基本データと取り上げた理由
株価:3460円(人々は、しっかり足場を固めてさらに険しい山に挑みつつある。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
1788 | 三東工業社 | 東証ST/建設 | 23.74 | 2025/06予 |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
80 | 3/3.75% | 1.3%/18年 | 10.69 | 0.67 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
0.17%/18年 | #NUM! | 0.82%/17年 | 6.3% | 1.6%/18年 |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
16/18年 | -8/18年 | 8/18年 | 0.45/18年 | 2.81% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
45.16 | 31.72 | 70.2% | 2.02% | 21.63% |
今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/9/13と2020/3/13を比較し、ROEをあげてかつ低いPERにでているもの(対象848銘柄)からきになったものをチョイスして分析。なんか忙しそうなので二週連続。目先コロナ安値より質をあげてるのに(高ROE化)評価が低いもの(低PER)なのを拾う意図。三東工業社。滋賀の建設会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月19日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「びあげ」
土木も建築も。
(銘柄スカウターから)
実績でも見て。土木と建築。地方のミニゼネコンってかんじですかね。
株主向けっぽい事業報告書はあるけど基本決算説明資料などはなさそう。
基本的には財務諸表から読み取る感じですかね。
長期業績。
伸びてる感じもありますが、大きくは2000年くらいから減収傾向て2011年まで。それで2006-2014で赤字連発で以降は回復ですが利益率も低く冴える感じではないですね。
しかし2017年以降くらいは増収傾向で利益率も改善傾向はありそう。
ROEなど。2015年以降はROEでプラス安定で、底堅い推移ですが高くはないくらい。安定も低空飛行というころですね。も、近年は5%つけることもおおく低ROEとも言いにくくなってるのはそうでここ改善傾向。
BPS成長とると0.82%/17年で低成長。これをわりと改善傾向ある2019年以降でとると5.59%/5年で目先はもう低ROEでもないとは。
原価率など。原価率は長期に地味に低下傾向。たぶん単価を上げられてますね。
(IRBankから)
従業員。ここも一人当たりなど改善。
連結しても改善。
と、長期に成長はあるもあんまり冴える感じでもない地方建設が、目先結構良化してきてると。このへんは建設全体の傾向ではありそうだけど。
銘柄スカウターで建設234社で、実績で売上10年最高値更新が120社でおおよそ半分がここ10年で売上でてるくらいになりますし。
前期2024は増収6.9%も減益-41%。利益率低いののもありコストかかると大きく減益になりそうな雰囲気ですが「建設業界につきましては、政府による防災・減災、国土強靭化対策等に牽引された堅調な公共投資により、建設投資全体は底堅く推移しております。しかしながら、建設資材価格の高止まりや労務需給の逼迫などにより、厳しい経営環境」
それで上記もありますが建設などは赤字で、総合油断もできないな感は。
今期は1Qもまだ。
財務
財務はよさそう。
(IRBankから)
前期末総資産45億で有形固定7億でこれは長期横ばい感。流動33億現金15億完成工事未収入金13億あたり。流動は2021で一度増えてるも後退。
と、総合資産増見られないかなと。
負債13億は現金以下で、負債も手形類で8億とか。
総合財務問題ないですね。それで目先は好調で負債が減る形でBPS増。
CF
長期平均FCFは 0.45/18年でギリ出てるな感。投資も必要ない中でFCFよわいで、そもそも弱い感。建設あるあるではありますが。
ゆるく増配。自社株買いもあり、有利子負債もなく現金積んではいるので、まあこんなもん感もあるし余裕もあるともいえますが。
(銘柄スカウターから)
月足週足日足の値動き判断
月足であげて調整をこなしてあげ
週足で乱高下感はあるけどあげ
日足でさげ。出来高少なさそう
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、大きくは2009年490から上昇。それ以前は1995年から大きく下落で上場ゴールちゃあ上場ゴールですが、まあだから2009年以降は上昇。
で、20018-2023くらいで調整をこなして2023以降上昇に向かってるとは見れる感じでそのせんでみると、2023年安値2890とか、2024年ショック安値の3080あたりをみながら4500超えを測る感じでしょうか。
ファンダ的には、滋賀の建設会社。土木も建築もでミニゼネコン感。2015後くらいは堅調でコロナ以降は順調感もあるけど、この会社がというよりは業界が好調だよなって印象は。そのなかでまあ建築は赤字だったりするも全部で堅調だし、財務もいいしで業界順調ならまあそれで見るのも・・は。
でも総合業界の順調さに引っ張られて良化もみれる停滞蓄財以上でみるのは難しいかな。まあ良化はしてますが。
評価。
PER11のPBR0.7。地方の建設と踏まえると評価抑えられそうな中でこの水準はやすいと見るべきではないかなとは。一般的には一応好調な会社がバリューみたいにみえそうでもあるけど。
わりと堅調な2015以降でもPBRで0.3台もあったりだしで実際そんな山東工業としても低評価でもないな感。PBR1もつけたことない。・・・なんですがROEあがってきてはいるので、もっとあがるならこれでもいい感じになるかも。業界好調が続くのお祈りしましょうね。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=1788
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1788
IRBANK:https://irbank.net/1788
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
はい、通常運転。
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