大河の一滴

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(3836)アバントグループ/東証PR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1833円(人々は山に登りぬかるみ道をいきそれをこえたところ。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3836 アバントグループ 東証PR/情報通信 690.05 2025/06予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
288 49/17.01% 12.3%/18年 20.04 5.05
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
14.5%/18年 16.91%/18年 16.69%/17年 25.21% 20.5%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
218/18年 -61/18年 158/18年 8.75/18年 14.04%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
218.96 132.93 60.7% 1.36% 27.33%

 今日は分析。2024/8/31に名がrスカウター10年スクリーニングで売上営業利益ともに連続更新5期以上のもの(対象121銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。アバントグループ。会計系業務ソフト。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月30日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

会計とか経営に関わるソフト中心。経営会計の基幹業務ソフトくらいの印象。

アバントグループの製品・サービス | ビジネスモデル | IR情報 | 株式会社アバントグループ

 

業績。典型的な定型業務ソフトの推移。

2002年からみて減収は2010のみで相当安定成長。減益はもうすこしありますが、増益が続くことも多め。そして長期には利益率も伸ばしてきてますね。

原価率など。

原価率は横ばいの中で販管費を着実に下げてきてる印象。

(IRBankから)

従業員。増えてますが一人当たりは改善感なく、ここは人をとって成長する感じですね。受注システム開発会社に近い特性できてるとも。

基本的に増収かつスケールメリットによる販管費率定価も期待する感じでしょうか。

(IRBankから)

 

ROEなど。BPS成長率で16.69%/17年ほどはめっぽう高成長。ROEも上がって下がってで結局EPSでも16.91%/18年と近い水準。平均ROEは20.5%/18年でおおよそROE並ですね。

このペースが続くことを期待することになりそう。

 

決算資料。

IR情報 | 株式会社アバントグループ

2024年6月で目先通期決算。

増収14期連続、増益9期連続かつ中期計画のKPIもすべて達成ととかかう安定性の高さが際立ちますね。

このへんも。コスト増も普通に増収で賄っているというまっとうな増益。

 

このへんも。すべてのセグメント増収に受注も受注残もプラスでどこみても順調ですねって感じですね。

中期計画。初年度はだから目標すべてクリア。

それで、2024実績から28計画の低い方で各成長率を出すと・・

売上13.13%/4年

営業利益21.73%/4年

純利益20.46%/4年

で、増益複利20%程度が目安でここを維持できるか?が注目点でしょうか。ROEとかの目標もありで高めのDOE目標とかも好まれそうなものをハイレベルに織り込んでるところもありますね。

 

通期でたばっか。1Qもまだ。

財務

まあそうですねって内容。

(IRBankから)

目先通期218億で有形固定4.9億。流動182億で右肩ですね。現金108億右肩に手形44億に前払費用あたり多め11億。投資有価証券10億。

現金有価証券で120億程度で資産の半分水物ですね。ほかは手形主でこのあたりはいかにも順調なソフトウェア。

負債86億。で有利子負債もなさそうですね。かつ現金>負債。主な負債は契約負債33億給与引当金13億あたりにその他。固定負債が資産除去債務で3億くらい負債面でも問題ないソフト会社感。

 

CF

現金右肩。
というか営業CFも上昇傾向でこの辺も相当強い推移。投資もあまり要らなくFCFも常に出てると言っても過言もなく。営業CFマージンではそこまで高くないけど15%近くになりもうちょっと上だと堀もちとも見れなくもない水準。

増配傾向かつ強い自社株買いも。でも現金積んでる。配当性向は並。

(銘柄スカウターから)

月足週足日足の値動き判断

月足であげてもみあってあげ
週足でもみあいから跳ね
日足でもみあってあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2013年以降くらいで上昇感強め。かつ2017以降は強い推移感あり、高値安値だと2012年42とか2016年124とかかから2021年1872をつけるまで。

その後は2022年945をつけて以降はもみ合い感が強い推移から目先跳ねた感じですね。

決算を受けた感じで、トレンドとかよりファンダって感じですが、目先調整をこなしてまた1872の高値超えに迫ってるくらい。基準はいろいろ945になりましょうか。あとは高値1872。高値1872超えになると長期上昇継続感強くなりますね。

その場合は日足8月1611くらいも基準にできるかも。ここくらいをみながら。


ファンダ的には、会計ソフト。経営にも絡むような高度な基幹業務ソフト。定型ソフトだけど、現状売上出て原価率下がるとか一人あたりの売上利益も上がる感じでもなく、人を取って成長するような感はあります。

長期に安定成長。増収増益が安定的に続き、高水準の利益率ROEと安定感がとかく抜けており、目先も業績順調で中期計画は増益複利20%程度のものがでているけどその計画に向けて順調なスタートを切った感。

CFは順調なソフト屋そのもので現金を積む一方、財務も何ら問題なく。

総合欠点が見当たらない優秀な順調なソフト会社感はあります。

評価。

PER20のPBR5.0ほど。もちろん高評価といえる水準ですがアバントとしては並というか2017年以降でPER22くらいが平均でPER20以下はあまりなくアバントとしては好調なわりに低評価は一つの事実かと。と、ちょい休めですが優秀な企業が優秀だとされてるくらいでいかにもフェアバリューとはみたくなる程度かなとは。

絶対的には年20%くらいの目標がでていてフェアバリューでもこれを達成すれば年20%程度複利程度の成果がでるのではないかとはなり十分に妙味もあるとみれます。拾う価値は十分あり。同時に評価は優秀だになり、優秀でもなくなるとひどい目にもあいうる普通に高PBRな評価帯で例えば、減益で利益半分ROE半分とかになると半分で済まない惨事にもなりうると。いや、今ままでそんなことなかったですけどね。

加えてDOEなど高水準目標ですが配当性向並で高評価なので配当利回りでは並以下でこのへんで減益とかくると配当のクッションなども期待できず酷い目に合うやつだとは。

なのでリスクもあるとなりそうでこのへんをどうみるか。目先までは順調ですね。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3836

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3836

IRBANK:https://irbank.net/3836

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になくて通常運転。マンデーとか言われてるけど。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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