大河の一滴

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(9889)JBCCホールディングス/東証PR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:3105円(人々は、しっかり準備した末に一気に駆け抜けることができるも息切れして足が止まってしまってる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
9889 JBCCホールディングス 東証PR/情報通信 551.87 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
665 51/7.67% 3.5%/18年 13.4 2.27
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-2.14%/18年 4.9%/18年 2.17%/17年 16.95% 8.6%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
341/18年 -60/18年 281/18年 15.62/18年 8.71%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
372.07 211.78 56.9% 3.41% 45.73%

 今日は分析。2024/5/29のKABU+データで配当利回り3%以上かつ予想ROE10%以上かつ実績で前期よりROEが伸びているもの(153銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。配当利回り3%以上で効率もあげているというのを拾う意図。6月なんか忙しそうなので二週連続。JBCCホールディングス。ITサービス大手。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年06月07日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「増益蓄財」

銘柄スカウターがみれないときに書いてます。ITサービス大手。

 

事業情報 | JBCCホールディングス株式会社

見る感じIT系でシステム開発って感じ。

原価率とか販管費みると原価率高めでだいたい受注開発系とみて間違いないかなとは。

(IRBankから)

下見ると売上減ってますが、従業員も減ってます。リストラ局面。

その中で、一人当たりも売上減るも増益傾向で、規模と売上→利益の方向性は出ててるかなと。

(IRBankから)

ついでに平均年齢もみると下がってますね。社内で起こってることを想像するとしんどいところもあるかもだけど、上記に加え組織の若返りも進むリストラだねとは。

(IRBankから)

業績。売上後退傾向から、2017年あたりで利益率を伸ばす傾向がでてます。

ROEあたりも以前は、低ROEBPSも伸びず渋い感じが2017年以降からROE水準もあがりBPSも伸びる感じに。2018年以降でBPS成長とると8.18%/6年でもっと長期だと2.17%/17年くらいで、これまで企業価値は向上してなかったのがリストラによって向上するようになったくらいの変化といえば変化。

 

という感じですが明確に減収の2018。

「今年度は4ヵ年の中期経営計画「Transform2020」初年度にあたり、「事業構造を変える」、「注力分野の明確化」、「新たな取り組み」を経営の基本方針として、お客様のデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを支援、更なる収益の向上に取り組んでまいり~、第1四半期連結会計期間末に連結子会社であった株式会社イグアスの全株式を売却した影響もあり、前期比では減収となりましたが、継続的な収益向上の取り組みにより増益」

「Transform2020」

注力分野明確化。

 

このへんに集中だそうで。

それでこんな感じ

それでこういう計画が立ってますが、実績として2021は売上600億に営業利益26億。純利益超過。経常はだいたい近似値で、コロナ前に立てた計画が近似値決着してると。

 

と、実績として計画したのをしっかり着地させたというのはありますね。

それで通期決算とともに中期計画も。

決算説明資料 / 中期経営計画資料 | 株主・投資家情報 | JBCCホールディングス株式会社

全中期計画は順調ですねという推移はしてますね。

 

新中期計画の数値目標が。これまでもしっかり着地あるいは上振れできてるのもあり、これを軸にみていくのがいいのではないか。

ここまでできると結構優秀ですねってくらいの水準かも。ROE17%の目標もあり、こおまでいくとなかなか目立つ程度のなるかも。

・・・ここまでみて結構変わったなと思って社長変わった?とかみるとホールディングスで現社長は2019年就任ですが、事業会社とかは2012年なのでいうほど関係ないかも。

 

財務

総資産は増えてもないけど、目先は純資産増に有利子負債もなくなりました。

(IRBankから)

前期末総資産372億で有形固定16億増えてない。流動297億で目先増えてますね。現金99億売掛83億契約資産45億商品31億、前払い費用29億あたり。

クラウド注力とすると契約資産あたり増えてそうとみるとふえてますね。

有価証券26億

負債160億で流動負債152億で手形49億で未払費用47億未払金12億契約負債25億あたりが主。だから有利子負債はなくなって、かなり負債の質もよく総じてあまり無駄なものもあまりなくなってるようには。

 

CF

営業CFはだいたい安定。2023、2024は水準が低いけど、売上債権及び契約資産の増減額とか棚卸し資産の影響でこのへんを強い故の減少と見るか、弱いから減ったとみるか。
でも過去からだいらいFCFはプラス。このへんは設備投資が要らない受託開発(だと思うけど)の優位性。

還元強化きてる。自社株買いも絡んで増配傾向。配当性向45%以上の目標がきてますね。

(IRBankから)

 

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげ
週足であげて調整
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期上げ。その中で2020-2022くらいで調整で2022後半以降週足レベルは結構躍進かなと。それが日足レベルでは下落で現在は週足レベルの上昇がひとまずとまり、日足レベルの下落にきてると。

この日足下落が週足の調整がどこでとまるか?そのあと月足レベルの上昇が続くか?を図る感じでしょうか。

週足の2023年安値とかが1738はめっぽう遠く、日足安値2972はすぐ切れそうでもあり、基準自体は起きにくそうなところには。上はいろいろ4230。

あとは月足12月移動平均線はタッチしてるのでそろそろあるいは24月平均タッチあたりとか。週足ならみんなもう割ってます。


ファンダ的には、おそらく受注システム開発。過去はあまり冴える感じでもなく低RPOEでBPS成長も渋い感じでしたが2018年以降くらいから中期計画を軸に規模は後退もどんどん利益率や収益性などをあげてきてて、選択と集中的リストラ局面でそれがかなりうまくいっている感じには。資産は既に増で、売上も向上の計画が出ており筋肉質かを果たしたうえで成長の段階に来ているのかもとは。

財務とかCFも問題があるようには。還元も強化で、中期計画を基準に良化を見る感じにいけばいいのでは。

評価。

PER13のPBR2.2。2018年位以降で平均的なPERくらい。以降くらいでPER10-22くらいのレンジで上も下もあるけど平均も下よりに近いくらいの塩梅でしょうか。過去は調整も長めでもうちょっと下は見ておくべきかもとは思いますがそれも踏まえて。

一方PBR2.2ほどは過去からどんどんあがってる感じで、減益とか低ROEに向かったらひどい目にあうやつでそのへんも踏まえて。まあ計画ROE17ができたら上だろうな感はありますがさて。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9889

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9889

IRBANK:https://irbank.net/9889

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転中。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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