大河の一滴

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(9696)ウィザス/東証ST/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1264円(人々は、ゆっくり進むところから歩をあげて山を駆け上がってきたがさすがに疲れが見えてきている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
9696 ウィザス 東証ST/サービス 128.17 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
213 21/9.86% 7%/18年 9.52 1.85
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
2.76%/18年 5.09%/18年 1.45%/17年 19.4% 7.5%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
265/18年 -148/18年 117/18年 6.51/18年 4.78%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
183.15 61.86 33.8% 4.75% 45.2%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/1/4と8/8比較をし、ROEがさがってないのにPERPBRがともに20%以上さがってるもの(対象296銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。二週連続。8月ショックで株安してるものから状態も悪くなってないに株安が大きいものを拾う意図。先週も分析でしたが8月後半は時間をとれなさそうでさらに二週連続分析。(計4週とかになるかも)ウィザス。予備校・学習塾チェーン。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月09日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

セグメント。高校大学の利益率はあてになるのか。さすがに高すぎる気も。

(銘柄スカウターから)

と思ったけど、

「高校・大学事業(通信制高校第一学院高等学校」の運営)、学習塾事業(近畿地方を中心に幼児から高校生までの学習塾「第一ゼミナール」を中心に進学受験・教科学習指導)を展開。高校・大学事業は通信制高校第一学院高等学校」(全国42拠点)の運営、社会人を対象とした各種資格・スキル取得に向けたサービスを提供。」で、高校大学は通信制高校ですね。あるかもしれない。

決算資料。

決算説明会資料|IR・投資家情報|株式会社ウィザス

2023年。現在のセグメントはこのときから変えてますね。

高校・キャリア支援が通信高校の第一学院高等学校となりそうでここはもともと利益率高めですね。

 

それでセグメント変えした前期。

以下のように整理。上記のように推移を出した資料はないですね。

 

 

ということですが長期業績は以下。

2014年あたりは薄利とかありますし、2012-2016あたりには足踏み後退もありますが、長期に成長となるし営業赤字もなく堅調は堅調。純損失は2008-2014にそこそこありますね。

売上成長複利だすと2.76%/18年と、高成長ではないですね。今期計画もこれくらいで通常運転の範囲内でしょうか。

BPS成長で 1.45%/17年としぶめ。過去の赤字などで落ちてそうですね。それが近年ROEあげてきて加速感は。近年はBPS成長率10%近辺出ててやはちROE並感は。

なぜROEあがっただろ利益率改善が大きそうで、みると原価率下げてますね。

(IRBankから)

一人当たりの売上はそうでもないけど、利益は改善してる感ありますね。人自体も増えてると。

(IRBankから)

と、結構セグメントとかもかえてわりと調子良さそうな?ってところで1Qは増収も赤字。もっとも例年1Q薄利。

ここみると内容は悪くもなさそうですがどうでしょうか。

 

 

財務

微妙に純資産増。

(IRBankから)

前期末総資産183億、有形固定13億。有形固定どんどん減ってますね。

流動93億で現金80億に投資有価証券30億とか。

負債121億。うち大きめなのは契約負債70億とか退職金10億とか。

有利子負債10億ないくらいで、資産の多くは現金有価証券で有形固定なども少なく自己資本比率は低めも財務面は相当質がいいようには。

 

 

CF

 


だいたい営業CFプラス。投資もしてFCFプラス推移。

現金も積む方向ですね。

還元強化できてるけどさすがに還元強くて目先は現金減ってますね。「具体的な指標として連結配当性向20%を下限の目安におき、業績に応じた継続的かつ安定的な配当を実施」とはいってますね。現状遥かに高い。

 

(銘柄スカウターから)

月足週足日足の値動き判断

月足であげてちょいくずれ
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足以下。なにげに2009年くらいからの上昇トレンド。そんな値幅はでてないけど、結構な順調さだったようには。

それが2021年2023年でペースをあげた感。

それで、2023年末に1795をつけていこう2024年では下落に向かってた感じから、目先ショックで1115まで。

これを長期上昇の中の一時となると、ショックは調整を早く終えたとして買う理由になりそうだし、行き過ぎたのを修正を加速なら、2021年あたりの水準までとも見れてどうみるか。

前者だとやはり目先安値1115が基準になりそうだし、後者だと2023安値805とか、2022年の707あたりが基準にできそうですが。さて。

 


ファンダ的には、通信高校と塾とか。通信高校はわりと利益率高そう。反面塾はそうでもなくトータルするとほどほど。目先はセグメント整理が効いてるのか原価率下げる形で増益にROEも向上な雰囲気。

基本CFは安定的で、通信高校に塾で結局労働集約色が強く投資もすくなくでよって財務かなりいい。

目先は1Qで減益ですが毎期みたいなところもあり投資も入ってるようですね。

評価。

PER9.5のPBR2ほど。過去をみると収益性とか成長性微妙なところはありますが目先は利益率ROEなど改善感もあるので、この調子が続くとなかなか低評価感ある。とはいえ突き抜けた成長性や収益性があるわけでなく、過去はPER10以下も普通につけてきたようなところもあり、調子あげてるのが一時ならいかにもこんなもんかより下でも不思議でもなさそうで、あまり安いと見るのも。

というか、配当利回り5%近くでここをみながら判断するのがいいかも。5%ほどはヴィザスとしては高めの配当利回りでヴィザス自体も資産にしろCFにしろわりと配当向きっぽく見えますし。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9696

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9696

IRBANK:https://irbank.net/9696

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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