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(4189)KHネオケム/東証PR/化学(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2261円(人々は、アガってサガって疲れてもうしばらくじっとしている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4189 KHネオケム 東証PR/化学 839.95 2024/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1211 118/9.74% 9.6%/10年 9.97 1.3
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-1.68%/10年 12.43%/10年 12.36%/9年 13.18% 21.4%/10年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
947/10年 -482/10年 465/10年 46.47/10年 5.34%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1244.98 637.45 51.2% 3.98% 39.69%

 今日は分析。2024/5/29のKABU+データで配当利回り3%以上かつ予想ROE10%以上かつ実績で前期よりROEが伸びているもの(153銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。配当利回り3%以上で効率もあげているというのを拾う意図。6月なんか忙しそうなので二週連続。KHネオケム。ファインケミカル系化学。旧協和発酵ケミカル。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年05月31日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

ファインケミカル。

ファインケミカル - Wikipedia

「純粋に精製された単一の化学物質で、商業的には化学反応により生産され、高度に専門化された用途へ用いられる。」

 

ということで、以下のような製品。いかにも基礎原料とか薬品ってラインナップ。銘柄スカウター業種も基礎原料でカウント。

製品一覧 | 事業・製品 | KHネオケム株式会社

 

業績。株探貼りましょうか。上場前データもありで。

伸びてないわけでもないけど、後退も多く停滞と見ておくべきかなとは。

(株探から)

上場は2016年末以降は利益率も安定しいかも停滞。利益率10%程度はありそうで、わりと安定的。


BPSは右肩。   BPS成長で12.36%/9年でわりと優秀。ROEも二桁前後を維持でですがさがってるところもあり今後はここまででないかも。EPSはブレもあり時期によっておおいに水準違う。

総合停滞蓄財だなとしか。あまりそれ以上ともそれ以下ともみにくい。

 

前期末。ざっとみてこれが成長とか後退だとか読み取るのは難しいと思うところでだから停滞。

決算説明会資料 | 株主・投資家情報 | KHネオケム株式会社

 

 

財務

財務改善。

(IRBankから)

前期末総資産1244億、有形固定467億で上場くらいから伸びてますね。

流動662億で受取手形327億商品159億とかに現金97億。

負債は580億、手形類258億に有利子負債148億その他。

同時に有利子負債は減る傾向で自己資本比率も向上。

まあ問題ないのではないか。増収傾向がさほどない中有形固定増えることをどうみるかくらい。

 

CF

 

営業CFはでてそれと投資にむけてトータルではFCFでる長期平均FCF46.47/10年で負債を返済しながら還元を増やしてきてる感。それで33億まで。還元性向もかなり高くなってる感でこれ以上はどうだろうね?感あり。有利子負債もまだ残ってるもありますし。

(銘柄スカウターから)

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてもみあい
週足でさげてもみあい
日足でもみあいかな
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、大枠は2018年までに伸びて2018年4610。以降はコロナまでの1158で高値3540、2919で切り下げ安値は2235。2140で切り下げにはなるけど、1158からは切り上げで、若干変形も三角持ち合いの推移感は。

そのなかで週足2023以降はよこよこ感あり、三角持ち合いで極まっている感はあるので、上でも下でも放れるとトレンドがでるかもみたいな視点でみるといいんですかね?

その視点で週足2476、下は2140あたりが基準になりますかね。あるいは2476はそれ以前の2457を破るものでレンジ突破であるいは放たれとみて2153、2167あたりを基準に見て上昇期待するのも。


ファンダ的には、ファインケミカルというかいろいろなものの基礎化学原料感。

わりと利益など安定的でROEも低くもなく、BPSくらいは右肩。ただ成長性はどうかというところで、やはり停滞蓄財の文脈でみるのが正しそう。目先決算もそのうような雰囲気かと。

FCFは普通にプラス。それを負債返済に向けてましたが、だんだん還元も増やし目先はだいたい還元に。負債もあり成長性も微妙で増配余力はさほどなさそうというか成長がないとむずかしいかも。また還元もありでBPS成長などはROE水準よりも落ちるかも感もあるかも。

評価。

PER10のPBR1.3。いかにもほどほどな評価という印象。配当利回り4%くらいでここが基準で株価形成してるようにも。

KHネオケムとしてもほどほど低いPERもありいかにもフェアバリューって印象もうけますが、利益は底堅そうで、BPSくらいは伸びそうで配当もでそうでフェアバリュー並のリターンは見込めるかもとは。

ではあるけど、還元性向あげてきてBPS増減で成長性も微妙でそのなかでほかよりマシか?ならもっといいのもありそうにも思えますがさて。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4189

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4189

IRBANK:https://irbank.net/4189

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにありません。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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