大河の一滴

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(4684)オービック/東証PR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:21565円(人々は、長く階段を登り続けているが登るペースが最近落ちて疲れ気味。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4684 オービック 東証PR/情報通信 21478.74 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1228 780/63.52% 45.5%/18年 30.11 4.76
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
5.64%/18年 10.64%/18年 8.08%/17年 15.8% 12.7%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
4333/18年 -995/18年 3337/18年 185.41/18年 14%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
4621.65 3986.92 86.3% 1.48% 44.69%

 今日は分析。2024/7/18に銘柄スカウター10年スクリーニングで過去後年相対PERPBR水準10%圏内かつ10年売上営業利益最高値更新してるものから気になったものからチョイスして分析。普通に好調なのに5年間で評価が低いものを拾う意図。オービック。たぶん業務ソフト系最強。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年07月18日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

オービック様。以前ビック3とか言われてそうなエムスリー、MonotaRO、GMOPGとかありましたがこれらが最近渋い株価推移してそうな中で、ここはビック3に続きグレイとグロースとして名前が出てた気がしますがここが株価も業績も堅調ですね。

 

それでオービックと聞くと、ビジネスコンサルタントとの違いが気になりますね。

以下など見るとビジネスコンサルタントオービックから独立で、ビジネスコンサルタント勘定奉行が主力製品で会計に特化で高機能もカスタマイズ性が低く、オービックオービックはOBICが主力で、これは会計にかかわらず業務全般まで渡る広い範囲のソフトでかつ、カスタマイズ性が高い。

3分で簡単にわかるオービックとOBCの違い!何の会社なの?オービックビジネスコンサルタントも雑学好きライターがわかりやすく解説 – Study-Z

 

勘定奉行は「高機能・カスタマイズ不可能」、OBIC7は「低機能・カスタマイズ可能」だそうです。

勘定奉行とOBIC7の違い | 会計SEのメモ

 

ここみると、かなり範囲広い。

OBIC7 生産管理情報ソリューション | オービック

会計のやるし、ほかもいろいろでまさに業務基幹ソフト。

 

会社運営に深く関わるソフトとなりそうで、高いスイッチングコストに保守とかもあり堀持ち感も高く、またソフト開発も進めばコスト下がり規模がでるほど利益率高くなるとかなんだろうなという業績推移。

 

右肩あがりの業績。そして極めて高い利益率がさらに高くなってきているという構造で極めて強い業績推移と言えます。

売上複利で5.64%/18年でこれは流石に鈍化・・ってわけでもなく近年は過去のペースを上回るペースで成長鈍化感なく。  


ROEなど。もちろん低ROEではないし高ROEであるけど、平均で 12.7%/18年ほどでありこれは、ROE20%程度以上を維持して高成長するよりはかなり控えめで、高成長というとりは安定成長の部類ですね。ちなみにBPS成長とると 8.08%/17年にEPSも10%ほど。

ROE下がる感じでもないので、これを維持できれば今後も近い水準で推移なのではないか。

で、ここですよね。凄まじい利益率。主に原価率が下がる形でグリグリあがる営業利益率。これは労働集約色が強い開発会社とかコンサルとかよりは、スケールメリットが効くソフト屋に近い推移だとは。

(IRBankから)

従業員。増える方向ではあるがそれよりは一人あたりの売上利益が上がる方向でとても強い推移。



つええという以外の感想がなく。

この強さが維持されるのをみながらあとはバリュエーションなどと相談してという感じでしょうか。

四半期見るとっすがに四半期では前Qわれも。

 

 

(株探から)

1Qまだ、

ちなみに受注で言うと上がってるようです。

財務

優良企業としか。

(IRBankから)

 

前期末総資産4621億で有形固定568億で2020年以降は維持くらい。流動1871億で現金1702億。であと投資有価証券2157億でこの有価証券が最近どかどか増えてますが・・

まあでも現金有価証券で3850億以上で総資産4621億です。はい。

負債634億。増えてるね。繰延税金負債263億とか未払法人税等124億が主な資産。これ外すと負債250億で退職金とか55億とか。

はい。

まあだいたいお金とか有価証券ですね。そういう会社。

CF

 

 

現金すっ飛んでいっている。常にFCFでてるやつ。で、2022年は投資する形でFCFマイナスですが定期預金と有価証券の取得です。

増配してますがさすがに現金増えすぎたのが気になったのか、市場の雰囲気に流されたのか自社株買いも入ってきてますね。

(銘柄スカウターから)

月足週足日足の値動き判断

月足であげてもみあいっぽいけどあげ
週足であげっぽいけどもみあい
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2011年1300くらいから上昇が続き2023で25550までで、いかにも長期上昇トレンドみたいな推移ですが、2020年2410以降は上昇は上昇だけどかなりゆるやかで、2021-2024で調整も兼ねてるような推移だなとは。

その調整安値17050あたりをみながら、19785なども基準に25550越えで月足年足レベルの上昇継続を期待する感じでしょうか。高バリュエーションではあるので17050切るとどうするかは考えてたほうが。ファンダ視点も入りそうですが。


ファンダ的には、業務基幹ソフトOBICの提供。長期に成長で年々利益率をあげて規模がでるごとスケールメリットがでる成功したソフト屋というイメージ。業務に密接にかかわるものもありスイッチングコストも高そうで堀持ちとみていいのではないか。

そのうえで、財務はド健全というかだいたいお金証券だし、CFもド健全。投資したかと言えば貯金して有価証券買ってるという感じ。わりと絵に書いたような優良企業。

ただ、高ROEの部類だけど超高ROEってわけでもなく、ぜんぜん低成長でもないけど高成長ってわけでもなく、高収益とか高成長というよりは安定成長寄りな印象。成長実績もそんな高くもない。ただ目先はこの規模でありながら加速感もあり全然いまだ順調という感じではありますね。

評価。

PER30のPBR4.7ほど。高評価。普通にPERで高評価でこれ以下でこれ以上の成長を見せてるところも普通にありそうで、PBRならもっとですが、PERで2021年くらいから調整含みでオービックとしては比較低PERになってますね。2014年以降の平均PERよりもちょい下。成長続くが前提ですが、このへんで調整終えてまた上昇ってのも期待できるかもだし拾うのも。下はPER20くらいはあるようですが。まあ山っ気もってぶち当てるよりは、地道に待って会社の成長をまつみたいな感じ向きになってきてる気はしてます。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4684

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4684

IRBANK:https://irbank.net/4684

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですって。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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