大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2004)昭和産業/東証PR/食料品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

昭和産業とその他

株価

3055円(人々は、今まで登れた山に届かなくなってきている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2024/8/23に銘柄スカウター10年スクリーニングで売上営業利益前期最高値更新かつ、5年PBR相対水準で10%圏内にあるもの(98銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。目先成長してるけどその会社としては評価の低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年08月23日取得。昭和産業穀物加工食品会社。比較に銘柄スカウターに同じくその他食品にカテゴリされてたあじかんとイフジ産業。ゲストに昭和に対抗して明治。食品じゃなくて元号枠。


ROEBPS成長率はなんか相関してそうになってますね。時価総額大きくてもあまりROEとかBPS成長率は関係なさそうですね。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 2004 2907 2924 2269
企業名 昭和産業 あじかん イフジ産業 明治ホールディングス
市場/業種 東証PR/食料品 東証ST/食料品 東証ST/食料品 東証PR/食料品
時価総額(億) 1008.01 87.16 120.67 10505.83
株価 3055 1132 1446 3580
決算期 2025/03予 2025/03予 2025/03予 2025/03予
予想売上(億) 3460.0 510.0 205.8 11590.0
予想営業利益(億)/利益率 120/3.47% 16/3.14% 19.79/9.62% 860/7.42%
長期平均営業利益率/年 3.01%/18年 2.04%/18年 6.13%/18年 6.15%/14年
売上成長率(年複利/期間) 3.8%/18年 2.6%/18年 4.5%/18年 0.3%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 13.9%/18年 4.8%/18年 23.9%/18年 12.5%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 5.5%/17年 3.9%/17年 9%/17年 7.6%/13年
長期営業CF(億)/年 2040.31/18年 184.98/18年 129/18年 184.98/14年
長期投資CF(億)/年 -1646.82/18年 -147.95/18年 -65.66/18年 -7279.96/14年
長期平均FCF(億/年)/年 21.86/18年 2.06/18年 3.52/18年 376.98/14年
PER 9.14 7.18 8.74 19.89
PBR 0.76 0.53 1.19 1.32
ROE 8.3% 7.4% 13.6% 6.6%
平均ROE/年 7.6%/18年 4.95%/18年 12.21%/18年 10.27%/14年
ROA 4.2% 4.3% 9.3% 4.1%
配当利回り(%) 2.62 2.21 3.53 2.79
配当性向 23.9% 15.9% 30.8% 55.5%
総資産(億) 2622.38 276.40 146.36 12052.88
自己資本比率(%) 49.4 57.3 66.2 61.9
メモ あげ びあげ びあげ蓄財 停滞蓄財
昭和産業(2004)

業績

穀物加工食品会社。

こういうの。小麦っぽいのがおおいですね。

家庭用商品 | 昭和産業株式会社

穀物専門が強みだって。

当社の強み | SHOWA BRAND | 昭和産業株式会社

数字ざっくり見て強くは見えませんでしたが。でも穀物方面は実際強そう。あるいみニッチトップ。

 

長期業績。伸びてないこともないけど2021年以前はほぼ横ばいで停滞感強め。

そして利益は底堅く2000年からみて営業赤字もなく。

それが2022年以降は増収もあって好調。

BPSなど右肩感ある。なにげにROEなどは8-10%あたりでそんなに低くもなくBPS成長率で5.5%/17年ほど。まあ高くはないけどいかにも堅実で、ざっくり堅調な停滞蓄財・・・が、2022年くらいから好調だくらいでしょうか。

決算資料。

アナリスト向け決算説明会 | IRライブラリ | 株主・投資家情報 | 昭和産業株式会社

2022年。

増収は以下で連結あるのでいうほど好調でもないかも。

「(+)ボーソー油脂㈱、サンエイ糖化㈱の新規連結による販売数量の増加

(+)原料穀物相場の高騰に伴う価格改定の実施」だって。

 

前期2024。堅調ですが販売価格変更による増収要因強めでしょうか。

 

おおよそ堅調なんですが、連結化による増収もありで、ROEや利益率が上がったという感じでもなくあいかわらず(増収はあるが)停滞蓄財感ある感じでやっぱいろいろ停滞蓄財だなとは。

1Qで減収-4.3%の増益+24.3%で好調よりっぽいけど1Qで計画は減収減益でやっぱり停滞じゃないですかね。計画は上振れも下振れも。

ということで堅調な停滞蓄財。

 

 

財務

蓄財だな。

(IRBankから)

前期末で総資産2622億で有形固定864億で2021年で増えてますね。これが上記の連結化ですかね。以外はあまりふえてもなく。

流動1227億。長期でゆるく増えてる。売掛586億商品161億原材料299億あたりが大きめ次で現金81億とか。投資有価証券大きめ440億増えてますね。

負債1289億。有利子負債は533億ほどでおおよそ現金+有価証券ですね。ほかは手形263億未払125億あたり。

まあ普通に食品かなって感じ。有形固定とかは伸びてもないので基本投資にCF取られたりもしなさそうで、財務もそんなに負担や問題も起きにくそうなところはありそうですね。

 

CF

 

2021-2023で営業CFが弱かったり、投資CFがかかったりでFCFマイナスもありますが、基本FCFは出てそうで、このへんはあまり高収益と高利益率とかはないけど、似たような商品が繰り返し売れて底堅く推移しがちな食品という感じはします。

長期に地味増配。そして余裕を見て自社株買いってところでしょうか。配当性向は高くもないですが現金増えてる感じでもないので大きな増配はやはり業績向上が必要かも。一応その方向。

(銘柄スカウターから)

 

あじかん(2907)

業績

業務用食材。広島県でいろいろローカル。

こういうの。雰囲気で。

商品紹介|あじかん

 

長期に地味成長。売上成長率で2.6%/18年で利益率はだいたい3%内に収まる程度で薄利ですね。ただ、だいたい増収で2000年からみて赤字も営業から純損失もなさそうで、めっぽう安定。低空飛行も安定飛行ってことですね。

 

BPS成長率で 3.9%/17年でここも比較低空飛行。優待もあるけど配当2.2%ほどで、あわせて年6%ほどの期待リターンくらいでしょうか。

 

ざっとみてそれ以上感想がないというか、安定も凡庸?な食品メーカーくらいで地味成長で長期にBPS増くらいの価値向上を期待するくらい以上は難しいのではないか。安く拾えるならそこそこ美味しいかもしれません。

サマリーはあるけど、決算説明資料はないくらい。

いろいろ東証二部的な温度感。

IR・株式情報|あじかん

前期末増収で大きな増益「業務用食品等において、経済社会活動の正常化に向けた動きによって、外食業態の需要が一段と回復したことに加え、スーパーマーケットやコンビニエンスストアを中心とした中食業態の売上が伸張したことなどにより~利益面につきましては、売上高の拡大効果や諸経費抑制に加え、退職給付費用が減少したことなどにより」と普通に好調な印象。

目先1Qはかなり増益240%とか。上方もきてますね。「利益面につきましては、鶏卵価格が足元において当初見込みを下回る状況で推移していることや、加工費の低減、諸経費の抑制に努めたことなどにより、営業利益は当初予想を上回る見込み」

まあ順調なのではないか。売上的には通常運行感ありますが。

 

財務

蓄財。

(IRBankから)

中身みなくていいのではないか。

有形固定だけ貼っときますわ。

ちなみに有形固定推移みるのは、成長に設備投資が要るのか?どうかの確認。

こはたまに投資するけど、継続して投資は必要がないのがわかるし、必要がないから投資をするなら会社は強気だみたいなのがわかると。

あとは有形固定比率とかもわかりますし。

ここはいろいろ普通に食品メーカーって感じ。あまりみても投資判断変わらなくやはり中身みなくてもよいところある。

 

CF

 

長期平均FCF2.06/18年で時価総額87億とかも踏まえあまりFCF強くもない。

これは投資有価証券に注ぎ込んでる可能性もあるけど、投資有価証券みるとたいしてもってないたいして増えてないのでやはりFCFは強めでもないかなとは。このへんは食品メーカーとして普通感。それで配当もその範囲内くらい。あまり営業CF増えてる感じでもなく余裕もさほどないのであまり増配余力はないとなるかな。

 

 

イフジ産業(2924)

業績

業務用液卵専門メーカー、液卵の国内最大手。

卵専門。卵といえばイフジ産業くらうでだいたい卵ですがHPとかみるとタマゴテックと称して、化合物・バイオアパタイト、卵殻カルシウム、卵白プロテイン、卵殻膜の活用とか推して行きたそうな雰囲気。

ですがセグメント的にはまだ形になってなさそうな。

(銘柄スカウターから)

 

 

長期に地味成長。いや、売上で 4.5%/18年は地味でもないかも。

それで利益率は10%近くまで。年々上げてる感もあり、ここは食品メーカーとして目を引くところ。わりと名を聞く会社でいわばタマゴでニッチトップと言えそうでその強さが定量的にでているようにも・・?

BPS成長率で 9%/17年は今日のものでも一枚二枚上でROEも平均二桁でこれも長期に上昇感ある。

原価率など。長期に販管費下げてるところあるね。

(IRBankから)

 

決算説明資料はつくってないくらいで、株主通信くらいはあるくらい。

IRライブラリ | イフジ産業株式会社

 

前期の株主通信から。販売個数は横ばいで増収で価格改定してそうですね。それで順調。

今期は減収計画。

「売上高は液卵関連事業における鶏卵相場が低く推移すると予想するため」で減収ですが利益は過去最高益の計画で順調じゃないですかね。過去計画もどちらかと言えば保守傾向。

それで1Qで大きく減収ですね。でも増益は増益。

修正入ってますが、2Qで上方ですね。通期は据え置き。

 

財務

蓄財で、自己資本比率あたりも改善。

(IRBankから)

中身みません。見る必要ないでしょ。

 

 

CF

 

現金積んでますね。

増配傾向。優待はやめたようです。

(銘柄スカウターから)

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてきても押し返され
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

昭和産業(2004)

テクニカル的には、大きくは2011年とかからあるいは2008年あたり(年足では2000年からとかもみれなくも)から長期上昇できてて、2011年で高値安値で1000-3645で、2020年まで上昇。も以降は2022年2359まで長めのドローダウンをこなし2024年3615まで回復するも、2020年3645円に届かず跳ね返された形で、2020年以降は高値更新もなく長めの調整あるいは下落転換となりそうですがどうみるか。

基準は2022年2359とか目先ショック安値2810とかに置けそうですが、このへんをみながら調整を終えてまた長期上昇継続を狙う感じにはなりそうですが・・値動き的には中期以上でしぶい感じにはみえますがさて。

 


ファンダ的には、穀物系食品メーカー。穀物集めてそれ系食品をつくる。長期に成長ではあるけど、足踏み後退もある中で利益は底堅くで、いかにも停滞蓄財。蓄財は堅調としか。抜けたほどでもなく年複利になおすると5%台くらい・・・にインカム。あわせて年8%くらいになりそうでいかにもROE並。と、特別なこともないけどいかにも堅調な食品メーカー感。近年調子いいけど連結対象増やした要因が大きそう。今後も停滞蓄財じゃない?

財務は普通に食品。CFは近年弱めですが、過去は強いというか安定で目先も戻ってきてる感もありこの辺は設備投資もあまり要求せず似たような商品を繰り返し売る食品だなとしか。

目先はいい感じでもないというか停滞蓄財の範囲内じゃない?って感じ。

評価。

PER9のPBR0.76ほど。いかにもらしい評価。・・ですが昭和産業のわりには低PERなほうみたいですね。PBRでもわりと低い方で、堅調な食品メーカーを割と低い評価で拾い配当でももらいながら地味待ちしてるとなんかBPS増くらいは進んで悪くもない結果になってるなんてことにはなるかも。いかにもな停滞蓄財って感じな結果になりそうな。

まあわかんないけど。ちなみに優待銘柄。利回りは渋いけど地味待ちできるなら拾うのも。

 

 

あじかん(2907)

堅調だけど安定的なそして低空飛行な地方の食品メーカーという印象。停滞蓄財の食品メーカーだ以上の感想は感じません。目先は結構好調なんじゃないかな。

いろいろ地味ですが安定的でBPS成長とインカムであわせて年6%前後出そうなので、長期に年6%程度あればいいとするならこんなのでも拾うのも。ちなみに3割高く買うと5年ロスになります。年6%だと。安く買うのが重要だと思いますよ。

評価。

PER7のPBR0.5ほど。低評価ですね。バリューのたぐいだとは思いまし、あじかんとしてはめっぽう低いPERみたいです。あるいは拾い時なのかも。PBRでみるとPBR0.4以下もあるようですね。仮にPBR0.4まで下げられると20%程度ロスで年6%なら4年ロスです。4年成果がないです。まあでも逆もありでPBR1くらいもあるし、そうなると8年程度分プラスですね。期待値的にはプラスかもですね。そのへんも踏まえて。とはいいうけど極めて地味な方な投資になるとは思いますが。

 

イフジ産業(2924)

たまごメーカー。タマゴ専門でタマゴテックとかはよくわかりませんが、普通に順調でわりと食品にしては目を引く数字の強さは感じます。わりとニッチトップでうまくいってるやつとみていいのではないか。

業績も長期に成長率高めで利益率も長期改善傾向、ROEも上昇傾向で財務問題なくCFも同業ではCF渋いのが多い中ここは現金積む余裕をみせてますね。強いのではないか?

評価。

PER9のPBR1.2ほど。絶体的にほどほどの評価帯ですね。地味目の食品メーカーとみるとこんなもん感ありますが、イフジとしては結構低PERでどうみるか。株探の平均PERみると11程度なのでそこまでディスカウントされてもないけど、わりと優秀な食品メーカーが好調な中でわりと低い評価に置かれてるはそうなりそうで、これをどうみるか。結構好みの人とかも要るのではないかと思ったりはします。優待はやめましたが。

 

明治ホールディングス(2269)

食品の明治、医薬品のMeiji Seikaファルマが中核の大手食品会社グループ。

8割食品。

2009年に明治乳業明治製菓が合体して明治ホールディングス

2009年以降はいかにも停滞って感じ。

食品らしく赤字もなく安定。

BPSなどは右肩。ROE下がってるのをどうみるかだけど大手で著名ですがどこからみても停滞蓄財だなとは。実績としてはBPS成長率7.6%/13年は悪くもないですが、低ROE化もあり今後はどうでしょうね?

 

そんな漢字ですが利益底堅く、CFも安定的で財務も長期にずいぶん改善した感もあり、存続性は十分で、成長性は微妙もしっかり利益出して財産を積み増してる企業をどうみるか。

それでPBRで明示として2015年以降では低い方にきてます。2016年あたりから株安してきて2022年あたりに反転感もあり、バリュエーションも落ち株安も落ち着いたところで意外に拾ってそんなひどいことにもならないのかも。とはいえ地味な感じになりそうだしTOPIX勝ちするイメージもわかんないんですけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

グラボを変えた。

ちょい重い気がしたパルワールドなどはサクサク動くようになった気もしますが、ケーブル規格で新規ケーブル出費を強いられたりグラボ自体で支出もしててそのわりにはPCゲーム稼働率は低いので実は非効率な出費をした可能性がある。

とかぐらい。まあでも総額5万円位支出してるけど半分くらい優待だったりでそのへんはたくさん買ったようでそんなに財布にダメージなかったという。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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