大河の一滴

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(7280)ミツバ/東証PR/電気機器(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:910円(人々は、ジャンプ台から大きく滑り降りてすこしジャンプを決めている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7280 ミツバ 東証PR/電気機器 414.79 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
3450 185/5.36% 3.7%/18年 3.7 0.4
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
2.63%/18年 #NUM! 2.16%/17年 10.82% 2.7%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
2978/18年 -2797/18年 180/18年 10.03/18年 4.01%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
3574.92 1016.38 28.4% 1.1% 4.07%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/9/13と2020/3/13を比較し、ROEをあげてかつ低いPERにでているもの(対象848銘柄)からきになったものをチョイスして分析。なんか忙しそうなので二週連続。目先コロナ安値より質をあげてるのに(高ROE化)評価が低いもの(低PER)なのを拾う意図。ミツバ。ホンダ系主にモーター。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月13日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「低迷から復帰」

独立系の自動車電装品メーカー。

セグメント。ほぼ輸送用機器向け。

(銘柄スカウターから)

車向け製品ページ。

モーターとかが多め。

製品情報 - 四輪電装製品 |株式会社ミツバ

 

決算資料。

IR資料室 - 決算説明会 |株式会社ミツバ

 

2024決算。好調ですが自動車メーカーの調子に左右されそうで中国がしぶそう。

また為替が影響大きそうで。このへんはシクリカルな製造業の文脈。

下請けですね。ホンダ中心。ホンダの調子に左右されると。

 

 

そんな感じですが、長期に成長するようなところもあるけど後退も多く。

利益率で5%以上はあまりつけなく低利益率で元請けのコスト圧力強そうだなとかで、おおよそ増収時に利益率あげ、減収時に利益を下げがちな製造業ムーブ。

そのなかで目先は増収も入りなかなか堅調以上きくらいでしょうか。ホンダも目先かなり好調ですね。ホンダにも気をつけながら売上に注目してるのがやはりいいかもとは。

ROEなど。営業利益では2000年から赤字は2009年だけですが純損失はもっとちょくちょくで、2018/-2020年も赤字続き。だいたい減収時に純損失でてるかんじで、拡大期に投資するも、それが去ると過剰設備になって減損みたいなところはありろうだなと。

で、長期トータルでBPS成長率で2.16%/17年と芳しくなくまたトータルで平均ROEで2.7%/18年で結局はROEなみ。厳しいときに損失でためたBPSが吹っ飛ぶような厳しさはありそう。

 

それで今期は増収減益の計画ですが、長期的視点にたつと好調な方。ROEにしても二桁でるとしてますし。それで1Qで増収増益。進捗も良好となりそう。上方も入ってますね。「価格改善の推進とアジアエリアにおける二輪事業の販売好調に加え、円安に伴う為替影響により」

過去計画は上振れも下振れもというか好調期は上振れしやすく、後退期は下振れおおいスタイル。

でも、目先は好調ですね。過去からすると後退していくと厳しくなりそうですがどうみるか。

 

財務

総資産横ばいで純資産も増えてるのか増えてないのか。

(銘柄スカウターから)

前期末、総資産3574億で、有形固定942億。2019年1057億以降減ってきてますね。でも2015年755億とかより増えてますし、総資産も売上もあまり変わってないので固定比率上昇してますね。

流動2209億。現金1022億に売掛489億原材料383億あたりが主。その他有価証券182億とか。

負債2349億で有利子負債1640億に手形未払340億程度が大きめ。

2020年以降から有利子負債減らしてますが、有形固定より大きめですし財務は端的によくはないですね。まあ現金自体は多めにもってますが。

目先は投資は抑えてそうでその意味では守りに入ってきてますね。どうみるか。

CF

 

長期平均FCF 10.03/18年で一応プラスだけど時価総額414億とみるとめっぽうしぶいというか投資にとられてCFの筋が弱いやつ・・・ですが、2021年以降は投資を絞る形でFCFが大きく出て、財務も返済に向かってますね。

このへんの投資抑えめのムーブをどうみるか。

2023年に大きな自社株買い。理由探したけどちょっとわからんかった。普段は配当性向も低め。

あとは目先新規種類株式を発行。

一応会社は希薄化などの可能性も低いとしてそうですが、このへんをどうみるか。もあるし、悪い財務にテコ入れする流れはあると。

もろもろで、FCFも安定化は目指しててこのへんできるとわりといろいろろ良くなるやもしれないところは。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてちょいあげ
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足。長期に延々もみ合いかレンジしてるような。

(株探から)

月足レベルではそのなかで2015年からのドローダウンでコロナ326とか、2022年311までさげて、以降は上昇に向かってる形。2024年で1657をつけて週足で落ちてる形。

一応月足レベルで上というかレンジ上に向かってるでもようやく長期の上昇に転じたでも上には来てるのでまだ先をみるか。ショック安値755がやはり基準にみるのが正しそう。ここを切らなければ週足レベルで一応下落には転じてないとはなりそうだし。


ファンダ的には、ホンダ系のモーターとか主の車系部品メーカー。長期に営業赤字とかもなくなんとなく伸びてる感じもなく、利益率や収益性は高くもなく、好調期に伸びて投資しても後退期に純損失が出やすく、長期にはBPS成長も微妙な感じで長期的はいかにも低ROEの蓄財も微妙な下請けシクリカルメーカーのようには。

財務も有利子負債多めで長期的なCFも弱くこのへんもいかにもそれっぽい・・ものが、近年は投資を抑える形でCFが安定化してますね。もちろん主要顧客のホンダ等の好調さも追い風になってそうですが、目先は良化が進んでいるというのはそうなりそう。会社も財務の立て直しなども掲げて施策もきていてこのへんをどうみるか。

評価。

PER3.7のPBR0.4ほど。低評価。一応目先堅調以上なものが相当低評価であるってのはそうですね。好調が故に後退減益警戒は入ってそうな。それでPBRで0.4ほどはミツバの過去も低いところはPBR0.2台もあるので、実際後退になれば下も見なければいけなさそうですが、改善しているCF周りとかうまくいきそこそこ以上、BPSを増やせる程度の安定していくならもうちょっと上のPBRつけてもいいのでは?とかは思いますが、そういう方向性をみれるかですね。一応目先はそっち方面に向かってなくもないきは。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7280

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7280

IRBANK:https://irbank.net/7280

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにない。

ゼルダの伝説知恵のかりものを予約で買って届くのですが、KADOKAWAにもらったダンガンロンパがまだ未完で積みゲーになりそう。ロマサガ2ドラクエ3も買うつもりなので消化まにあわんかも。

それくらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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