大河の一滴

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(9558)ジャパニアス/東証GR/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2069円(人々は、急峻な崖を登ってくるも足を滑らせ一気に奈落に落ちている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
9558 ジャパニアス 東証GR/サービス 82.94 2024/11予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
118 10.2/8.64% #DIV/0! 10.76 3
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
15.33%/4年 34.32%/4年 13.93%/3年 26.95% #DIV/0!
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
17/4年 -1/4年 16/4年 3.88/4年 14.45%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
45.85 28.57 62.3% 4.59% 49.38%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/1/4と8/8比較をし、ROEがさがってないのにPERPBRがともに20%以上さがってるもの(対象296銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。二週連続。8月ショックで株安してるものから状態も悪くなってないに株安が大きいものを拾う意図。先週も分析でしたが8月後半は時間をとれなさそうでさらに二週連続分析。(計4週とかになるかも)ジャパニアス。システム開発会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月14日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげ」

 

こういうの。

事業内容|ジャパニアス株式会社

システムの受注開発とか保守運用とか、インフあの保守運用とか設計とかとかで、基本エンジニア雇ってそれに仕事してもらうスタイルのようには。

 

原価率等。労働集約っぽい。原価率下げてきてますね。

(IRBankから)

従業員。それっぽい推移。

労働集約色が強いシステム開発会社に類するものとみて間違いなかろうと。

平均給与はあまり高くない模様。

(IRBankから)

 

業績。堅調。堅調なシステム開発会社ですねとしか。

 

ROEあげてきてますね。ROAも二桁キープしてますね。

 

銘柄スカウターで、雰囲気近そうなもの218社で成長率ROAPBRでROAソート。

2ページ目26位なのでROAで結構上位となりそう。

PBRでは3P目の70位くらい。売上複利でここで計算した15.33%/4年を使うとこれも2P目の30位前後ですね。結構わりと優秀な感じがするし、そして上記のように良化もすすんでますね。


と、かなり優秀そうですが、平均給与的に単価とか付加価値高いと言うよりは、安く雇って稼いでる懸念もありそうでそのへんをどうみるか。

決算資料。

決算説明資料|ジャパニアス株式会社

前期11月通期。

普通に堅調に通過。

人員増えてそうですね。

ここででてるJ-colloegeってなんじゃ?というと自社研修センターのようです。

 

本気で未経験者を育成!インフラエンジニアの研修に潜入してみた|エンジニアQUEST

ここがポイントかもで、未経験も育てればいいじゃんの発想で未経験者を自社で育ててるので、人員増と平均給与抑えるが両立してるのやも・・みたいなところは。

教育しながらみたいですがエンジニア稼働率?も高水準維持で一人当たり売上も上がる傾向ありそうですね。

 

人員すごく増やすようです。

 

今期2Q。増収減益ですし進捗渋いですね。エンジニア採用のためと言ってますがどうみるか。

 

人員増えてますね。さすがに稼働率後退してるようですが通期では戻す計画のようです。

 

 

財務

資産増。

(IRBankから)

前期末、総資産45億有形固定0.6億。流動42億現金26億に売掛金等14億で、資産だいたい現金手形。

負債17億は現金以下だし、主な負債は未払費用7億に未払消費税とか諸々というか有利子負債もないですね。

と、財務面は問題ないようには。

 

CF


営業CFでて投資も要らなさそうで普通にFCFでてますね。

増配傾向。配当性向50%が基準と出てますね。

わりとキャッシュリッチで、FCF5億でて配当2億ちょいで現金26億とかなので問題ない水準ですが、配当性向なので減益で減配はありえそうですね。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげ
週足であげてさげ感
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2022年に上場し高値安値で1241から2024年年初に4105まであげるも以降崩れ、目先ショックで1663まで。

端的に上場からあげてさげた形ですが、一応安値高値で1241、4105、1663で安値切り上げで上昇・・も、2023年の3880と2335も入れてみると、1241、3880、2335、4105の高値安値切り上げが1663で安値は切り下げになり、上昇トレンド崩れになるのでどうみるか。長めにみると上昇だけど、もう少し短期でみると上昇から下落に転じてるとなる塩梅でしょうか。長期の上昇継続、中期の下落反転を見込むなら狙うのも。基準は1663のショック安値以外は使えなさそうな。そのへんをみながら。

 


ファンダ的には、システム開発会社。成長が続いてROEROAとかはわりと目を引く水準になってるかも。反面利益率とか一人あたりの利益率とかはあまり高付加価値な感じでもなさそうな雰囲気はあるのとあとわりと給与水準が低いようには。

基本的には人を採って人を確保してなんぼな労働集約モデルのようには。その中で人員は増えてるし強気の増員計画は出てますね。

人が採れてるのは未経験も自社で教育する体制ができてるからみたいなところはありそう。このへんで給与が抑えつつ人員増が両立してそうな雰囲気はあります。このへんをどうみるか。

有形固定資産もほぼなく、だいたい資産は現金手形。投資も要らないのでCFは余裕ありで、財務も健全。

目先は人員増でコストがかかり増収も減益。

評価。

PER11のPBR3ほど。実績からは低PERだなという印象は受ける・・し、ジャパニアスとしても上場来の低PER。その中で目先増収もコストかかる形で2Q減益。通期では増益の計画ですがコスト増が通期まで及べば、EPSもさがることになり今出てるPERは上振れというか2Q進捗は30%言ってないので単純に倍だと60%でPER16くらいになるんですかね。こうなると低評価ともいい難いし高PBRでもありますしで、現在の低PERは減益懸念でもあるし、実際に減益くればもっと下もありえるくらいでリスクがないともできないし、実際に2Q時点では減益です。

あとは高配当といえる配当利回り4.6%も配当性向設定なので、減益だと減配にもなりそうで、ここもあまりエアバックにならないところもありで、2Q減益に来てる中これが通期まで及べば大丈夫でもないところはありそうです。

なので、会社がいう後半に盛り返すとしてる言い分を信じられるか?もっと言うなら、未経験者も自社で育てることで人員増とコストを抑えるような方向性を信じられるか?みたいなところにはなってきそう。このへんをどうみるか。

懸念もありそうですが、上手く転ぶとなかなか明るい未来と言うか実際ちょい前はPER20以上つけたる成長性も見せてる結構優秀なシステム会社なところありますし。

どうみるか。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9558

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9558

IRBANK:https://irbank.net/9558

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになく通常運転。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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