大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9264)ポエック/東証ST/卸売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ポエックとその他

株価

1168円(人々は、華やかな都を追われて落ちぶれ地方で一時成り上がるも続かずまたしくじっている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2024/9/5のKABU+データを市場統計推移記録表にかけ、7/11時点から8/5まで34%程度以上下落し、8/5から9/5で15%以内の時価総額のもの(対象52銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。直近日経高値からショックまでに日経平均以上程度落ちたが9/5までに日経平均ほど回復してないものからリバが弱い、まだリバが見込めそうなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年09月09日取得。ポエック。環境衛生系ポンプメーカーと卸。比較に酉島鶴見のポンプメーカー。ゲストにポエックのポンプを設置してそうな設備工事の朝日工業。


長期ROE平均とBPS成長率かなりリンクしてそうだねえという図。ポエックだけ抜けてる。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 9264 6363 6351 1975
企業名 ポエック 酉島製作所 鶴見製作所 朝日工業社
市場/業種 東証ST/卸売 東証PR/機械 東証PR/機械 東証PR/建設
時価総額(億) 54.32 758.09 1001 357.95
株価 1168 2610 3640 1316
決算期 2024/08予 2025/03予 2025/03予 2025/03予
予想売上(億) 80.0 860.0 650.0 925.0
予想営業利益(億)/利益率 6/7.5% 73/8.49% 80/12.31% 36/3.89%
長期平均営業利益率/年 4.55%/9年 5.06%/18年 10.92%/18年 3.16%/18年
売上成長率(年複利/期間) 5.5%/9年 4.9%/18年 3.6%/18年 0.3%/18年
EPS成長率(年複利/期間) 14.3%/9年 12.5%/18年 6.5%/18年 6.9%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 23.8%/8年 3.7%/17年 5.7%/17年 4%/17年
長期営業CF(億)/年 21.27/9年 359.39/18年 582.05/18年 359.39/18年
長期投資CF(億)/年 -26.62/9年 -254.21/18年 -293.86/18年 -99.64/18年
長期平均FCF(億/年)/年 -0.59/9年 5.84/18年 16.01/18年 12.87/18年
PER 14.26 13.08 13.57 10.92
PBR 1.29 1.32 0.97 0.89
ROE 9.0% 10.1% 7.1% 8.2%
平均ROE/年 11.15%/9年 5.77%/18年 6.56%/18年 6.24%/18年
ROA 3.9% 5.2% 5.7% 3.7%
配当利回り(%) 3.68 2.3 1.43 4.56
配当性向 52.5% 30.1% 19.4% 49.8%
総資産(億) 97.77 1015.60 1153.51 840.12
自己資本比率(%) 40.5 51.4 77 46.1
メモ あげあ 近年好調 あげ 停滞蓄財
ポエック(9264)

業績

ーカー機能として環境・防災機器の製造・販売。商社機能として他社製品のポンプ・送風機・ブロア・コンプレッサ等の販売による産業インフラ機器ソリューション提供。

ってことでメーカーもしつつ卸もしてるタイプ。業種としては卸に入れられてますね。セグメント。

(銘柄スカウターから)

ここあたり。

個人投資家の皆様へ | IR情報 | ポエック株式会社

ここをみると動力重機の一部と防災安全がメーカー機能を有してるっぽいですね。動力重機が利益率高く重要そう。

これがわかりやすいか。前期の決算資料。

 

 

長期業績。

2022年くらいまで足踏み感あるところから2023と今期で伸びてきてるという製造業?ではよくある傾向。2022年は純損失でてますね。

 

 

BPSなど。上場以降の2018年以降は実はそんなにROE高くもなく10%つけない程度。BPS成長率高めでてますが13.81%/5年ほどで高いですがROE水準より上でこれは今後はもうちょっと低く出そうな。

となると、成長は見せてきてはいるが現状抜けてる収益性や利益率などまではなく、よくも堅調か好調なポンプ系メーカー卸ぐらいな印象。

ですが目先の業績加速がもっと加速してくなら・・というところで、2023の加速理由。

2023決算資料。

決算説明会資料 | IRライブラリ | IR情報 | ポエック株式会社

前期結果。

環境エネルギーと動力重機が好調ですね。

それで動力重機の項目見ると、船舶用エンジンとかのワードがでてきて、ふうんとかなりますね。お船関連ですね。ここ。

とはいえ、環境エネルギーとかほかも好調です新規事業やM&Aのことにもふれておりアクティブな感じはありますし、お船を除いても好調な雰囲気は。

3Qまで来てますね。かなり好調な通過。引き続き環境と動力重機が好調でうすが、動力重機が受注を消化してきたとはあるので、今後もこれ以上のペースかどうかは注意でしょうか。でも全体好調だなとしか。

 

財務

 

(IRBankから)

前期末総資産97億で有形固定36億ほどは増えてて設備投資はしてそう。

買収など触れてたところですがのれんなどは少なくて無形資産で0.2億。投資有価証券で3億。

流動資産52億で現金27億手形18億、商品仕掛品原材料で4.5億とかなのであまりメーカー機能は弱そうです。商品は卸分もありそうですし。

負債58億で有利子負債46億で負債の質は悪いですね。自己資本比率も高くもなく財務は悪いとはなりますが、有利子負債は増やすより晴らしてますし、自己資本比率も改善なので良化は良化。悪化するとまずいかもですがこの方向ならひとまず問題は。

 

 

CF

 

営業CFはでますが、投資をしてFCFですと平均-0.59/9年であり、FCFマイナス。投資先行とみるか、CF弱いと見るか。まあつよいCFがあるとはみなし難いですね。

もあるのか2023年の財務CFプラスは増資ですね。

配当は増配傾向はあるも減配もあり利益並感。

 

酉島製作所(6363)

業績

ポンプメーカー。ポンプいろいろでポンプ専業みたいですね。

製品情報 | 株式会社 酉島製作所 トリシマポンプ

 

近年好調。長期には伸びてることは伸びてますが2008年‐2022年で売上水準変わらなく停滞。それが停滞が近年好調だくらいでしょうか。

ROEなしROEも目先上昇でわりと足踏み傾向のあったBPSも目先伸びると。長期のBPS成長は 3.7%/17年で低め。近年はもっとでてるので近年の好調さがどこまで続くか?が焦点。・・・といっても環境所以のものとなりそうですがどうみるか。

加速2023。(2022年度)

受注売上好調でいかにも好調ですね。

2024。引き続き好調も受注一服。

受注も堅調以上の見通しでやっぱり好調ですね感はあります。

 

中期計画。CAGR6.5%にROEとかでてて業績としては好調継続でもうちょっと上振れですね。このへんができるとするなら拾うのも。過去計画みると好調期なら計画は上振れ傾向ありますが、そうでもないときは下振れ傾向。

中期経営計画 | 株式会社 酉島製作所 トリシマポンプ

と、好調だし会社もやる気っぽいんですすが、もちろん会社はいろいろ施策も打ってそうなんですが、目先の好調が会社が自ら引っ張ってきてるのか、環境よくてそれに乗ってるだけかはいまいち見え悪いところがあり。まあ好調なんですけどね。

それで1Qで大幅減益。1Qですが。計画は増収増益。

「売上高がほぼ横ばいの中で、販管費の増加を吸収できずに営業利益は5億円の減少。」

受注自体は高止まりっぽいですね。受注残高としても積み増し。現状やはり好調継続のようには。

 

 

財務

自己資本比率一定。資産横ばいから加速。

(IRBankから)

有形固定推移だけ。増えてるね。成長に向けて投資はしてるとはなるね。

(IRBankから)

ほか見ない。

 

CF

 

長期平均FCF5.84/18年ほど。時価総額750億円ほどとふまえると渋いですね。

還元性向30%ほど。上記もありそんなに余裕ないとはなりそう。現金はあるけどそれ以上の有利子負債もあるし。

 

鶴見製作所(6351)

業績

ポンプメーカー。

水中ポンプに強みのようです。

あとは商品でも見て。

商品情報:設備編|鶴見製作所-ツルミポンプ

 

足踏みしてる期間もあるも長期には成長してるような推移。売上では 3.6%/18年で高成長とかではないですね。利益率では二桁維持とかでなかなか優秀。やはり水中用という付加価値高いのが利益率につながってるんですかね。2000年かえあみて赤字もなく安定性もありますね。

BPS右肩。BPS成長率は 5.7%/17年でほどほど。ROEも低下傾向はないですかね。

普通に前記好調で、今期1Qで増収増益通過。計画は増収減益ですね。

過去計画は下振れもあるけど上振れのほうが多そうです。

 

財務

財務いいだろうなって思ったけど財務いい。

(IRBankから)

ただ目先有利子負債増やしてますね。そして有形固定増やしてます。

前期で213億はは2019より増えてますね。

一方で現金増えてますし現金>有利子負債。

比較なのでこの程度ですが、投資内容とか突っ込んでもいいかもしれません。

 

CF

 

FCF普通にでるやつですね。それでやはり2020年くらいから設備投資も増やしてます。

自社株買いなど強化。

配当性向は低いので配当性向低めで安定配当しながら余裕は自社株買いの方針感は。

(銘柄スカウターから)

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさげてすこしもりかえすもまたおち。
週足でさhてあげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

ポエック(9264)

テクニカル的には、上場2017年で2206から4910まで跳ねるも、以降は2022年681まで続落が続き。2023年柱くらいもみ合ってから2441まで再上昇もまた目先下落。

一応上場ゴールして調整をこなし2024年から上昇トレンド転換ともみれるし、上に向かうそぶりをしてもまた戻され調整続行ともみれるなかでどうみるか。

目先ショック安値974で切り返せば調整をこなして上昇トレンドのシナリオっぽくなりますが、わるとまだ調整という雰囲気が強くなると。681までみれると調整をこなして上昇待ちとできますがどうみるか。上は2441となりそうですが、もう遠い感じで上昇向かってもかなり先かな感ありますしさて。


ファンダ的には、ポンプ系で環境系も。用途も比較広くそしてメーカーもおろしもやると比較範囲が広め。目先は船舶向けが引っ張る形で動力重機と環境エネルギーが引っ張る形で好調。好調前は業績足踏みでROE利益率なども特に高くもなく優秀って感じもしないけど、目先まで好調だしまた事業拡張意欲もありそうでアグレッシブな印象は。

とはいえ好調でも抜けた業績出てる感じでもなく、CFも投資先行でFCFマイナスのようだし、よくなる方向とはいえ財務も悪いと言える水準。

欠点もありでどこまで好調と今成長意欲で容赦できるかでしょうか。

評価。

PER14のPBR1.3ほど。素直に見て高評価。このてのメーカーでも卸でもPER14ほどならかなりの好調であってほしいところですが、成長率やROEなどでも好調をもっても抜けた感じでもなくほどほど好調かなくらい。株価推移踏まえると、2023後半に盛り上がった感じで、これはつまりお船ではないかと。お船関連で買われて実際船が引っ張る形で業績もいいですが、株高ほどではなかったということで2024年以降下げてる感じか。好調なのは船だけじゃないからもうちょっとディスカウント入れば面白いところもあるかもですが、PER10程度で好調ってのも多いのでCF弱いとかROE高いわけでもないとかふまえるとディスカウント入ってもどうでしょうね。まあ好みの人はいるかもだけれども。

 

 

酉島製作所(6363)

ポンプメーカー。長らく横ばいで地味にBPSくらいなんとか積んで来れてるかなあくらいなのが、目先会社の努力か環境がいいのか、好調で増収増益ROEもあがりBPSも加速でいかにも調子がいい。会社ももっとやるぞとしていますね。そのとおりにいくのなら。

CFはでるけど余裕あるほどじゃない。財務も余裕ってほどじゃないけど自己資本比率維持で資産増くらいは。

目先減益も受注など堅調以上でおおよそ好調ではないかな。

評価。

PER13のPBR1.3ほど。PBR0.6切りくらいになったら教えて下さい。っていいたくはなるし過去の業績足踏みのところでPBR0.5台程度以下もあるくらい。元来?低ROEBPSもなんとか増やせる程度の位置でそこに戻る懸念を踏まえるとなかなか今の水準は。

も、今の好調は環境よりというより会社が自ら実現したものでさらに伸びるとする計画も達成できるとするなら拾うのも。

他社も好調なんですけどね。

 

 

鶴見製作所(6351)

水中ポンプに強いポンプメーカー。付加価値高いのか、利益率とかROEなど一枚上手。長期に成長感もあり。わりと苦労と好みの優秀さはありそうな。

それで目先も好調でCFなども安定的。その中で近年は設備投資も加速させつつ好調ですね。

配当性向は低め。安定性を見ながら自社株買いを多めにしてる感はあります。

評価。

PER13.5のPBR1ほど。高いって感じもないけどやすいという程でも。そこそこ優秀なメーカーがPBR1前後だなとは。

優秀なのは好調なので評価が進むのも解せますが鶴見としてもPBR1は高めなのでどうみるか。過去にはPBR0.5台とかもっと低いのもあったりでそのへんを踏まえて。

まあ好調なので拾うのもありだとは思いますが。好調じゃなくなると渋くなるという意味でもあります。

 

朝日工業社(1975)

設備工事と危機の製造販売もしてるようですね。

とはいえ、セグメントでいえば95%以上設備工事でだいたい工事屋さん。

設備工事はわりと底堅く2000年からみて営業赤字2013年のみ。順損室はもうちょっとありそうですはリーマン以降なら同じく2013のみですね。

ただ利益率高くもないし、成長感もなく正しく停滞ではないかと。

ROEなど、しかしBPSなどは右肩でBPS成長率で 4%/17年で平均ROE6%ほどでいかにも堅実というか停滞蓄財ですねと。

財務も長期に自己資本比率は低めも向上はしてるし有利子負債比率低下で、安定した業績から長期財務改善してるような感じ。目先1Qも停滞の範囲内の範囲内のような。

停滞蓄財という以外の感想はありません。配当利回り40%くらいで区切ってて減配もありなんですが、BPS成長で4%配当4%みてこれでいいというなら安定した業績をみながらのんびり構えるのも。

目先PERはかなり朝日工業として低PERみたいですね。減益減配とかはあるかもだけどどうなるなら買い増せばいいくらいのスタンスをとれるならそんなに悪くもないのではないか。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるかんじでもないよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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