大河の一滴

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(4800)オリコン/東証ST/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:821円(人々は、一気呵成に砦を攻め取ろうとするもしくじり膠着状態がしばらく続いている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4800 オリコン 東証ST/情報通信 124.16 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
52 17.2/33.08% 18.4%/18年 9.12 2.11
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-0.91%/18年 #NUM! 9.59%/17年 22.55% 20.6%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
133/18年 -48/18年 85/18年 4.72/18年 18.26%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
60.27 51.87 86.1% 4.38% 39.98%

 今日は分析。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/10/18のKABU+データを比較し、期間BPS成長率が10%(年複利)以上かつこれまでブログであんまりやったことないなってもの対象139銘柄からみてきになったものをチョイスして比較。月末から忙しそうなので分析二週連続。ここ数年でほどほど以上成長してるけどまだ拾ってないものを取り上げる意図。実はBPSマイナス成長のもありますが。オリコン。ランキングのオリコン。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年10月25日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「高収益低成長」

オリコンランキングのオリコン

セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

コミュニケーションが、主に顧客満足度調査。

顧客満足度(CS)調査事業 | オリコン株式会社

アンケートとか調査していろんなサービスの満足度をランキングにして発表したりデータを企業に販売とかですね。

データサービスが俗に言うオリコンランキングで音楽とか映像のランキングデータですね。

モバイルは音楽とか電子書籍の配信のようです。

それでもう業績的にはだいたい事業やサービスの顧客満足度調査業者担ってますね。

年々顧客満足度調査が増えてます。

事業変革を成功させ、売上規模は落ちたけど利益は相当な高利益率で大きく伸ばしてきてると。

ランキング数は増えてますが最近は数を増やすより信頼度を高めようという方向性にはなってそう。

 

という感じですが、利益率高い顧客満足度調査が伸びる形で成長ですが、目先は足踏み感でてますね。この利益率などは高いが成長性は高くないというのをどうみるか。

ROE。近年は20%近くを維持で、BPSが大きく伸びてますね。BPS成長率とると 9.59%/17年でこれは普通に高いと言える水準。そしてこれは足踏みなどの時期も含んでおり、2018年くらいからみると17.23%/6年とROE近辺までいきますね。これは相当高い水準。このへんの売上成長はあまりないけど高収益で相当なペースでBPSをふやしてるところをどうみるか。別にROE落ちてないのでEPSも同様ですね。EPSは目先減入りましたが。

 

2024決算資料。

IRライブラリ | オリコン株式会社

前期横ばい。

ですが主たる事業の顧客満足度調査が堅調ならばってところで、堅調じゃないでしょうか。

 

というところですが、やっぱり高収益だけど高成長どころか成長性は微妙ってところをどうみるかですかね。

今期1Q増収減益。コストかかってるって。

 

顧客満足度調査は堅調ではないかなあと。

 

 

財務

財務いい。

(銘柄スカウターから)

根本的に設備投資なども要らない情報業でありCFの筋は非常に良さそうで、当然財務も負担が低いとなりそうでこうなりますよね。

前期総資産60億で流動46億、現金37億。有形固定1.4億。投資有価証券6億とかで負債まとめて8億で、固定負債ほぼまったくないやつ。主な負債その他3億未払金2億法人税2億とか。

 

CF

 

常に営業CFでてだいたい常にFCFも出てる感じ。現金も積む方向。

自社株買いしながらで増配傾向で、このへんでROEが落ちてない理由がありそうですね。

(銘柄スカウターから)

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげてよこばい
週足でさげてもみあい
日足でさげるもよこばい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2019年に一気に急騰し、400前後から1900までも、コロナで509まで引き落とされ、以後はずっと調整が続く感じでオリコン自身の優良感とは裏腹に株価的には扱い難い印象。おおよそ2020年以降で調整であり、509、1430、766,1135と三角持ち合いところから718と下抜けでちょっと変則的ですが三角持ち合いの極待ってきた感はあるので、動き出すなら大きくなることを期待して動くまで我慢できるか大会に参加するのも。いろいろ2023年安値の718でしょうか。ここをみながら上に向かうのを期待する感じで。

 


ファンダ的には、顧客満足度調査屋。過去のメディアランキング等からは事業転換に成功し、非常に高利益率で高収益な事業スタイルに。ただし成長性はかなり微妙で、ぐいぐいのびるやつでもない。

とはいえ、CFで非常に筋がよく財務を健全に維持しながら、還元もこなしつつ現金積んでるような。それでいて高めなROEも落ちてませんねって感じ。

前期は減収減益で目先は減益。計画などは増収増益ですがこの辺に高くもない成長性がなくなる。いよいよ後退とかの警戒をみるかみないか。顧客満足度調査自体はまだ堅調そうですね。

評価。

PER9.2のPBR2.1。出ているROEとかからは低評価と言わざるとえない。2020年以降でおおよそ株価水準が変わらずEPSなどは伸びてきてPERが下がってきてる感じですね。EPSBPSを伸ばしていても、成長がないとなかなか積極的に上に向かわないである一つの事例かと。同時に絶対的にもう低PERな部類でオリコンとしても2015年以降でPER8くらいが最底辺で、これからEPSなりの株高を見込むとするのか?みたいな局面とは。なんかきっかけあればもっと上のPERに向かうとかもあるかもしれませんが。まあどうでしょうね。優秀であると同時に成長が微妙な企業に投資家はかなり冷たいという一つの事例ですね。その中でどうみるか。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4800

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4800

IRBANK:https://irbank.net/4800

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

記事作ったけど休みだった。

それぐらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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