売上利益を越えてきてますね。

2021年はわりと大きな赤字でしたがBPSなどはさして減らず。

BPS成長率などは 13.67%/16年で結構高め。普通に高成長レベルではありますが、毎年伸びる感じでもなく、足踏みしたら急騰という感じで、これは売上などもそうですし、利益はわりと減益も入ってたりするので、長期には普通に成長ですが、一期一期は後退も許容するような感じでないと振り回されるような感じでは来てますね。

 

2024年2月決算。

決算説明資料|投資家情報|クリエイト・レストランツ・ホールディングス

 

既存店はコロナ前より渋い水準だったのが、目先100%越えも出てくるほど回復してきてますね。それで客数は減ってるのですが単価が伸びていて、この傾向をどうみるか。薄利多売よりは厚利少売?の方向性はもってると。

その中で、コスト体質が改善してきてコロナ前の利益率を上回りつつあると。その名kで売上もコロナ前に届いてきてるみたいな推移。順調と言えるのではないか。

カテゴリーも回復が続いていてSFPつまり磯丸が大きく回復。どのカテゴリーも売上CFが順調とかは結構強めのコメントのようには。

わりとというかかなり高ROE長期平均も16.7%/17年とかでこれ、コロナの低迷も含んでますからね。



それで今期。2Qまで来てますね。増収(+4.8)増益(+16.5)で順調といますかね。上方もこなしてます。

とはいえ、「売上収益につきましては、2024年8月6日公表の「当社米国子会社による事業譲受に関するお知らせ」及び、2024年9月6日公表の「株式会社一幻フードカンパニーの株式取得に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、新たに2事業が下期より連結されること等により、前回公表の予想を上回る見込みです。 各利益につきましては、新たにグループ入りした2事業のPMIコスト(システム関連費用等)等を勘案し、据え置き」で買収効果で利益も据え置きなので修正はニュートラルでしょうか。

 

財務

財務は悪いっすね。

(IRBankから)

大きくは2020年までにわりとぐりぐり拡大の方針を取ってそうだったのが、コロナ以降でわりと厳しく2021年赤字と肝を冷やす展開になってので、2022年以降はリストラに向かってるようには。2022-2024は総資産減で有利子負債も減らし自己資本率改善もして、コロナ以前の自己資本比率を上回った感は。

前期末総資産1308億。非流動994億は2020年の1240億から減ってますね。内容は有形固定566億のれん237億無形60億など。へってるのは有形固定でこのへんで不採算店舗を閉めたり投資を抑えたりでリストラに出てると。でも売上で過去の水準を上回っててこのへんでも過去より筋肉質化が進んでいるとはなりそうですね。

流動資産313億で現金あたり213億に営業債権57億あたりが中心。

負債は914億、有利子負債677億にいろいろ。

大きくは有利子負債をして、有形固定、のれんのの800億ほどの・・つまりはお店を持つ形になりそう。だから現在はお店の総量を減らして質を高めてるリストラ局面とはいえます。総資産負債を減らしながら、純資産を伸ばし売上も伸ばしてたりしてるから結構順調にリストラ進んでるとはみれますね。

ではあるけど、利益剰余金推移はしぶいですね。2021年でマイナスになってますね。まあ大事なのはこれからなので留意くらいになりますかね。

 

CF

 

営業CFはでる。

それで2021年までほぼFCFを出さないで来たのが、2022年以降はぐっと出てて、本気でFCF出すとなると以下みたいな感じはありますね。

それで、それを財務のそれも負債返済に振り切ってるのが目先となりますね。

それで還元は舐めきってる・・・ってわけじゃないけど、配当で14億ほどであり、200億クラスのFCF出す能力がある企業が配当15億ほどってのはそうですね。配当性向30%ってほどなので舐めきってはないですけど。

でも配当は絞って優待で還元ねってスタイルにはなりそう。それで優待は財務よりは営業CFで吸収となりそうなので、会社としては配当するよりは低いコストで株主共を黙らせることに成功してるしそのぶん財務返済、や投資により多く資金を向けられてる構造はあるともみなせそう。まあどうみるか分かれそうなところですけど。

(銘柄スカウターから)

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげ
週足であげてもみあいっぽい
日足でもみあってあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期ではあげですね。2020年初までに急騰し1206まで行くもコロナで493まで落ちてなかなか暴落から、上昇を続けてきて目先1234をとって1206超えで、長期上昇継続という感じにはなってますね。基本このまま上昇続きをお祈りするのを続ける感じでしょうか。

週足973の8月ショック安値それ以前の952とかを基準にみていくのがいいのではないかとは。

 


ファンダ的には、レストランというか外食いろいろ。磯丸水産SFPの親会社。磯丸を買ったように買収などもからめ長期に成長で、買収もしながらいろいろ外食をそろえてるところはゼンショー味もありますね。そういうこともあり成長。も、毎期増収する感じでなく、足踏みなどもしながら伸びるとき急にのびるとかもあるし、減益などもちょいちょいくるので注意は必要そう。目先はそのなかで好調感あります・・・のですが、会社としては総資産や負債を減らすターンでリストラ局面。リストラしながら過去最高益決められるほど優秀とか好調とかは見れるかもしれません。とかはあるがコロナ前はほぼFCF出さずに投資に向けてた類。だからとりあえず目先は投資を抑える形でリストラ局面だよ。

本気でリストラするとFCFこんなにでるのですかってところはあります。現状は財務返済に向かってそうです。もう負債返すのは十分だとなると反撃してくるかもですね。

還元は渋い・・ってほど渋くないけど、FCFのレベルからは現状余裕というか優待にして還元コストダウンしてる感はある。この辺元来外食は日銭商売でCFの筋いいなとは思ったりします。

評価。

PER40のPBR6.5ほど。非常に高い評価で高バリュエーション。高めのROEとか示してて結構優秀とはみれることはみれるけど、普通に非常に高評価で過剰評価と見ないわけにはいかないかなと。いまだと普通に成長率利益率、ROEなどすべて20%越えてるようなよりCFの筋もいいネットグロースなどはより低PERで転がってそうで、それなども踏まえるともう高いとしか。

まあ、おおよそ優待のせいですね。優待でバリュエーションが壊れてる類となりそう。これをどうみるか。企業状態とか業績とかよりは(業績は踏まえられてるかな)優待とか利回りで株価形成してそうで、逆を言えば優待が廃止改悪されそうになると地獄みたいな展開にもなりえるやつとはなりそうで、どうみるか。

現状は調子良さそうでそんなことなさそうですが。増配とか優待強化来るとまだまだ上も・・って見方もできるかもしれない。インカム4%程度もらいながらそんな展開まちはありかもしれませんね。優待改悪しないようにお祈りは必要というかそういう展開来たら死ぬだろうなとはおもいますけど。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3387

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3387

IRBANK:https://irbank.net/3387

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるかんじでもないぞというか、新モニターのウルトラワイドモニター(34インチ)が本日届く予定、32インチ4Kと並べて使う予定。

ブログもすこしスムーズに書けるようになるかもしれません。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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