大河の一滴

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(9600)アイネット/東証PR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1460円(人々は、大きな仕事をこなしてその後しばらく休んで心機一転仕事再開も、つくった成果が一気に失われてしまったところ。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
9600 アイネット 東証PR/情報通信 237.14 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
404.2 32.5/8.04% 6.6%/18年 8.76 1.25
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
1.8%/18年 4.53%/18年 5.03%/17年 12.68% 9.1%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
484/18年 -333/18年 151/18年 8.39/18年 6.26%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
376.07 200.97 53.4% 3.84% 33.62%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/1/4と8/8比較をし、ROEがさがってないのにPERPBRがともに20%以上さがってるもの(対象296銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。二週連続。8月ショックで株安してるものから状態も悪くなってないに株安が大きいものを拾う意図。先週も分析でしたが8月後半は時間をとれなさそうでさらに二週連続分析。(計4週とかになるかも)アイネット。情報処理システム会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月09日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

データセンターでの情報処理サービス(石油販売・勘定系・情報・金融系、クレジットカード業務、IT管理、クラウド

システム開発(受託開発、パッケージ)

システム機器販売の3事業。

ここでもみて。

アイネットとは|よくわかるアイネット|株式会社アイネット

 

業績。リーマン以降は順調感ある。赤字とかが2003年以降はなく。

売上複利とると1.8%/18年で成長性は微妙。とはいえ2011年からなら4.89%/13年くらい。まあ高成長でではないですね。


ROEなど右肩。2013年以降はROE10%程度で安定。今期計画でROE上昇も、これは営業利益からの差でたぶん上振れでやはりROE10%近辺が地力とみてるのが妥当かなとは。

BPSとEPS成長の複利とると4.5-5%くらい。近年の調子だと上振れしそうな。

事業も販売とかありますが原価率。その他の情報処理もシステム開発も労働集約と思うところで、見る限り労働集約色が強いシステム開発寄り。

(IRBankから)

従業員も。ほぼ一人あたりの数字が動かなくこの辺もシステム開発感。

成長は人をとってなんぼなところあるので従業員増えてほしいところですが・・・

(IRBankから)
資料。

決算説明会資料|IR情報一覧|株式会社アイネット

2024年で普通に順調だなと。ROEは有価証券の売却益が出て上振れかな。


このへんみてるとやっぱり順調。

今期1Qで減益ですね。前期が調子良かったね。

とはいえ、このへんは会社も想定してどうで、後半巻き返せるとしてるね。

 

 

財務

資産増。自己資本比率あたりは上昇とまってますね。このくらいで十分ってことでしょうか。

(IRBankから)

前期末総資産376億。有形固定152億。結構固定比率大きめですね。流動資産128億で売掛57億、現金52億とか。流動は2018-2023ほどで増えてなかったけど2024年で増加。主に現金増。たぶん有価証券売却。でも投資その他の資産も増加傾向ですね。73億で投資有価証券が48億。

固定比率の高さはありますが総じて問題はないかなとは。

負債175億。有利子負債72億とかありますが増えてもなく特にここも問題も。

財務いいとか質がいいとか、抜けて優秀な感じはしないけど堅調で問題という問題もないかなとは。

 

CF

 

営業CFでて、長期平均FCF8.39/18年で時価総額比較でそんなに大きくもないけど、2015年以降はわりと安定感ありますね。

わりと増配傾向。前期は大きく自社株買い入りましたね。

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげるも崩壊
週足でもみ合いからあげて崩壊
日足でさげから崩壊。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2011-2018に順調なあげがあり高値安値で336から2084まで2018以降は、1200-1700くらいで調整が続いていたのが2023年後半以降また上昇に向かい2530など高値も更新も目先のショックで2018-2023の調整水準に引き戻された感じ。

ここでレンジがまた続くとするか、再度上昇に向かうか、あるいはさらに下に向かうとするか。

2018年以降安値であるコロナ安値995とか、これを異常値とするなら2022年調整安値1190とか2019年1150や目先1251などが基準になりそう。ここらをみながら上に向かうか?を測る感じでしょうか。

 


ファンダ的には、堅調なシステム開発会社。特に傑出した収益性とか成長性をみせるわけでもないけど、わりと長く堅調で底堅く地道な成長が続いているようには。

労働集約色強いなかで従業員増できるのか?とか、ちょい有形固定多いんじゃないか?みたいなところに懸念はありますが、おおよそPL、BS、CFも大きな問題もなさそう。

目先1Qでは渋いのがでてますが、後半巻き返すとしてますね。

評価。

PER8.5のPBR1.2ほど。今期ROEが上振れしてそうでPERは若干下駄を履いてるとはみるべきかなとは思うけど、PER8.5あたりは2015年以降ではアイネットとしてないくらいの低PERだというのはそうとなりそう。上振れ踏まえてもPER10以下つけたことなさそうだし、PBRでみてもここ5年で最底辺というかこれより下はコロナの底値水準しかなさそうで、近年でもっとも低い評価されてるのはそうですね。

目先1Qとかはしぶいとはいえ会社が言うように巻き返しがくるなら・・・とか考えるのはありとなりそうな。薄利低ROEに向かうともうちょっと低い位置に置かれてる同業おおいのでそういう懸念はありますが、目先はやっぱり好調の割に評価低くね?はありそうです。あとは配当利回りでもおおよそ成長基調できて目先も伸びるとしてるのが配当利回りで4%近くについでにQUOカード優待もあるようですね。

派手な感じになるのは想像しにくいけど堅実にインカムも拾いながら地味な成長取るとかのすたいるだと結構選択肢にはなるんじゃないかなとは思います。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9600

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9600

IRBANK:https://irbank.net/9600

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

平和な感じになってますね。とくにない。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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