大河の一滴

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(6196)ストライク/東証PR/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:4350円(人々は、乱雑もにも強引に進めてきたところから押されていたがまた押し返す気配も見せている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
6196 ストライク 東証PR/サービス 841.91 2024/09予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
182.18 70.37/38.63% 36.4%/10年 17.86 4.97
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
40.92%/10年 50.09%/10年 40.24%/9年 32.25% 33.5%/10年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
174/10年 -25/10年 149/10年 14.88/10年 24.87%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
182.85 145.03 79.3% 1.95% 34.9%

 今日は分析。10バガーテーマのイベントがあった中で、個人的にエクセルを作って行けうる条件を計算した中で10年10バガー行く条件が14%成長率のものを3倍のPERになると9.2年で10倍とありますが、銘柄スカウターでその条件を満たしうる過去5年成長率営業増益率15%かつPER相対水準30%以下のもの(対象101銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。2024/9/29データ抽出。ストライク。M&A仲介会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月30日取得。

これの企画ですね。

10バガー定量条件考察 - 大河の一滴

 

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげあ」

M&Aの仲介・助言から、企業価値評価とか財務助言とか企業再生支援とかのコンサル的なものも。

ストライクの事業:個人投資家のみなさまへ | 【STRIKE IR】株式会社ストライク

あと資料。

個人投資家向け説明資料:IRライブラリ | 【STRIKE IR】株式会社ストライク

 

ビジネスモデル。

 

高付加価値となりそう。

極めて高い営業利益。業績は右肩。CAGRで40.92%/10年は極めて高い成長率。


ROEなど、ROEにしても抜けた水準で30%とか40%もあり。ROAでも20%越え安定となりそうで、ROAを安定的に20%叩ける企業は市場でもほぼなさそうでEPS及びBPS複利成長が 50.09%/10年と 40.24%/9年でこれまた尋常じゃない水準で、定量的には市場で稀に見る優秀性を示しているとは言えますね。

件の表また貼りますが仮に売上EPSBPSあたりの40%クラスの成長がまだ続くなら7年で同じPBRで10倍、PBR半分にされても9年で10倍の成長ペースですね。

PERで倍の36程度引いたら5年で10倍。過去の成長が継続すればが前提ですが。


ちなみに今期出てる30%の成長率だと以下。

会社はCAGR30%だとしてるので30%基準でみるのが妥当でしょうか。

ということになるので、焦点はこれまでの成長性を維持できるか?落ちるとしてもどこの程度で落ち着けられるか?になりそう。

逆行(減収減益)したら死ぬやつだと思います。

原価率など。規模で利益率増加ないですかね。やっぱり労働集約なところはありそうです。極めて高付加価値で単価高そうですが。それでも原価率低減傾向もあるからスケールメリットも効かなくもないとなりそうで増収で利益率低下はひとまず可能性は低いとみていいかな。

(IRBankから)

労働集約。一人あたりの売上利益はかなり安定的。人(高度人材となりそう)を雇ってレベルの高い仕事をさせると。人を取れて需要が尽きないのならこの傾向が続きそうだなとは。

(IRBankから)

マーケット限界きちゃわない?みたいな懸念はあれど、大丈夫だぞはストライクは言ってますね。

このへんも。

その他は資料見て。

決算説明資料:IRライブラリ | 【STRIKE IR】株式会社ストライク

前期資料。

+28.9%は、高成長もかなり上位の方だと思うけど、過去平均は上記の通り+40%クラスで見方によっては成長鈍化が進んでるともみれますがどうみるかでしょうか。計画で今期は一応再加速。

成約実績。伸びる傾向はあれど右肩ではなく。大型比率などで増収となってますが、本質的にはフロータイプで増収が約束されてるとか確度が高いとかはならなく、環境が変われば大きく後退もあり得ると見ておくべきかなとは。

とはいえ受託件数自体は上昇で社員も増えており現状後退感はないとみるべきか。

受託件数。このへんの受託件数社員数、売上を鈍化後退しないか?とビクビクしながらみながら、そんなことはなく10年またすぎれば多分株価は10倍近くになってるあろうという案件ではないかと思います。

30%って言ったけど、20%だね。会社が言ってる。同PER20%で12.6年で10倍ですね。

 

今期3Qまで。

増収+45%増益+69%。再加速なんじゃないですかね。反動とかあるかもしれないけど、目先まで高成長が続いていると。四半期ごとに投資家共が一喜一憂して株価の綱引きをするわけですが、これがもっと長く10年くらい続くのなら・・みたいな話ではないかと。

 

 

財務

財務ド健全。有利子負債もなく。

(IRBankから)

前期総資産182億で現金141億。負債まとめて37億。負債も未払金21億に法人税10億とか。固定負債その他で2億とか。

問題ないし、他の中身どうでもいいわってなるくらい良好。

 

CF

 

営業CFでて投資も要らないのでFCFでまくるやつ。現金積んでるね。

配当性向35%だって。ROE維持と期初計画70%下回らないのをお祈りですね。

不定期に自社株買いしてる。現金つみながら増配しながらこれくらいは余裕あるって話だね。

 

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてレンジ

週足で下げ気味レンジ
日足でもみ合いじゃないですかね。さげてもどし。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2016年から乱高下感あるも2020年まで、上昇で1294から7020。そこからはずっともみ合ってる印象でおおよそ6000-3000のレンジを形成感。

端的にはあげて長期調整中なので、調整を終えてまた上げるはありうるシナリオでそこを狙うか?でしょうか。レンジ調整は2020年から安値3590、3050,2814高値7020、6100,4940で切り下げから8月ショックは3005と安値切り上げの形で高値も5570でこれも切り上げで調整が終わって再上昇に来ているともみれるので、この3005、5570がやはり基準にいいのではないか。3005を切らず5570を突破で反転継続、6100。7020超えで長期上昇再開を測ると。は、あるけど乱高下しがちなのでそこらは注意ですね。

 

ファンダ的には、M&A仲介。高度な労働集約。極めて高付加価値。市場でも屈指の成長性、収益性を示す市場でも最上位に優秀な傑出した企業。

ただし、ストック性などは皆無と思われ優秀な人を雇い続け、仕事を探し続けそれらを増やしていかなければ成長は途切れるという類になりそう。まあフロー系の宿命ともいえるけど、ここはお仕事は終わればその仕事は終わりみたいなところもありフローの極地にあるかもしれない。例えば小売店ならお店が残るし工場や人材派遣でも継続的に契約が続くかもしれないけど、M&A仲介は仲介したらそれで終わり。紹介があるかもしれない程度のようには。ということでいつ成長が止まるか鈍化するかを心配しながらつきあうことになりそう。

・・・・ってのはあるんだけど、これまで成長し続けてきて目先もそれが続く。そしてそれが市場でも傑出した優秀な成長性収益性を示し続けてるまで。続くと良いですね。このへんはまさにお祈りの部分になると思います。

人を雇って仕事させるやつで基本設備投資要らない。極めて高付加価値なのでCFもどんどん入る。みたいなやつなので財務はド健全。

評価。

PER18のPBR5ほど。絶対値としては高評価ではある。過去にはPER90とかもあり下はPER15程度までストライクとしては低め。ストライクにしては安いという見方はできるかなと。

まあでもさすがにこの実績をだしてこの評価は低いとみたくなるところで成長率30%でも会社の出している20%でも継続するなら極めて高い成長率となるし、目先のペースは上振れでありいずれにしてもPEGレシオ的に成長率>PER18であり”この成長率が続く”という前提でみられればこんなの買いだし、わりとそんな遠くない未来に10バガーだって可能性があるというかこの成長率が続くなら99%です。1%は社会主義革命とか外部要因。つまり100%。

ということで、本質的には成長するかしないかの案件だし、現バリュエーションは成長続くんですか?という懸念がかかってる評価とは見れそう。現状はそんなことはない。未来はしらない。来年あたり来るかもね。そんんことにビクビクしながら持つと未来にすごく増えることもあるかもねって感じ。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6196

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6196

IRBANK:https://irbank.net/6196

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になく平和。ショックあったのは幻みたいになってますね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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