大河の一滴

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(2705)大戸屋ホールディングス/東証ST/小売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

大戸屋ホールディングスとその他

株価

5140円(人々は、足場を固めながらじりじり時には強く歩を進めてきている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2024/8/23に銘柄スカウター10年スクリーニングで売上営業利益前期最高値更新かつ、5年PBR相対水準で10%圏内にあるもの(98銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。目先成長してるけどその会社としては評価の低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年08月26日取得。大戸屋ホールディングス大戸屋としか。比較にダイヤモンドダイニングフジオフードでいずれも高PBR外食。ゲストに戸仲間の戸田建設


外食のPBRだなんて財務悪そうでフジオはそれでBPS増しくじってそうですね。というか各種みてると全部しくじってる。戸田だけあまりしくじってないけど総合成果微妙なのでレバったほうが良さそうな塩梅の図。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 2705 3073 2752 1860
企業名 大戸屋ホールディングス DDグループ フジオフードグループ本社 戸田建設
市場/業種 東証ST/小売 東証PR/小売 東証PR/小売 東証PR/建設
時価総額(億) 373.03 254.13 627.33 3273.35
株価 5140 1377 1379 1014.5
決算期 2025/03予 2025/02予 2024/12予 2025/03予
予想売上(億) 290.8 384.7 306.6 6000.0
予想営業利益(億)/利益率 16.75/5.76% 35/9.1% 8/2.61% 300/5%
長期平均営業利益率/年 1.52%/18年 1.2%/17年 3.37%/17年 2.73%/18年
売上成長率(年複利/期間) 3.3%/18年 11.6%/17年 1.8%/17年 1.4%/18年
EPS成長率(年複利/期間) 7.9%/18年 17.2%/17年 -0.8%/17年 11.5%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 4.6%/17年 12.8%/16年 -5.8%/16年 2%/17年
長期営業CF(億)/年 163.83/18年 221.94/17年 350.84/17年 221.94/18年
長期投資CF(億)/年 -127.86/18年 -249.5/17年 -346.97/17年 -2234.29/18年
長期平均FCF(億/年)/年 2/18年 -1.62/17年 0.23/17年 -18.13/18年
PER 28.16 10.05 384.12 11.42
PBR 10.82 2.57 30.35 0.88
ROE 38.4% 25.6% 7.9% 7.7%
平均ROE/年 6.48%/18年 11.59%/16年 -7.57%/17年 4.09%/18年
ROA 12.2% 7.2% 0.8% 3.1%
配当利回り(%) 0.1 - - 2.86
配当性向 2.7% #VALUE! #VALUE! 32.7%
総資産(億) 108.49 342.92 202.87 8720.60
自己資本比率(%) 44.1 26.5 7 40
メモ 収益化? 復活? 散財から復活? 停滞蓄財
大戸屋ホールディングス(2705)

業績

和食系定食屋チェーン。

和食人気そうで海外ウケ良さそうねってみると実際海外進出してる。

にっぽんの定食を世界へ | 株式会社大戸屋ホールディングス

前期末で国内中心も海外も結構規模も。

 

 

長期に伸びてる感じもあるけけど、コロナで後退もそこから過去最高業績味。

利益率も上で危機を乗り越え繁栄を掴んだ感。

 

ただコロナは結構まじで危機で、BPSくらいは結構吹っ飛んでます。純資産で45億から13億とかでだからけっこうやばい。・・ところからBPSも純資産も前期で復活なので、数字的には危機を乗り越えたになりますね。

 

それで大戸屋騒動。

創業者が他界しそのあと子供に継がせようとしたところに銀行あがりの創業者が招いた会長と揉めてみたいなよくありそうな展開。そこから創業一族側に功労金で決着したっぽいのが、創業一族がコロワイドに株式売却で、コロワイド大戸屋の揉めに発展。

 

大戸屋HD、創業家と経営陣のお家騒動が終結~創業者が最も留意すべきは相続税だ!(前)|NetIB-News

大戸屋HD、創業家と経営陣のお家騒動が終結~創業者が最も留意すべきは相続税だ!(中)|NetIB-News

大戸屋HD、創業家と経営陣のお家騒動が終結~創業者が最も留意すべきは相続税だ!(後)|NetIB-News

 

・・・と、結局コロワイドがかっさらってコロワイド系(コロワイド会長の長男)の社長になってそうですね。

と、結局コロワイドになりましたと。

その後コロナ来て復活なので、騒動はひとまず過去の話となりそうですね。

それで目先好調で、ROEなど図抜けた水準ですが外食126社で3年利益、ROA、ROIC、PBRでフィルタのROICソート。

ROICでトップレベルでかつROAでも二桁で財務レバレッジかかりながらも業界でも上位の収益性を示してる感じで目先は相当な勢いとはなりそう。

(銘柄スカウターから)

それで再び前期資料。利益が炸裂。とはいえこれは前期がコロナの影響が残ってましたね。

目先も国内も好調。前期でコロナを越えて通常化して好調を継続ってところでしょうか。

今期1Q。

普通に増収増益で増益+30%とかなのでめっぽう好調ってなりそうですが。四半期レベルでは以下。前期より上ですが前四半期よりは減益なのでどうみるか。まあやっぱり正常化で、正常化して好調以上くらいでしょうか。

(株探から)

 

 

 

財務

資産減って復活ですが、利益剰余金はマイナス。

(IRBankから)

だからわりとコロナは危機だったと。まあ利益剰余金は今期か来期くらいにプラスに回りそうですが。

それで前期末。有形固定16億。コロナで一気に減らしましたね。ここで持ち物件から賃貸に変えたとかもありそうですね。

流動63億。これは減ってもないですね。現金45億で総資産の半分程度現金。その他敷金あたりで17億。

負債で59億。意外に有利子負債は少なく10億でこれは現金以下。買掛未払あたりが大きめ。

自己資本比率などは高くもないけどコロナ前回復で、有利子負債も案外少なく現金も多いで、財務的には危機は去ったとはみれますね。利益剰余金プラスになればまるっきり正常化みたいなところありますね。

 

CF

 

2021年営業CFマイナス。意外にはわりと安定。このへんは外食の日銭商売感。

FCFも2021年以外はだいたいプラスでそもそもわりと安定感ありますね。

コロナが危機でしたねってくらい。

それで2021年で大きく財務で調達。借りてもいますが増資もしてますね。それ以前は2013年とかで基本あまり増資を警戒する必要もないかなと。

還元はやる気なさそう。というか100株配当500円に対し優待8000円分で優待渡して還元を渋るコロワイド流になってますね。株価も高いので利回りは2%もないくらい。

 

DDグループ(3073)

業績

ダイヤモンドダイニング

1店舗1コンセプト」を核に飲食店を運営(271店舗、2024年2月)。立地条件に応じた多様な業態開発、居抜き物件を活用した低コストの出店が特長。主力ジャンルはレストラン、ファインダイニング、バー・ダイニングバー・ラウンジ、居酒屋、料亭・割烹。主力ブランドは居酒屋「九州熱中屋」、土佐料理専門店「わらやき屋」、やきとり「今井屋本店」だそうで、外食も何屋かよくわからないところはありですが、銘柄スカウターで居酒屋でカウントされてるので、たぶん居酒屋。

店舗サイトみてもいろいろありますね。

DDグループ店舗総合情報サイト

 

コロナでやられて復活系。

BPSマイナス。債務超過突っ込んでます。

財務レバレッジもかかり目先はROEも跳ねてますね。ROAみるとコロナ前より高いので一応雨降って地固まるとみれなくも。

 

で、コロナでは赤字ですがそれ以外は黒字で来てて売上もおおよそ右肩ですね。

一方、利益は薄利で右肩でもなく、ひとまず利益よりは売上を追う姿勢だったのが、コロナで痛い目みて方針変更があるかどうか。2024だと減収にもかかわらず営業利益でコロナ前を上回っており方針変更があった可能性があります。

決算資料。

決算説明資料 | 株式会社DDグループ

前期。順調ではないかな。

今期1Qから中期計画。上方修正してそうですね。雨降って地固まる感ありますね。

1Qはそこそこ順調。

 

 

財務

資産飛んで復活。

(IRBankから)

純資産もコロナ前後でプラスで自己資本比率もプラスでマイナスになった利益剰余金もプラスに転じで、雨降って地固まるになってますね。

比較もあり中身見ない。

 

CF

 

2021、2021で営業CFマイナス。このへんで増資含む財務CF出してますね。

それでコロナ前はFCFマイナスが多くて、投資先行感が、目先がFCF出してるのでここでい一つ方針転換感。今後は不明ですが。現金も積んできてますね。

普通に堅調になってきてますね。

無配。コロナで無配にしましたね。復配しても不思議はなさそうですがどうでしょうか。

優待がわりとお得かも。目先で100株で配当優待4%越え200株長期で3.6%くらい。潰しやすい飲食優待で成長傾向となると見れる水準かと。

 

フジオフードグループ本社(2752)

業績

大阪を基盤に「まいどおおきに食堂」を主力に「神楽食堂 串家物語」「浪花麺乃庄 つるまる」「喫茶店ピノキオ」等を直営・FC方式で全国展開(国内713店舗、2024年6月)。

上記らと同様にコロナでダメージで復活系。ここはダメージ回復しきってなく傷が残ってますね。

前期で黒字復帰。今期2Qで正常化に向かってそうだけど、まだまだコロナ前に及ばず。

債務超過までいかないも、ほぼ純資産吹っ飛び。

それで前期でROEなども並で、回復のレバレッジボーナスもほぼなく回復も遅い図。

お店も減りましたね。コロナ前2019。

目先2Q。

 

正常化に向かってますけど、傷が深く癒えてないという印象。

財務

傷ついて癒えてない。

(IRBankから)

利益剰余金もマイナス。

ここはコロナがただ災難だったという印象。これから復活するのやもしれませんが。

中身見ない。

 

CF

 

2020年で営業CFマイナス。

2021年以降FCFプラスなので復活の目はありそう。

無配。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でいちおあげ
週足であげて調整
日足でよこよこも落とし穴
確認。

評価・売買判断

大戸屋ホールディングス(2705)

テクニカル的には、お家騒動してた印象ですが、改めてみても長期の株価推移は順調の部類になりそう。年足。

乱高下や調整もあるけど、2002年からみると大きくは右肩で、月足レベルで2015年からみてもおおよそ下落無しで上昇で特に2022、2023で大きく伸びて以降はもみ合ってる展開ですね。高値5700から調整。それで目先ショックで4600まで。いろいろショック安値4600が基準になりそうな。ここをみながら5500とか5700超えの上昇継続を期待するような4600割ると結構奈落。

 


ファンダ的には、和食定食系外食チェーン。海外にも進出。お家騒動の結果コロワイドに組み込まれてますが、その後コロナで危機からの復活でだいたい過去の話に。

コロナでわりとかなりやばく資産の多くが吹っ飛んでますが、そこから回復。回復は相当好調で、財務レバレッジかかりながらもROAやROICなどでも外食上位のものをキープで目先ほんとに好調そうには。この好調がどこまで続くか?が焦点でしょうか。目先まで続いているようには。

財務はコロナで危機でしたが、前期で利益剰余金はまだマイナスもおおよそ問題のないレベルまで。CFも問題なく前期でもう危機は去り正常化。そして好調で来てるとはなりそう。だから好調ぶりは業界で上位でわりと好調な日本の外食を体現する感じにはなってそうな。

評価。

PER28のPBR10ほど。極めて高評価。絶対的に高評価で好調さとかは普通に織り込んでいるレベルで安いとかは見にくいのでは?とは。とはいえ大戸屋としてはPER低くもないとはなりそうでPER30以上も結構あるので絶好調なわりに定位置ともみれるかもだけどどうみるか。優待銘柄としてみてもあまり利回りでてなく、もう財務劣悪でもなく超高PBRでもあり、わりとガチで好調で高評価とはなりそうです。理屈言えばROE維持ならEPSバンバン伸びるはずなので拾うのもありだとは思いますが。減益とかくると大惨事になるのでだから好調がどこまで続くか?が焦点ではないか。

 

DDグループ(3073)

いろいろ飲食チェーン。たぶん居酒屋寄り。

コロナで危機から復活して正常化してそう。それでコロナ前の利益より成長、投資先行のスタイルも変わってそうで、財務も良化でFCF出すような形で利益率なども向上で安定感向上してます。このへんの変化をどうみるか、今後は不明ですが。

上記通りで財務CFもコロナからむしろ改善。目先も業績順調となりそう。

評価。

PER10のPBR2.6ほど。いうて高ROEでありこのPERは出ている業績の割には低PER感ありますし実際にDDとしても過去からかなり低いと言える水準。一方普通に高PBRなので、減益や低ROE化はしんどそうな展開になりそうな。とかとかもあり好調や成長を見込むか見込まないかではないかとは。目先は成長で来てますね。

あとは優待銘柄として見れる水準となりそうで、その手の分散の一つなら拾ってもいいんじゃないかとは。

 

フジオフードグループ本社(2752)

コロナで災難にあった外食チェーン。ここは災難にってその後傷が癒えてない印象で、PLもBSも傷ついてあまり回復がみられない。CFは出るので戦えなくもないでしょうが・・さて。一応正常化には向かってそうですね。

評価。

PER385のPBR30。ボロ株評価。財務が死んでるのでレバレッジかかってROEが跳ねてBPSが大きく伸びることがおおくなんかわりと正当化されてしまうこともありそうですがココは目先ROE高くもでてなく目先は苦戦レベルとは。

というか優待で株価形成されてそうですね。企業状態が大きく落ちたものの優待で株安が抑えられている局面かも。優待利回りで4%越えは一応。

優待改悪来るとひどいことになりそうですが。その前に状態回復できるかどうかでしょうか。現状は厳しそうだなとしか。

 

戸田建設(1860)

ゼネコン。

長期に横ばい感あり、2012.2013年に赤字があるくらいでほかは利益は安定。

その中で目先は増収に来て好調な感じはありますが、利益としてじゃ2018年以降でよくある水準。停滞ですね。BPS位伸びてるので蓄財ですね。停滞蓄財。

ということで比較順調ですが、ROEレベルでは二桁載せない程度でBPS成長で2%/17年くうらいでそんな蓄財力もないくらいで結局はいつもの調子感ある。受注とかみるといいかもですが現状ではさほど状態も良くもなってないくらいには。

それでPBRで0.9ほどはそこそこ以上に戸田建設としては高い水準であまり妙味ないのではないかとは。やはり低PBRなときに拾いたいものだと思うし。ちなみに低いとPBR0.5くらいは切ることもあるみたい。目先の株高前でもPBR0.6前後くらい。まあこれから繁栄するのかもしれませんが。とはいえ週足レベルでは株価好調なので下がるなら逃げるを前提に上昇トレンドにのるとかはありかもしれませんね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるわけでもなく。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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