大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(7427)エコートレーディング/東証ST/卸売(分)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20240124112435j:plain

基本データと取り上げた理由

株価:748円(人々は、長い旅路に花火をあげようとなって、花火は派手に上がるが消えかけている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7427 エコートレーディング 東証ST/卸売 45.45 2025/02予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1100 17.54/1.59% 0.7%/17年 3.33 0.42
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
3.43%/17年 6.83%/17年 1.93%/16年 12.68% 4.1%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
49/17年 -14/17年 35/17年 2.07/17年 3.72%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
335.23 106.21 31.7% 3.74% 12.47%

 今日は分析。2024/8/3に年初から時価総額を30%以上減らしているかつ銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率5%以上かつ10年最高値更新かつPERPBR5年総体水準40%以下のもの(対象18銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。普通に順調に成長してるもので今年売り込まれかつ5年間で低い評価になってるものを拾う意図。エコートレーディング。ペット用品卸。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月05日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

 

とりあえずPC(Chromeカスペルスキー)からHPが見れなかった。タブレットからみれたのでたぶんセキュリティソフトのせい。

Firefoxからはみれたので、自分の環境のせいっぽいですが、HPをメジャーな環境からみれないとなるのは、あまりそのへんを気にしてないところはあるのかも。

社員評価もちょい低めかなってところもありそれ系のスタンダードというか二部的な上場企業感は第一印象として。

中期計画があって添付の資料とかあるかと思ってけどなかったのでたぶんこれが中期計画。

中期経営計画 - エコートレーディング株式会社

セキュリティとかないので環境によってはみれないかも。

財務情報がIRライブラリみたいになってる。

決算説明資料もないので、たぶん上記が中期経営計画。

財務情報 - エコートレーディング株式会社

 

という感じで東証二部だなという感想。やっぱり。

セグメントとかは設定してなさそうだけど、事業自体はペット関連卸売とかイベント開催とかインターネットサイト運営とか。全部ペット関連っぽいのでペット特化ですね。

イベントか結構大規模っぽく

イベント事業 - エコートレーディング株式会社

サイトもはてなブックマーク80とかあったのでそこそこメジャーかもだけどそれぞれがどの程度業績貢献してるかは開示もなく不明。

https://www.petpet.ne.jp/

短信みてもあまり書いてないのでたぶん開示内なし。

 

と、やっぱり二部で開示姿勢もしぶく全体的に洗練は情報が少なめの中でほぼ出てる数字で判断する感じにはなりそう。

 

業績は伸び気味。

2000年から地味に伸びていて、そして営業赤字は2016年に一回。

純損失は2014,2016,2019でコロナも穏当に通過。

一方利益率は卸としても低めとなりそう。ただトレンドとしては低いところから反転で伸びる感じはあります。

ROEなど。長期的にBPS成長率 1.93%/16年でしぶいのですが目先はROE二桁乗せてきてBPSの伸びもみられて目先は好調感でてます。

販管費が減少しての利益改善感ありますね。もともと低利益率なので販管費改善で大きく増益になる構造はありそう。

(IRBankから)

 

根本的には洗練されない二部企業感はあるものの、それが目先好調になってきてる・・みたいな印象はうけます。

それで、短信みると

2023で・・一応中期計画が進行中で「営業本部をヘッドクオーターとする本部制を更に強化するとともに、単品管理の徹底による安定した利益の創出、物流センターの運営や配送ルートなどの見直しによる物流コストの抑制を積極的に進め、更なる利益改善に取り組んで~イベント事業につきましては、『みんな大好き!!ペット王国2023』を2023年5月3日から4日にかけて開催いたしました。コロナ禍により2020年・2021年と休止しておりましたが今回で開催17回目を迎え、動員数では2日間で約4万人に達する一大イベントにまで成長し、ペットとの生活の素晴らしさや、ペットと暮らす効用を実感・体験出来る『人とペットのふれあいの場』を提供するイベントとして多くの生活者様にご来場頂いて~の売上高は、価格改定による商品単価の上昇、ライフステージや機能性に着目した高付加価値商材の拡大などにより、1,074億6百万円(前期比10.8%増)となりました。また、営業利益については、単品管理の更なる徹底による売上総利益の改善、配送ルートの見直しや不動・滞留在庫の削減による適正在庫での運用など物流コスト抑制を目的とした活動を継続し、17億1千9百万円(前期比100.4%増)となり」

・・・等々で一応いろんな施策をうって業績改善感はでていると。

まあでもこのへんの言い分をどこまで信じるかですかね。

1Qでてて売上よこばいに減益-29.5%。

まあそれはいいんですけど短信とかの文言も上記との違いがいまひとつわからなく定型文・・って感じの印象でどうみるか。

 

まあそんな感じで微妙感もあるのですが四半期推移みるとでも、まだ好調の範囲かなって感じはあるかもしれません。

(株探から)

 

 

財務

目先資産増。

(IRBankから)

前期末、総資産335億で流動311億、手形213億現金40億商品32億。

雄家固定12億でその他諸々で普通に卸ですねって感じ。

手形あたりは伸びててやっぱり順調じゃないかってところありますね。

負債228億で手形151億未払金31億に借り入れ32億あたりでだいたいで、固定負債もほぼないですね。

それで自己資本比率は低いですが主に手形で現金>有利子負債であって財務は問題ないねとは。

たしかに手形大きく貸倒れとかすれば死にますがまあそれは基本心配しなくてもいいのではないか。(営業CF赤字祭りとかになれば考えないといけないかもですが)

 

ということで堅調な卸という印象。

 

CF

 

営業CF赤字もおおいですが、大きな黒字もありで長期には営業CF49/17年で黒字で普通に卸ですねって感じ。

投資もいらないのでFCFもプラスはプラスですね。

近年ちょい好調なので現金増えてる。

配当に自社株買いも絡めてきてちょっと還元強化してますね。還元利回りもめっぽう高めでこれが前期のBPS増が12%あるとするとより高め。

(銘柄スカウターから)

月足週足日足の値動き判断

月足でもみあいからあげてさげ
週足であげてさげ
日足でにもみ合いから崩壊
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2022年505以前はもみ合い感もあるけど、2006年1819からコロナ351までかなり長い下落トレンドから、コロナ以降はもみ合い感出てた中から2022年505から反転上昇に向かって2023年1664。そこから調整に来た中でも日足レベルで上昇に向かった?とみたいなところから利上げショック?が来て崩壊748まで。

目先748は2023年安値736は割ってないので、2022年以降で長期上昇に向かったというシナリオを置くなら736が良い基準にはなるのでは。あるいは目先の反転点748。

ここらをみながら長期(中期?)上昇が続いているか?をみながら扱うような感じがいいのではないかとは。

もちろん月足レベルでは急騰崩壊感もあるのでもう終わったみたいに見ることもできるのでたぶんこのへんは好み。

 


ファンダ的には、ペット関連の専門卸。イベント開催とかHP運営とか人材育成もしてるけど財務諸表見ると卸そのものなので、卸売中心とみてよさそう。

わりと長期に成長してるし赤字もあまり出さないも薄利で低ROEの冴えないよりの卸って印象が目先わりと好調で低ROEは覆しつつあるのだけど、目先1Qでは後退だし、あまり会社もいろいろ説明する感じでもなく、なんで好調なのか?とかの判断材料に乏しく基本出てくる数字で判断するしかなくなるような、いわゆる渋い東証二部的企業とは。

それがたぶんこれまでにないくらい前期あたりは好調。1Q微妙も1Qだし。

CFとか財務とかは普通に卸。普通に堅調な専門卸という印象。

評価。

PER4のPBR0.5ほど。低評価。おおよそ好調な範囲とはみれるし前期のROE二桁で配当とBPS成長で年15%とかいきそうで、この好調維持でPBR0.5ほどは破格の低評価・・とはみれなくもない。あとは優待もいちおうありますね。

好調踏まえて還元強化もありまったく投資家とかのほうをみてない感じでもなさそうで、好調が続くとこれはこれでかなり妙味もあるやもしれないとは。

ただ、会社もあまり情報出さなくその好調が続いているのか?もしくは目先まで好調なのか?が常によくわからないようなところはありそう。まあだから低評価ってところはありそうですけど。

また低ROEにもどると結構きびしいかもしれないPBR0.3近くはある。・・けど、低ROEでもPBR0.5くらいもつけてるので、目先は好調なのにまったく評価も進んでないともみれるのでこのへんはいろいろあるデメリットも踏まえてどうみるか?みたいな話でしょうか。好みの人もいるかもね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7427

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7427

IRBANK:https://irbank.net/7427

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

平和ですね。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入