大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(8766)東京海上ホールディングス/東証PR/保険/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

東京海上ホールディングスとその他

株価

5472円(人々の歩みは順調そして加速してきている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2024/6/13のKABU+データをみて、実績から予想ROEで5%以上上昇かつ予想ROE10%かつPER15以下のものから気になったものをチョイスして比較します。総合収益性にすぐれかつ良化もすすみつつ高PERでもないものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年06月13日取得。東京海上ホールディングス。損保の大物。比較にこれも大物保険のT&Dに新参のSBI保険。ゲストに東京仲間の東京製綱。

保険は営業利益ないので経常利益を代入しています。


大物にしてもCAGR3%台で新参のSBIももっと低くかなり成熟感ある保険。BPSぐらいはなんとかプラス。その中でどっちもマイナスで苦戦してそうな東京製綱。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 8766 8795 7326 5981
企業名 東京海上ホールディングス T&Dホールディングス SBIインシュアランスグループ 東京製綱
市場/業種 東証PR/保険 東証PR/保険 東証GR/保険 東証PR/金属製品
時価総額(億) 108236.16 14255.52 251.18 206.77
株価 5472 2620.5 1012 1271
決算期 2024/03 2025/03予 2025/03予 2025/03予
予想売上(億) 74246.7 25600.0 1160.0 630.0
予想営業利益(億)/利益率 8425.76/11.35% 1800/7.03% 93/8.02% 39/6.19%
長期平均営業利益率/年 8.11%/17年 5.05%/18年 5.63%/8年 3.63%/18年
売上成長率(年複利/期間) 3.4%/17年 0.6%/18年 #NUM! -0.5%/18年
EPS成長率(年複利/期間) 12.6%/17年 5.6%/18年 #NUM! 3%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 0.4%/16年 1.5%/17年 3.9%/7年 -1.9%/17年
長期営業CF(億)/年 136283.06/18年 37224.34/18年 112.28/8年 37224.34/18年
長期投資CF(億)/年 -117526.49/18年 -30017.54/18年 -50.56/8年 -501.81/18年
長期平均FCF(億/年)/年 1042.03/18年 400.38/18年 7.72/8年 7.97/18年
PER 12.41 13.35 13.95 6.7
PBR 2.09 0.99 0.63 0.58
ROE 16.8% 7.4% 4.5% 8.7%
平均ROE/年 7.7%/18年 4.92%/18年 2.63%/8年 3.63%/18年
ROA 2.3% 0.6% 0.9% 3.5%
配当利回り(%) 2.91 3.05 1.98 3.15
配当性向 36.1% 40.8% 27.6% 21.1%
総資産(億) 305948.69 172071.10 2102.65 858.44
自己資本比率(%) 16.9 8.2 19 40.3
メモ あげ 増収も蓄財もできず あげあ 停滞蓄財
東京海上ホールディングス(8766)

業績

東京海上日動火災保険を中核とするグローバル損保グループ、業界最大手の1社。国内損害保険(自動車保険・火災保険・傷害保険・海上保険等)、国内生命保険、海外保険、金融・その他の各事業を展開。だそうです。

セグメント。海外比率も高めのグローバル企業。損保が中心ですかね。

(銘柄スカウターから)
目先伸びてるのも海外保険なところは。国内損保も地味に。売上。

(銘柄スカウターから)

 

業績大手で長期に伸びてもいて利益率高くなる傾向。

それであまり感想というか突っ込んで見るべきところもないというか、大きく変革が進む期もなさそうで、どこかでそれまでの延長ではない変質が起こってるとかもなさそうで、またそういうのに気づいて他者を出し抜くことが難しい超大手(時価総額10兆級)でもあり、ざっくり好調か不調を確認しながらバリュエーションも踏まえて投資判断をしていくという方向性でいいのではないかと思う。

なのでこまけーことはいいんだよ系の見方しとけばいいのではと。

その中で2009年は経常赤字。

「損害保険事業におきましては、経常収益は、正味収入保険料や利息及び配当金収入の減少など〜経常費用は、金融市場の混乱および株式相場の下落により有価証券評価損などの資産運用費用が増加したことを主因として」とかで、減益で保険事業というよりは運用先の市場状況に影響を受けてそうな。というのもあり投資市場があれるときは注意が必要かも。それで純利益だと2003年から赤字もなし。投資市場に影響はうけるけど長期にわりと堅実な業績と。

 

BPSも長期に伸びてないこともないけど、基本足踏みが強い印象。BPS成長をとっても0.4%/16年とかなり渋い実績。これは平均ROEが7.7%/18年であることを踏まえてもかなり低い水準。おそらく還元してそうとは目星をつけて後ほど確認。

さすがに好調で目先はROE二桁が続いてBPS増えましたが。

最新決算。

2023年度 | ダウンロードセンター | 東京海上ホールディングス - To Be a Good Company -

強い2023とか言っちゃってますし、中期経営のEPSCAGR8%にROE14%以上の株式売却入れて20%は強気な感じでノリノリ感ありますね。

ほかもざらっとみてもいかにも好調な感じはいたします。

ということで、この好調を見ながらってことでしょうかね。好調が途切れるのを測りながらそうなったら考えろとは言ってるつもり。

 

 

財務

資産増。一応純資産も増にはなりますかね。

(IRBankから)

前期末総資産30.6兆。有価証券20.7兆貸付金2.8兆買入金銭債権2.3兆その他資産2.8兆あたりが大きめの資産。こまいのに現金0.9兆有形固定0.4兆とか。

負債25.4兆で保険契約準備金22兆その他負債2.7兆で有利子負債2244億は社債のみで借り入れなさそう。

およそ保険契約準備金を有価証券にして運用してるで説明できそうな雰囲気。

それで、有利子負債<現金だし、保険契約準備金も有価証券も増えてて健全だし順調ですね感は。

 

CF

 

FCFもでてるけど、投資CF内に有価証券の取得があり余裕はだいたい有価証券に吸収されてあまりFCFが出ない構図。

それで還元大きめ。やはり。

配当性向も高めですがさらに自社株買いも頻発で還元性向は相当高めであまり余裕を残してないタイプ。なのでBPSが伸びてないとなる感じですね。ちなみにEPS複利とると 12.6%/17年で二桁。まあEPSはブレるのであまり今後もこれが出るとは信じにくいのですが。

(銘柄スカウターから)

T&Dホールディングス(8795)

業績

生命保険持株会社、保険料収入業界6位。太陽生命大同生命、T&Dフィナンシャル生命の3社を中核。

セグメント。会社ごと。

(銘柄スカウターから)

 

業績は目先は好調も横ばい感もつよめ。2009、2023は経常赤字で純損失もでてて成長性利益率ともに東京海上より一枚落ちるかなの印象。

 

ROEなど二桁はいかない程度ですが6%程度以上は割と出てる中 BPS成長率1.5%/17年は東京海上と同じパターンかもしれませんね。後ほど確認。

目先通期で売上利益高水準も計画は売上後退とかですが、保険会社はPLみるよりBS見たほうがいいかも感はある。

三社で決算資料出しててふざけてるのかと思わないでもないけど、まとめたのもありますね。

決算短信・補足資料|IR資料室|株主・投資家の皆さま|T&Dホールディングス

この辺増えてるからたぶん堅調。

あとはBSで。

財務

地味に規模拡大だけど地味でBPSも増えてるのか増えてないのか。

(IRBankから)

総資産17兆で、有価証券12.3兆で2020年くらいから横ばい感。

負債15.8兆で保険契約準備金で14兆。これも2020年くらいから横ばい感。

ほかはもういいや感あるというか、BS面でも足踏み入っているとはなりそう。

 

CF

 

2023、2922で営業CFマイナスも。責任準備金とか利息配当でマイナスなところもありますね。利息配当は保険絡みだと思うし実際安定的マイナスであるのでいいとして責任準備金のマイナスは事業後退となりそうで厳しいというか東京海上は同時期プラスですし。もっとも東京海上にしても渋いときは渋いので保険はそういうこともあると。

で還元はいっぱい感ある。還元性向500%超えとかもありどうみるか。

(銘柄スカウターから)

 

 

SBIインシュアランスグループ(7326)

業績

SBI系保険。

セグメント生保、損保、少額保険をバランスよく。

(銘柄スカウターから)

 

のびている。利益率も改善してますね。

ではあるけどBPSとかは伸びてない雰囲気でROEなども上記二社より低水準留意。

比較でながしまずが現状業績伸びてるけど、まだ低ROEBPSなども足踏みで今ひとつ進んでるとも見にくい部分があると。

あとはIRページでも見て。

決算説明会資料 | SBIインシュアランスグループ株式会社

みると保険契約数と収入保険も伸びててまずは順調そうには。

順調そうですね。

 

中期計画もでてて、このへんができるとさすがに良さそうなのでここを軸にみるのがいいのではないですかね。


ではあるけど現状はやっぱり低ROEBPSも伸ばすのもしんどそうですねという印象。EPSは上がってるけど毎年のびる感じでもないとスマートに株価にならないかなとは。近年は好調ですね。

 

財務

いうほど資産が伸びてない現実がありそう。

(IRBankから)

総資産2100億で有価証券1436億に現金335億。これがともに意外に伸びてない。

負債1700億で保険契約準備金で1435億あたりが主。

これはあまり保険金集めて運用するモデルじゃないのかな?とは思ったりもしましたが保険契約準備金と有価証券がバランスしてそうだしBS上は保険ぽくてどうか。

有利子負債とかなくて財務は健全。

 

 

CF

 

 

だいたい営業CFでてそれで有価証券買ってFCFマイナスが続くの図でしょうか。

配当はじめました。まだ配当性向も低めとはいえもう30%ほどですが。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

東京海上ホールディングス(8766)

テクニカル的には、月足以下わりと完全に順調感ある上昇トレンド。年足でも2012年くらいからずっと上昇感ありますね。もありここまで順調な上昇が長く続いてるのはなかなか珍しいかも。

ただ2007年高値1853から2012年550のドローダウンもあり順調が故に下に向かうとしんどい展開もみてたほうが。年足だと特に2024は急騰感もありますし。

順調が故に底定めが難しいというか遠くなりますが週足、2023年安値2960あたりが週足下落に向かったときの月足上昇継続ポイントとしてみるとか。日足4558あたりを基準に見る感じでしょうか。

このへんをみて月足以下の上昇継続を測りつつのるような。


ファンダ的には、順調なグローバル保険屋。長期に成長で純利益なら赤字もなく安定的。売上とか利益あるいはBPSとかよりは有価証券とか保険契約準備金の上昇でみるとストレスがないかもしれない。自己資本比率は低いも保険契約準備金の大きさが理由でこれを集めて有価証券で運用して利益得る事業モデルなので低いほうが望ましいくらい。有利子負債は少なくやはりこのへんでも健全で順調。

還元にかなり振り切るスタイルであまり余裕を残さず還元にむけてそうでBPSならあまり増えない。このへんをどうみるか。

それで目先はとくに好調そうなところがあります。BPSとかもそして配当も毎年増やしてる感じでもなく。なにをもって好調が途切れたとするかは考えておいたほうがいいかも。でもだいだいかなり好調に見えます。あとバリュエーション。

評価。

PER12びPBR2ほど。PERでいかにも平均というか東京海上としてはよくある水準。下はPER10切り上は20弱といかにも上も下もでこれだけ株高してもまあそんな水準はそんな水準。

一方でPBR2超え水準は普通に歴史的高PBR水準であり下はPBR0.5台もあり上は過去にもほぼないとなり、減益とかROEが下がってくるようなら震えて眠れみたいなところもあって、運用市場に業績影響されるし減配もするとかなると展開によっては見るも無惨な展開にもなりうるやつだとは思うのでそのへんどうみるか。まあ目先は好調ですね。むしろイケイケでPERとしては並。

 

T&Dホールディングス(8795)

保険大手も、長期に業績横ばい感あり目先好調な雰囲気もBSみると有価証券や保険契約準備金も足踏み入りいろいろ成熟感というか足踏み。停滞。

一応おおよそ利益は堅実に出るところのなかでBPSなどは伸びずの雰囲気は還元強めのせいかと。稼いでも還元するので内部留保というか企業価値向上が進んでない状況とは。業績財務みても進んでるという感じでもなく。

という停滞して還元してる保険屋さん。____といいましたが自社株は進み株数は減ってるとはみなせてEPS成長なら5.6%/18年ほどはでておりこれがそのまま出るかは不明もここでは企業価値というか株式価値は向上してますねとはなりますね。

評価。

PER13のPBR1ほど。正直停滞して利益は全部還元してる感じEPSは増えてると見てそれを年5%ほどとみて配当足して3%の年8%をPBR1ほどはいろいろこんなもんか感はなきにしもあらずであるいはこのへんがフェアーなのかもしれない。ではあるけど過去見るとおおよそPBR0.5P-BR1.1くらいの推移なのでT&Dとしてはほどほど高そうなPBRにいることは留意。長期にはROEをあげてないこもないので(自社株買いしてるのでその効果とはなりそう)そんな簡単に下に向かうのはどうかという見方もできますが、コロナあたりPBR0.3あたりもありそうであまりそのへん盤石とみるのもどうかとも見れてこのへんをどうみるかの塩梅。PLBSであまり進歩がなさそうな企業を動見るかの塩梅。

 

SBIインシュアランスグループ(7326)

SBI系保険屋。順調に業績向上で保険契約も増やしてきてる・・感はあるのだけど、ROEなどは低め感ありまたBSみても有価証券と準備金がさしてふえてなく今ひとつ好調な感じもしないと、PLとBSから受ける印象がかわるところがある。まあ業績伸びてるし、計画通りもっと伸びればさすがにとは思いますが。

評価。

PER14のPBR0.6ほど。業績がのびてるけど上記二社より低いPBRに置かれてる。かもめ的にはBSなどもふまえて解せるにはなりますがどうみるか。

PL好調なのでこのままいけばさすがにはあるし、BSにもぐっと反映されて見違えるのかもしれない。なにせまだ小規模でありますし。上記二社は普通に二桁兆クラスでここはまだ0.2兆くらすでありますし。この先もっと大きくなる未来がみえるなら普通に拾うのも。でも現状はいろいろこんなもんなようには見えたりします。

 

東京製綱(5981)

製鉄っぽい名前だけど金属線屋。繊維線もやるみたいですが。まあどのみちケーブル。

業績は長期に横ばい感あり2013とかは赤字もありますがおおよそ堅調・・でもなくて純損失は2002、2009、2012、2013、2020とかで厳しい環境になってくると純損失出やすい強くもない製造業感あります。

ROEにしても高くもないけど、2013の特別損失256億の事業構造改革費用241億以降はBPSくらいは増に向かってるのでこういうさえない製造業でも・・・といいつつ2013年あたりより株価は下なので厳しいですね感。

その中でコロナ以降はROEもかなり安定してBPSも右肩感であまり進まなかった財務改善なども進んでいて、つまりかなり好調で株高も進んでおり、今の環境がかなり製造業に優しい環境ですねってところはありそう。

そのなかで製造業としても評価されてもないPBR0.5台で目先の計画も堅調の範囲内っぽいのでこれはこれで好調が続くなら悪くもないかもしれないところもありますがさて。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

おでかけしててたくさんよさげな銘柄をしりましたが買うお金なくてどうしよう・・・ってなってます。で、なにか売ろう・・ってみてもあまり売りたいものがなく結局欲しいものが買えない。結構ある。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

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