大河の一滴

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(3196)ホットランド/東証PR/小売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ホットランドとその他

株価

2428円(人々は、かつて急いてしくじったヤマを長い準備や訓練の果てに仕事をこなしていたらそのヤマをいつのまにか超えている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2024/7/12に銘柄スカウター10年スクリーニングで10年売上営業利益成長率で6%かつ最新実績最高値更新銘柄(267銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。普通に長期好調で目先も順調なものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年07月11日取得。ホットランド築地銀だこ。比較にマックとミスタードーナツダスキン)のファーストフード。ゲストにランド仲間でランドの帝王のオリエンタル。


成長性を示してるのは銀だこでマックはEPS頑張ってるのとミスドは渋く帝王が規模を踏まえるとやっぱりすごい。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 3196 2702 4665 4661
企業名 ホットランド 日本マクドナルドホールディングス ダスキン オリエンタルランド
市場/業種 東証PR/小売 東証ST/小売 東証PR/サービス 東証PR/サービス
時価総額(億) 525.8 7964.3 1866.5 83212.31
株価 2428 5990 3733 4576
決算期 2024/12予 2024/12予 2025/03予 2025/03予
予想売上(億) 450.0 4060.0 1890.0 6847.6
予想営業利益(億)/利益率 28/6.22% 455/11.21% 107/5.66% 1700/24.83%
長期平均営業利益率/年 4.59%/11年 7%/17年 5.1%/18年 18.91%/18年
売上成長率(年複利/期間) 7.4%/11年 0.2%/17年 -0.1%/18年 3.9%/18年
EPS成長率(年複利/期間) 24.2%/11年 7.6%/17年 1%/18年 11.7%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 24.5%/10年 3.4%/16年 0.6%/17年 5.5%/17年
長期営業CF(億)/年 245.71/11年 3962.73/17年 2445.92/18年 3962.73/18年
長期投資CF(億)/年 -233.62/11年 -2563.86/17年 -1624.32/18年 -11578.38/18年
長期平均FCF(億/年)/年 1.1/11年 82.29/17年 45.64/18年 308.49/18年
PER 35.58 29.5 17.96 62.21
PBR 4.65 3.5 1.17 7.9
ROE 13.1% 11.9% 6.5% 12.7%
平均ROE/年 14.73%/11年 7.24%/17年 3.87%/18年 9.25%/18年
ROA 6.1% 8.7% 4.9% 8.9%
配当利回り(%) 0.41 0.7 3.38 0.31
配当性向 14.7% 20.7% 60.6% 19.0%
総資産(億) 237.13 3113.93 2020.79 13552.15
自己資本比率(%) 43.4 72.8 76.3 70.1
メモ あげあ 衰退から反転復活 停滞蓄財できず 危機も復活
ホットランド(3196)

業績

築地銀だこ・・のみでもなくて居酒屋とかほかのいろいろな形態もお店も。海外にも行こうとしてますし、比率は小さそうもリゾート事業などもで、わりと多角化?してます。

多角化

海外も強化。


以下前記時点でお店。増える傾向で上記みて海外は倍以上のお店を短期で目指すでより力入ってそうな。


ということで、店舗増多角化や海外進出を絡め成長している。

勢いがあるといっていいのではないか?

業績。

勢いがあるのは目先で、2014‐2022は横ばいに近いのは留意。

ROEなど。これも2020まで赤字なども挟みBPSも増えてなかったのは留意。

 

営業赤字などはなく、このへんは特別損失のせい。減損、店舗整理損、固定資産除売却損等。スクラップアンドビルドはいいけど、いろいろ足踏みにとどまっていたということだね。

も、それがコロナ以降は成長してスクラップがペイしてきてると。

いいことですが、ROEで二桁に届くか届かないかでROAで高くもなく、コロナ後に勢いを見せてきてるけど、収益性は高いほどでもないと。

ちなみにギフト(町田商店)は以下くらい。ちなみに町田商店のほうが低PER。さすがにPBRは銀だこのほうが低いけど。

1Q.

大きく増収増益。売上+21.9の利益+66.7でめっぽう勢い。

買収も入るし、キャンペーンなどもバンバン打ってでの形で、優秀さ・・みたいなのはさほど感じないけど、勢いみたいな強さは感じるところで、中期計画とかでも伸びるぞとして伸びてるような波動はあるかもしれないのをどうみるか。

崩れると痛そうですが崩れないなら・・?みたいな視点。

四半期見てると2022/6くらいから四半期でものびてて勢いある感ある。

中期計画。

株式会社ホットランド|IR情報

 

 

財務

資産のび。

(IRBankから)

前期末総資産237億で有形固定、78億で2020年くらいまでは足踏みから以降は増加に転じてる感じですね。流動100億こちらも2020年以降加速感あり。現金28億売掛24億に原料24億その他くらい。

負債は130億程度で実は過去から比べてあまり増えてなく、有利子負債54億も同様。

ということで、自己資本比率も高くもないし財務もいいほうじゃないけど、それまではスクラップアンドビルドしてあまり業績も資産も前に進めてなかったのが、ビルドの質が良くなったのか負債維持で業績も資産も伸びるようになったような。まあ問題はないというか良化方向ですね。

 

 

CF

 

CF方面でも。2021年以降営業CFが増加する形でFCFでるように。それまでは投資CFに吸収されでてるか怪しかった。

還元は利益並。自社株買いは入りましたね。もっともこのてのものは優待が注目かもしれない。もっとも株高も入り利回りだけで見るのはしんどい利回り水準。

(銘柄スカウターから)

 

 

日本マクドナルドホールディングス(2702)

業績

マックですが(マクド派の人はマックをマクドに脳内変換してくだせえ)、わりとくっきりはっきりカサノバ前とカサノバ後。

カサノバさんがCEO就任が2013年8月、ホールディングスの就任が2014年3月で

前任者は原田さん。

このへん。

プロ経営者・原田泳幸氏は、マクドナルドで結局「何をしたのか」(福田 健) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)

マクドナルドが苦しんだ「経営の逆回転」とはなんだったのか(福田 健) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)

一時はよかったもののコストカットで現場荒れたのを立て直した感は。

こういう記事も。

絶体絶命のマクドナルドをスピード復活させた「カサノバ改革」とは? | クラウドファンディング | ソーシャルレンディング | マネセツ

というかカサノバさんが何をしたか?とか調べても目立つことはあまりなさそうで、以下とかもみると地道に現場や顧客の声を聞き続けたみたいな感じでかなり地道で地に足がついた感じの方だったみたい。

マクドナルドをV字回復させたサラ・カサノバ社長のインタビュー、日本の労働環境や働き方を考える上でも参考になりそう? - Togetter [トゥギャッター]

 

まあともかくそんなこんなで復調です。一度落ちた業績も過去のピークというか利益では過去のそれを超えて売上も近い水準で普通に復活。

なおカサノバさんは退任された模様。

それでROEなど一時は赤字突入で危ぶまれたのが、復活。ROEなどで二桁に届きROAでも8−9%あたりはカサノバ以前のマックより水準が上で市場みても外食で上位のほうで名実ともに外食のトップ企業に返り咲い・・・ゼンショーが売上で一兆円に届きそうでそれに続く二位まで。まあでも最強の単独の外食チェーンに返り咲いたはそうでしょう。

 

比較だしそれぐらい。

今期増収増益計画。1Qでも強めの増収増益。月次も好調感あります。

 

財務

ちょい後退から、また復活。

 

(IRBankから)

一時は有利子負債も借りてたのがまた返してもとの財務健全。

中身見なくていいやつだと思うけど、有形固定推移だけ。

1300億でこれは2018年まで横ばいに近いのが、以降加速。2015‐2018でリストラをこなして以降は拡大という感じでしょうか。停滞から成長と言い換えても。

あとは見ない。

 

CF

 

 

2014、2015は営業CF赤字でガチで危機だったのね感。

それが復活というより過去より営業CFの水準もあがり復活して更に強化感。

増配も地味にはいるように。配当性向とかは低め。還元の本体は多分優待。

商品券みたいで、高いメニュー選ぶ計算を以下でしててこれを参考にすると、配当あわせて2.8%ほど。もうちょっと高いメニューも増えてるのでたぶんも少しマシだとはおもうけどそんなもん。

日本マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待紹介

 

ダスキン(4665)

業績

お掃除器具のレンタルと代行等々のいわゆるダスキンと、ミスタードーナツ

セグメント。ミスタードーナツのほうが稼いでそうですね。ミスタードーナツ以外もすこしあるようです。

(銘柄スカウターから)

比較なので流しますがずっと後退傾向から、目先反転が見られます。セグメント推移見ると主にフードの貢献でダスキンは横ばいとなりそう。

 

ではありますがROEなど。BPSも伸びてない・・けどIRBankで計算するとBPS成長率で2.76%/14年ほどで蓄財はしてる程度。まあ低成長ですね。ROEも5%はあまりつかなく低ROE

それで後述しますが、結構自社株買いが入ってますね。なので、銘柄スカウターとIRBankでBPS推移に差がつくと。

ということで蓄財はできる停滞蓄財ですが、目先コロナ以降の外食の好調でこの辺の傾向がかわるか?が焦点でしょうか。一応目先までその方向。1Qまだ。

 

財務

財務健全。増えてる感じでもないですね。

(IRBankから)

有形固定推移だけ。前期末504億で、ふてる感じよりは減ってる感じ。外食好調もお店を増やすとか攻めてる感じとも読み取りにくいかな。

それはそれとて財務は健全でBPSくらいは。

 

CF

 

だいたいFCFでてる。

それで現金維持。おおよそ財務健全にして稼いだらその分還元みたいな推移がずっと続いてますね。

(銘柄スカウターから)

日足週足月足の値動き判断

月足で調整こなして上げ感
週足であげ
日足で上げて調整
確認。

評価・売買判断

ホットランド(3196)

テクニカル的には、2014年上場で1037円から2015年に2545までつけるも以降ずっとさげて調整感。2020年くらいまで三角持ち合いみたいな調整から下放たれコロナで800までいったのち2022年まで1200〜1400くらいのレンジ形成から2023年以降上昇で目先は2718までで、過去の2545をやぶるところまで上昇。形としては、2545で突き落とされたのちに長い調整をして上昇転換で過去高値破りでわりと強めの上昇かなと。これに乗るというのも。

目先日足は下落にきれるので日足安値2377は切れそうですが、日足急騰前安値2080あたりは基準にできるかなと。2377でもいいかもしれないけど。2080切るとちょっと週足も上昇継続とみるのも怪しくなってきそうでやはりここではないか。

 


ファンダ的には、銀だこ・・を含むいろいろ外食チェーン。リゾートもたぶん少し。コロナ前まではスクラップ&ビルドして業績も資産も足踏み感あったのが、コロナ以後は買収や海外進出なども絡めて、スクラップしながら資産業績が増加に転じて目先はかなり勢いを見せている感じに。これは負債規模を伸ばさずできてるので結構偉いと思いますが、ニュートラルに業績見るとROEROAなどは高いほどでもなく、勢いにウェイトがありそうでここをどうみるか。

財務はいうほど心配なさそうもよくはない。CFは回りだしてる感あります。勢い継続でスルスルいくはままあるんでだからどうみるか。

評価。

PER36のPBR4.7ほど。高評価。外食としても高評価。外食はままバリュエーション高いこともあるけど、優待が引っ張ってそうなケースが多い中、現状の株価水準だと配当優待利回りで2%切る感じで純粋に高評価されてる水準になりそうだとは。とみると、現行水準はかなりの水準で成長性や利益率CFなどに優れるネットハイグロースもこのへんの評価帯にも多そうで、また上記で出したギフトが高成長で外食とした抜けた収益性でより低PERだったりと、あまり中身も抜けてそうでもない勢い以外はあまり見せてないものをこの評価でどうだろう?他のほうがよくない?とかの視点はあっていいかも。とはいえ目先の勢いとかはあるのでするするいくかもしれないのでどう考えるかだとは思いますが。

 

日本マクドナルドホールディングス(2702)

カサノバ社長のおかげ?で復活したぶん再び単独外食チェーン首位に。(複数ブランドまとめると一位ゼンショーだけど)、過去より売上も戻り収益性も高くなり、目下も成長感ある好調さをみせ。

財務は問題なく、CFも強く、業績にしても傑出まではいかないも普通に優秀で規模だけあるでくのぼうかというなら違うかなというくらいには優秀。

カサノバさんは去りました。

評価。

PER30のPBR3.6ほど。高評価ですね。わりと2018−2022くらいは株価維持というか、優待で株価形成してる感あった中から株高にきてるのが2023以降で。それがのびて日足レベル調整感ありますがここ5年で言えばPERで低い方、PBRでも高くもないでマクドナルドとしてはほどほどの評価帯。

同時にPER30ほどは知名度のあるそして好調な企業なら安くもないがむちゃくちゃでもないなくらいの感覚も受けるくらいで。

どうみるかですが、これまで会社が良化してもおそらく優待のせいで株価水準が高かったので会社の状態が株価に反映するには厳しかったのがようやく、会社の状態が良くなれば株価もあがっても不自然もないくらいにきてるのかもしれない。

ということで、グロース的な視点でもみれるかも?という水準かもだけど。普通に高評価で高成長ってみるのもしんどいかなって思うので、考え方ですね。マック好きだし優待もらいながら好調をみるってスタンスなら拾ってもいいかもくらいなところにはあるいはきてるかも。

 

ダスキン(4665)

ダスキンミスド。売上はダスキン寄りも利益はミスド寄り。ながらく手痛いというか後退の傾向が続いてるところから、コロナ以降はミスドが反撃する形で業績が攻勢にでてますが、投資とかしてるかんじでもなく、環境がそうなった感はあります。まあとはいえ、攻勢のトレンドが続くならなにか景色も変わるかも。

財務面は健全。それで維持くらいその中で稼いだら自社株買い含めての還元でBPSくらいは増えてます。

率とるならBPS成長2.5配当優待も合わせて額面3.9でちょい控えめ年リターン5.5%ほどでいいというならこういうのも。赤字もなく財務も固く底堅いしとりあえず目先順調だし。

評価。

PER18のPBR1.2ほど。ダスキンとしては2015年以降で比較低PERですね。PBRでちょい高くらいのようですね。なんだかんだ好調を折り込みつつあるようには。このへんをどうみるかですが、総合よっぱり現状維持の停滞蓄財がちょい好調だくらいには。どうみるか。

 

オリエンタルランド(4661)

 

ディズニーランドというかディズニーリゾート様。

セグメント。主にパークとホテル。利益率えぐい・・とレジャーとかホテルの10年営業利益率見ると近いのは東京都競馬32%東祥21.3%アメイズ18.6%につぐOLC16.5%で上位。一方ROAとかROICとかでは低くはないけど傑出まではどうかで普通に結構優秀くらい。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

業績。コロナで落ちるもコロナ前を超えてフェニックス。

売上も利益率もあげているようですね。どうやら客単価をあげる高級化路線がキマってるようです。

と、業績も復活して国内に同業敵なしでたぶん堀持ち。トップブランドの強さとか、優秀なのは間違いなく話題性とかの定量を超える部分で評価されるのは解せなくはないですが現在の水準のPER60とかPBR8とかはどうなんでしょうかという視点はもってしまうというか、ニュートラルに見て利益率などの優位性は見せるもROEROAとかROICとかの収益性とか、立地条件による期待できる成長率など定量面をニュートラルに見てもちょっと現状のバリュエーションは肯定しづらいなってところがあるというか・・これは株価が間違っているということでなく、株価が安いとかフェアーだと見るべきでなく高いけどそういう水準で株価形成してると見るべき案件で、安さとか成長性を追って選ぶ妙味は薄いというかもっとそういう視点なら他によっぽどマシな選択肢があるとしてるべきかなとは。それを超える定性面をみるとか他の視点で選ぶのはいいと思う。例えばディズニー好きで優待ほしいからとか。それでもいいわけでそれで選んでも投資として成功しているわけですし。未来はわからないにしてもね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

とくにないけど、出かけてる。あついのに。

 

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用語解説(日記比較編)

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