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(6239)ナガオカ/東証ST/機械(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1224円(人々は、乱れ踊り狂いながらすすんでいる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
6239 ナガオカ 東証ST/機械 86.64 2025/06予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
112 18.5/16.52% 7.1%/11年 7.13 1.22
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
5.28%/11年 20.68%/11年 16.07%/10年 17.15% 8.1%/11年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
50/11年 -15/11年 35/11年 3.18/11年 12.02%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
102.53 70 68.3% 2.86% 20.4%

 今日は分析。10バガーテーマのイベントがあった中で、個人的にエクセルを作って行けうる条件を計算した中で10年10バガー行く条件が14%成長率のものを3倍のPERになると9.2年で10倍とありますが、銘柄スカウターでその条件を満たしうる過去5年成長率営業増益率15%かつPER相対水準30%以下のもの(対象101銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。2024/9/29データ抽出。ナガオカ。取水管。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年10月04日取得。

これの企画ですね。

10バガー定量条件考察 - 大河の一滴

 

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

セグメント。

(銘柄スカウターから)

エネルギー。

エネルギー関連事業 | 株式会社ナガオカ|取水設備|CL水処理置|インターナル|ナガオカスクリーン|Nagaoka screen

こういうの。

 

取水用スクリーン | 株式会社ナガオカ|取水設備|CL水処理置|インターナル|ナガオカスクリーン|Nagaoka screen

水。

 

専門性が高い製品?となりそう。

業績。長期にのびてはいるけど過去からは後退もありで2016,2017で営業赤字だし、好調な近年も減収減益も挟み普通に顧客の設備投資状況に左右されるシクリカルとはなりそう。

ではありますがわりと好調草案2019年以降で複利をとると

CAGR/16.76%/5年

EPS成長率/26.07%/5年

BPS成長率/23.16%/5年

利益率みてもこの手の製造業として高めですね。

 

ROEなど。成長率は上で。20109年以降位はROEでも15%超のROAでも二桁ありそうで、シクリカルな製造業として相当優秀な雰囲気はあります。

シクリカルだけど、好調にでるとかなり優秀な実績をだしてきてると。


ということでこの好調をどこまで継続できるか?が焦点とは。実績はもうちょっと上ですがROEはそこまでないしで、ROE及びCAGR並の年15%くらいは一つの基準でできるかもです。

一応表だすと年15%でPER/PBR3倍とると8.6年で10倍。9年好調持つかなあってところもありますが、別に10年10倍達成しなきゃいけないわけじゃなく3年倍あたりだっていいわけで・・

となると15%ほどを5年継続すると同じPERで倍、1.5倍PERとれるなら2年ちょいの好調でもいいともみれてこのへんなどを踏まえてみていくのがいいのではないかなとは。

決算。

IR資料 | 株式会社ナガオカ|取水設備|CL水処理置|インターナル|ナガオカスクリーン|Nagaoka screen

目先3年好調だって。ROEなども反転してるのも順調だなと。

水関連。セグメントも堅調感。

エネルギー。こちらはより順調な印象。

 

あとは、投資家に好まれそうなデータも。だからROE18%普通に高いですからね。

収益力を維持して累進配当で安定的還元しPERの向上を目指すだそうです。

投資家フレンドリーを目指してるっぽさも。

1Qまだ。

 

 

財務

利益剰余金マイナスからは順調ですね。

(IRBankから)

低迷というか環境悪いと利益剰余金マイナスに突っ込むと。

も、以降は好調ですね。前期末総資産102億で有形固定12億。2018年以降あまり上昇がなく有形固定比率も低め。このへんの少ない固定資産でより多くの売上取れるって部分が業績の良さにつながってそうなところは。流動76億現金25億売掛19億契約資産18億あたり。

負債32億。有利子負債3億ないくらい手形8億契約負債5億とかくらいが主。基本財務いいし、固定負債1.5億とか少ないのがいかにも優良メーカー感。

 

CF

 

営業CFは乱高下感あるのですが、2017以降はプラス。以前はマイナス多めなのでやはり業績改善でCFも改善。FCFも同傾向ありそうですね。製造業はPLよくなると投資でむしろCFが悪化するケースもありますがここはPL改善がCF改善につながってると。

ともあり現金も積む方向。

配当性向20%くらいで増配しながら自社株買いもする余裕もみせてですね。

(銘柄スカウターから)

 

月足週足日足の値動き判断

月足で乱高下しつつもあげ
週足であげて調整っぽいさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2015年上場で1125から2016年で220まで。以降は一応220は割れずに高値もとってるので上昇は上昇ですが、2019年に400弱からいきなり1760とかそこから594までおちてまた1315とかで乱高下感ある。2023以降で上昇が続いて1760を破る1943までとるも以降で下落の展開。1943の調整みたいな展開にはなってますが、8月ショックで939からは上昇もショック前からは下落で、ショックを挟みつつまだ調整な印象。いろいろショック安値939。ここをみながら調整をこなして上昇再開できるか?

ショック後高値1392こえて1839、1943をとれるか?で測る感じでしょうか。

 


ファンダ的には、水やエネルギー系の取水管等の液体扱う製品メーカー。近年好調で、製造業でも高い利益率で高ROEROAを維持しめっぽう優秀な印象。も、顧客の投資意欲に左右されるシクリカルでこのへんが冷えると厳しく。環境に温度差が激しい製造業という感じ。目先はかなり好調そうで優秀さを十分に発揮してる印象。これが継続しているか?が焦点となりそう。現状続いてるようには。環境維持は前提も普通にいろいろ優秀。

BSは固定比率低めで売上立てるのに伸ばすのにさして設備投資が要らないようには。このへんが好調期にPLはが跳ねる要因になってるとも思われる。当然CFも余裕があり配当性向20%ほどの余裕をもって財務維持しながら大きめの自社株買いも。

評価。

PER7のPBR1.2ほど。PER7はシクリカルな製造業としてみても高くもないかなとは。一方でPBR1.2ほどは比較的評価されてる製造業の位置位には。もっと凡庸評価だとPBR0.6-0.7くらいになりそうだし、ということで凡庸落ちはあまり警戒されてないけど増益はどうだろうか?くらいのバランスかなとは。そうなる実際に成長が続くなら妙味もあるでしょうとは。

ナガオカとしてはここ5年でPERで4-18くらい。PBR1-4.5くらいで、好調継続し、市況展開次第ではわりと10倍もありえる位置にあるというかその可能性はないとはできないくらい。まあ5年程度以上年15%程度以上の成長維持はかなり楽観的なシナリオには思えますが。

結局好調継続次第かなと。だから目先まで好調。あとは前年割れだから即逃げるとかはそぐわない奴かもしれない。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6239

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6239

IRBANK:https://irbank.net/6239

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるわけでもありません。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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