大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3452)ビーロット/東証ST/不動産/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ビーロットとその他

株価

1111円(人々は、大きな仕事にしくじり続けてしょんぼりしてたが今度はじっくりすすめうまくいきかている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2015/1/5と2024/10/4のKABU+データを市場統計推移記録表にいれて長期の複利BPS成長率15%以上のもの(対象187銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。長期に安定的に企業価値を伸ばしてるものを拾ってみる意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年10月11日取得。ビーロット。不動産コンサル。比較に不動産周りの債権回収の山田債権回収と関連ソフトのCocolive。ゲストにビー仲間のビーウィズ。


CAGRが高いとEPS伸びが高いあるいはEPSが高いとCAGRが高いでもいいけど。自己資本比率はあんまり関係ない感じある。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 3452 4351 137A 9216
企業名 ビーロット 山田債権回収管理総合事務所 Cocolive ビーウィズ
市場/業種 東証ST/不動産 東証ST/その他金融 東証GR/情報通信 東証PR/サービス
時価総額(億) 222.56 39.22 33.86 256.25
株価 1111 919 1160 1818
決算期 2024/12予 2024/12予 2025/05予 2025/05予
予想売上(億) 301.0 26.8 12.6 420.0
予想営業利益(億)/利益率 56.9/18.9% 2.27/8.47% 2.49/19.7% 32/7.62%
長期平均営業利益率/年 15.21%/11年 5.25%/17年 18.46%/3年 6.97%/5年
売上成長率(年複利/期間) 26.7%/11年 0.2%/17年 31.4%/3年 11%/5年
EPS成長率(年複利/期間) 37.6%/11年 -5.4%/17年 55.8%/3年 18.6%/5年
BPS成長率(年複利/期間) 42.8%/10年 -1.1%/16年 116.7%/2年 32.1%/4年
長期営業CF(億)/年 -173.91/11年 -17.91/17年 3.24/2年 -17.91/5年
長期投資CF(億)/年 -68.94/11年 12/17年 -0.01/2年 -25.6/5年
長期平均FCF(億/年)/年 -22.08/11年 -0.35/17年 1.62/2年 12.31/5年
PER 6.16 26.1 18.6 11.74
PBR 1.32 1.18 5.11 2.79
ROE 21.4% 4.5% 27.5% 23.8%
平均ROE/年 29.71%/11年 1.82%/17年 50.7%/3年 33.92%/5年
ROA 6.1% 2.1% 23.0% 15.5%
配当利回り(%) - 1.09 0 4.24
配当性向 #VALUE! 28.4% 0.0% 49.7%
総資産(億) 572.40 70.47 7.92 140.96
自己資本比率(%) 25.6 46.4 83.6 65.2
メモ 後退からさいあげ 微蓄財 あげあげあ あげあ
ビーロット(3452)

業績

不動産コンサル・・・とはなってますが、不動産開発/建物創造とかもありますし、営業CFとかマイナスでBSでも転売用不動産多めで定量的には人的サービスするコンサルとかいうより不動産販売系に近そうです。

 

業績見るとコロナ当たりで後退も長期には結構増収で成長。

それで従業員あたり見ると人員のびてなくてこのへんでも労働集約なコンサルではないですね。

従業員。

(IRBankから)

ということで不動産販売とみていいのではないか。

業績。伸びてる。コロナあたりは後退。あとで確認。

CAGRとると26.7%/11年で相当なレベル。・・・ですが環境次第では2021みたいなことにもなるわけで逆境注意。

 

EPSBPSなど40%水準で端的にすごい成長率。ROEは2020年でさがり回復してきてます。

2019年以前はROE30%レベルで目先はROE20%まで回復してきてますね。

ここまででざっと勢いのある不動産販売系。

 

業績後退の2021。

決算資料。

決算説明会資料 | ビーロット 富裕層向け不動産・資産コンサルティング

 

すごい後退してるっぽいですが、収益構造変革も目指した形と。

 

ホテル売却なしで、開発販売からコンサルやマネジメントに軸足を移す方向性はだしてると。

そこから2年後2023年。

 

不動産販売自体も2021年以降伸ばしてる。

コンサルなども毎年じゃなくても伸びる傾向。

マネジメントはより順調な感じは。

 

それで事業改革?はひとまずうまくいってそうで、重要KPIとしてる純利益も過去の最高もやぶってますね。

 

それで今期は2Qまで。

普通に好調な感じは。

 

 

財務

資産増。微妙に自己資本比率改善も。

(IRBankから)

前期末総資産572億で有形固定52億。前期10億だったのでかなりアップ。「固定資産(賃貸用不動産)への振り替え」とかと決算資料で言ってるのでそれでしょうか。

流動482億で転売用不動産254億仕掛販売用不動産99億に現金103億。

多くの資産は在庫と現金。

その中で流動資産で517億から482億これまで増えてるのが減ってる。おそらく在庫からよさげなものを賃貸不動産化した感じはありますね。

負債は422億で有利子負債は371億。資産は在庫不動産多めで有利子負債≒不動産在庫でBS的にはやはり不動産販売のそれ。一応大家業にちょい軸足が移ってるところもありますね。

 

CF

 

営業CFはマイナスが多め。このへんは不動産販売のムーブ。

それで財務で補填しながあら業績をのばしている感じ。投資はしてないですね。

還元は利益なみな感ありますね。

 

配当性向30%目標。還元は上位の目標でわりと株主優先感もあります。

 

山田債権回収管理総合事務所(4351)

業績

独立系の債権回収会社

セグメント。

(銘柄スカウターから)

事業内容。

山田サービサー総合事務所

債権回収とか再生支援とか。

 

そのへんはいいとして業績は流されるまま感ある。近年は堅調ではありますが。

ですが長期にはBPSも伸ばせる感じでもなく業績は横ばいで蓄財も進まぬ停滞蓄財できないという感じ。

前期。

山田サービサー総合事務所

2023年一応増収増益。でも一応って感じ。

今期も計画増収増益だけど、長期的には停滞の範囲内ではないか。

 

 

財務

総資産ぶれて、純資産は横ばい。

(IRBankから)

 

前期で総資産70億で流動64億で買取債権47億。で、買取債権がかなりブレますね。

(IRBankから)

負債は有利子負債とか多めであとは退職金とか。

基本的に有利子負債して買取債権買ってそれを回収して差分を利益みたいなスタイルですね。

あとみない。

 

CF

 

営業CF不安定。マイナスも多め。設備投資もほぼないですが、FCFも微妙というか長期平均FCFは -0.35/17年でマイナスで本質的にはCFの筋もよくないですね。

還元一定。なんとか維持してるくらいでしょうか。

(銘柄スカウターから)

 

Cocolive(137A)

業績

 

不動産業界向けソフトパッケージ開発会社。

主要機能 - 住宅・不動産業界に特化したマーケティングオートメーションツール『KASIKA』 - Cocolive 株式会社

顧客管理とかHPのアクセス管理とか等々。

クラウドみたいですね。

これくらいは。

 

 

成長してる。

利益率高め。でROEROA高めでROAで20%近くで相当。

CAGRで 31.4%/3年で高め。実績短めだし目先計画はより低くでてて、焦点は成長性とか利益率ROEなどをどこまで維持できるか?にはなりそう。

ROEなど。実績期間短く飾り。

成長と共に販管費下がってきてますね。

(IRBankから)

現状成功しているSaaSという感じ。このまま順調に成長するといいですねって感じ。

 

決算説明資料 - 住宅・不動産業界に特化したマーケティングオートメーションツール『KASIKA』 - Cocolive 株式会社

決算資料。

前期2024年5月。

利益は伸びが甘いですが増収は強め。解約率も低いってわけじゃないけど高くもないくらいでしょうか。

 

今期1Qまで。増収。増益は渋いですね。SaaSもあり特にもう利益が出てるのもありやはり増収が順調ならとりあえず順調なのではないでしょうか。

 

 

財務

財務きれい。

(IRBankから)

前期総資産8億で流動7.5億現金6.4億。負債1.3億。

上場で調達はしてそうですが、資産だいたい現金で負債も少なくこの辺はすでに順調な成功したソフト屋感。

 

CF

 

営業CF普通にでてる。上場前とはいえ右肩。

現金積んでますが上場で増資もしてさらに現金積んでますね。

無配。上場したてですしね。

日足週足月足の値動き判断

月足でさげてあげてさげてそこそこあげ
週足であげてもみあい
日足であげ
確認。

評価・売買判断

ビーロット(3452)

テクニカル的には、2015年上場で874から1699まで瞬時いくも2016年までに234までで結構きつめの上場ゴール。から1585までいくも513ついて1247、484、842とまた伸びるも高値切り下げで下落傾向。も、2022年の457からは週足レベルで上昇で、2024年1156からは調整の感じででてる。いろいろショック安値707が基準になりそうここで1156超えると素直な週足上昇が続き過去の乱高下感も払拭する感じでよいかもしれない。越えられれば。

 


ファンダ的には、不動産コンサルもやる本質的には不動産販売。不動産販売と不動産活用を軸にマネジメント・・もやる富裕層向け・・みたいな不動産サービス。

定量的には不動産販売にはなりそう。で、その中で2020年くらいから、不動産販売からコンサルとマネジメントに軸足を移しつつありそれが一応性向方向でかなり順調。・・ではあるけど本質的には不動産市況に左右されるシクリカルな不動産販売が好調というかんじでしょうか。

目先まで好調。成長する計画で現状順調だなと。

評価。

PER6のPBR1.3ほど。見せてる成長性のわりには低評価というほか。ビーロットとしてもここ5年でPER3とかPBRでも0.85とかあるくらいでこれでも上も下もある形で定位置。

このへんは根本的に成長とか好調さに常に懸念がつく不動産販売らしいとなりそう。

その意味で確実な成長とか保証なしとなりそうですが、成長を取れるなら低評価もあり報われそうなところでもありそうです。実際成長するならね。

 

 

山田債権回収管理総合事務所(4351)

債権回収屋。債権買ってそれを回収して利ざや。業績は乱高下というか風にふかれるまま足踏みで長期にBPSも伸ばせてるか怪しい。CFも長期にマイナスとなりそうで端的に現状維持でいっぱい。目先は増収増益だけど長期には足踏みの範囲内。

総合的には停滞で蓄財も微妙くらいだなあと。

評価。

PER26のPBR1.2ほど。状態としてBPSも増やせない停滞企業とみると評価高い気が。PERは低ROEなので置いといてPBRでも0.5-2くらいはあるので山田債権回収としては上も下もですが、投資対象と選ぶなら、業績加速の根拠を用意するとかないといかにも風に吹かれるままの投資というかここの業績みたいになりそうですが。

 

Cocolive(137A)

不動産業者向けSaaS。現状成長してる成功したSaaS。目先も成長が続いてる。利益はちょい足踏みですが多くのSaaSは普通には伸びれば利益は伸びることが多いですね。実際販管費あたり下げてますね。

財務は現金多め。上場増資もありますが、財務は健全。CFも普通でどこから見ても成功したソフト屋感ありますね。ですがこっからが重要で投資的には出ている成長が継続し高利益率や高ROEが継続するかが大事とはなりそう。現状はその範囲内で推移とはなりそうだとは。

評価。

PER19のPBR5ほど。成功したソフトで高成長が続くとすれば高いともできないPER。成長が続けば十分妙味もあるとは。一方で普通に高PBRで高評価ともいえて、成長自体そして高ROE維持は織り込んでいて、成長が続けば妙味あるが成長鈍化とか低ROE化入るとひどい目にあるやつ。市況次第ではもっと低PERにふれるのはありえそうです。10だと不自然な気はしますが。

可能性自体はあるのではないかと思いますけどさて。

 

 

ビーウィズ(9216)

パソナグループの子会社でコンタクトセンター支援だそうで。

PL的には原価率高くて従業員も増えてて労働集約というかパソナの子会社という感じ。

増えてるのは正社員じゃなくて臨時従業員でパソナの郊外社という感じ。

業績はいいです。好調な派遣系会社とみてるとそれっぽい。好調で絶対的にみれるPERであり好調をみながら持つなら悪くない結果もでうるやつには。

というか高配当利回りでそのへんで株価形成してそうで基本的に成長が信じられてないやつとはなりそう。なので成長が続けば結果も期待できると。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるわけでもない。

企画したゲーム会に遠くからも来てくれる人がでてきてるみたいでなんともありがたい話。このコメ出す時点で残り二枠あります。続きはプロフから。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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