大河の一滴

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(8043)スターゼン/東証PR/卸売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2807円(人々は、長い登道の中で長めの休憩をこなしてまたゆっくり歩み出してきてる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
8043 スターゼン 東証PR/卸売 548 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
4120 94/2.28% 1.4%/18年 4.96 0.7
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
3.3%/18年 14.97%/18年 7.4%/17年 14.1% 8.2%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
755/18年 -607/18年 148/18年 8.25/18年 4.88%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1611.8 779.99 48.4% 3.21% 15.91%

 今日は分析。2024/5/29のKABU+データで配当利回り3%以上かつ予想ROE10%以上かつ実績で前期よりROEが伸びているもの(153銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。配当利回り3%以上で効率もあげているというのを拾う意図。6月なんか忙しそうなので二週連続。スターゼン。食肉卸の国内最大手。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年06月07日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

お肉系卸。

こういうの。

商品情報 | スターゼン株式会社

 

業績。毎期増収増益するかんじでもなく、利益率なども薄利なところもありこの辺は卸って感じですが、長期に成長だし利益率も伸ばしてきてる感じ。ついでに2000年からみて営業赤字もなし純損失でも2002年のみで卸っぽくかなり底堅い印象。

それで売上成長率3.3%/18年と高成長ではないです。やはり堅実なかで良化が進むというかんじでしょうか。

 

それでBPSは右肩。そしてROEがかなり高いところまできてますね。二桁も散発。

BPS成長をとると    7.4%/17年でEPS成長ならROE伸びてるのでそれ以上になります。

堅調ですが大枠は停滞蓄財の文脈でみてるのが妥当かなとは。

それで食品卸18社でフィルタ。10年利益率、10年成長率、ROIC、PBRで売上成長率でソート。

原価率などみると一応長期に微妙にコストダウン。販管費もですかね。

(IRBankから)

 

食品卸で一応トップの成長率。ROICや利益率PBRでは真ん中へんですね。ROEは上位みたい、

(銘柄スカウターから)

 

抜けた存在とはしにくいけど、堅実で順調感はある食品卸と。

あとは決算でも。

説明会資料 | IRライブラリー | IR情報 | スターゼン株式会社

2024通期で、減収増益。

一応はるけどいうほどなんか特記することもなく


あとは中期計画あたりもでてて数値目標も。ROEとかは目先実績より下とかもあるのであんま期待するな感も。計画は増収増益。計画は上振れも下振れも。どちらかと言えば保守よりかな。

 

 

財務

資産ふえてる。財務も改善。

(IRBankから)

目先総資産1611億。有形固定309億。増えてなくもないけど、2014年294億で横ばいにちかいですかね。

流動1052億。2014億534億なので増えてる。商品341億売掛326億現金170億、前渡金126億あたり。主に商品増えてる。その他有価証券200億。

負債831億で、有利負債393億に未払104億買掛187億とか。負債の質はわるいし自己資本比率も低いけど改善してるし有利子負債比率もへってるし良化は進んでますね。

 

CF

 

営業CFはだいたいでてますが、長期平均FCFは 8.25/18年と弱めか。まあこれは投資有価証券も入ってるのでもう少しマシとなりそう。
配当性向とかも高くもないけど長期にじみあげ。

余裕を見て自社株買いも・・ですが、CFはそんなに強くもないので期待はするなでしょうか。

(銘柄スカウターから)

 

月足週足日足の値動き判断

月足で、目先好調っぽいもまだ長期レンジ内。

週足であげ

日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、よくあるリーマン後から2018年まであげて以降調整で目先好調のパターンですが年足。

バブルから2002まではおいといて、2002年以降はずっと上昇は上昇ではきていると。2070-850のドローダウンとかもありますが。

そのなかで2018年で跳ね返されてまた高値チャレンジな感じには。

いろいろ3335越えられるか、ここを超えると週足で順調でそして月足もっといえば年足単位の上昇トレンド継続となるのでここがいろいろ節目。

週足以下は以下にも順調で、週足安値2370とか日足調整安値2610とかみながらトレンド継続お祈りがいいのではないかとは。

 


ファンダ的には、食品卸。いろいろみても食品卸という感想。堅調だけど傑出してるかんじでもないし成長企業って感じでもないけど長期には伸びてるし、利益率あたりも良化。なにげにROEあたりも二桁とそれなりに優秀くらい。引いてみるといぶし銀感はある。

あとはそこそこ優秀な食品卸感。だいたいよくある専門卸。CFがそんなに強くないとか財務は自己資本比率低めとかでいろいろよく見るタイプ。

そのへんをざっくりまとめると停滞蓄財の専門卸。BPS成長は実績7.4%/17年とかでこれに加えて配当とかで実のところ結構優秀な方になりそう。

評価、

PER5のPBR0.7。ちょっと純利益は営業利益のわりに跳ねてそうでPERは控えめにみてたほうがいいかも。それでPBRでみるといかにも堅調な専門卸の範囲内で、ちょい安いかもなあ程度かなとみると上も下もって感じでいかにもスターゼンとしてあるあるな範囲・・の中で過去はPBR0.52-01.2ほどなのでちょい安いくらいでしょうかね。

BPS成長に配当たせば年10%もあるかもしれなくそれをPBR0.7程度気づけば悪くもない結果になりそうにも思えますが、どうみるか。

できればもう一声とかいいたくはありますが。PBR0.5台とかくれば拾うのも結構いいかもですね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=8043

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8043

IRBANK:https://irbank.net/8043

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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